問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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落ち込んでい顔なんて見たくもないからね

「……という訳じゃ」

 

和装ロリは累から聞いた説明を聞いた十六夜達は、愕然とした。

 

「家族や友人に電話して回ったというのは、入れ替わりが激しかったから嘘になるのか」

 

十六夜はしばらくしてそう言った。

 

「そうなるの……。何故黒ウサギにそのことを打ち明けなかったのかは本人から聞くといいじゃろ」

 

白夜叉はそういうと立ち上がりその場を去った。

 

残された十六夜達は累が心配になり様子を見に行くことにした。

 

一方その頃、累は十六夜達が累の事情を説明している時に目を覚ました。

 

「和装ロリに全てを話したけど、信じる信じないかは自分で決める……か」

 

身体を起こし窓を見てそう呟いた。

 

コンコンとドアをノックする音がして、ゆっくりとドアが開く。

 

「累さん……起きてる?」

 

そういったのは飛鳥であった。

 

「起きてるけど?」

 

累は不安そうな顔をして様子を伺う十六夜たちにそう返した。

 

「! 累さん! もう具合は大丈夫なの!?」

 

「うん大丈夫だよ。もうしばらくは……って言っているあいだに変わるけどな」

 

累はそう言っているあいだにも男になる。

 

それを目の前で見た十六夜達は驚きを隠せなかった。

 

「本当に変わるのかよ……」

 

十六夜は累を見ながらそういうと

 

「まあな。変わるのは不定期だ。変わる時期は激しいので雨が多い日だな」

 

「雨? 何で……雨なの?」

 

「さあな? 梅雨の時期がはっきり言って疲れるんだよ。こう言うのは」

 

「あ! 名前決めませんか?」

 

青ウサギが思い出したかのようにそう言った。

 

「は? 名前ってあるだろ?」

 

「そうじゃなくて、累さんの男性バージョンの名前ですよ。あったほうが便利だと思いませんか?」

 

何故かこのウサギやたらテンションが高い。

 

「おお! いいな! それ!」

 

「そうね! いいわね!」

 

「うん。いいと思う」

 

十六夜達も何故かテンションが急に上がる。

 

さっそく名前を決めようって事になり、十六夜達は早速取り掛かるようにしてその場から立ち去った。

 

「………まっ。テンション高いほど疲れるって言うからな」

 

累はそういいながら、また窓を眺めた。

 

「つうか、ギフト発動してるのに気づかないってどうよ?」

 

十六夜たちのテンションが急に上がったのは累がギフトを発動させたからである。

 

「『気分上昇』ってな。気持ちが下がっている時に可能なギフト。あの漫才師の奴らにも使った

 ぐらいだし、多分大丈夫だろ」

 

累はそういうと部屋を出て十六夜たちがいる所へと向かった。

 

「落ち込んでいるやつの顔なんか見たくないっての」

 

そう独り言のように呟いた。




参考として 名探偵コナンのコナンが新一に戻るときに悲鳴をあげているんですが
それを参考しました。

次回は、累(男性版)の名前が決まります。
そのあとは原作に戻る予定です。

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