問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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怒らせたら危険。

場所は移動して白夜叉が用意したゲーム盤の内の一つである草原が広がる空間。

 

「さて、佐伽羅がいない分張り切っていくぞ。いつも通り二手に分かれて………まとまりねぇ………」

 

佐伽羅と黒ウサギと十六夜の三人がこの中にはいないため、代役を雨本に任されていたのだが、ツッコミ役とまとめ役である黒ウサギがいないことで、残りのメンバーはだらけているし、

 

「佐伽羅がいないとやる気なんて起きないわ!」

 

とペストはそういって帰ろうとするし、佐伽羅がいない方で試したら結果がこれである。

こっちは、愚痴るから合わせてやってんのにと雨本はキレる寸前であってそれを言おうとしたら

 

「うっさいなぁ~。あんたら、ふざけてるの?」

 

羽村の普段の声から一オクターブ引いた感じの声にだらけていたメンバーは身体を震わせた。

 

「こっちは、こっちで佐伽羅がいると進まないつうから、今日はやめておこうって話しになってんだけどさぁ………やってみたらあんたらはだらけるしふざけてんの?」

 

それから羽村の説教という名の愚痴りタイムが五時間以上続いた。

その間、雨本と羽村以外の全員は正座をさせられていた。

 

「あの~そろそろ足を崩したいのですが~……………」

 

「正直限界………」

 

「うっ…………う~~~」

 

「今日はこのまま反省するといいよぉ。ね、雨本?」

 

ラッテン、耀、ペストの訴えに声はいつも通りだが、未だに虫の居所が悪い羽村は雨本にそういうと雨本は頷きながら

 

「そうだな。お前らがだらけなければ今頃訓練は進んでいたつうのに」

 

呆れるようにそう返す。

 

ヴェーザー、レティシア、飛鳥は何も言えずに頷くだけにとどまっている。

というか怖くて何も言えないのである。

 

「とりあえず、制限時間がくるまで、ずっと正座だねぇ」

 

羽村は口角は笑っていたものの目は完全に獲物を捕らえる恐ろしい目をしていた。

それをみた雨本以外の全員は同時にこう思った。

 

(羽村さんを怒らせたらいけない!)

っと。

耀と飛鳥は二度目の光景だったがすっかり忘れていたようで思い出しただけで震えが止まりそうもなかった。

 

 

一方の佐伽羅チーム。

 

佐伽羅は最初から勝負するきがなかったことを知って十六夜は走ろうかと思ったが…………

 

「あ…………駄目だ。すっげー筋肉痛だ」

 

突然の筋肉痛にダウンで黒ウサギは

 

「はふはふ! ひひゃひょいはん。ほれふはいへふよ!!」

 

「せめて食べ終わってから言いやがれ!! 黒ウサギ!! なんて言っているかわかんねーぞ!!」

 

「十六夜さん。これ美味いですよ!」

 

「へーそうか…………………いつからいやがった佐伽羅」

 

十六夜の質問に突然現れてきた佐伽羅は笑いながら

 

「ついさっき。お疲れさま―!」

 

そういって十六夜の腕をばしばし叩く。

 

「いつっ!! おい!! わざと狙っているんじゃねえだろうな!?」

 

「そうだよ?」

 

十六夜の怒り混じりの問いに佐伽羅は、当たり前のように返した。




ふはははん。
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