問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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佐伽羅はひきょう者

「じゃあ、紹介します! ペットのガルドさんでーす」

 

「どうも……」

 

佐伽羅によって強制的に連れてこられて自己紹介をされる。

ガルドは以前戦った敵と会いたくないと拒んでいたがどうも苦手意識はとれないようである。

他の子は、普通に挨拶を交わしていくが、雨本と羽村はじーっと怪しい目を向けている。

 

んで、佐伽羅の部屋。

 

「で、いつから記憶を改ざんしたんだよ。お前」

 

雨本は呆れながらそういう。

 

「! 分かるのか!?」

 

ガルドは驚愕しながら答える。

 

「佐伽羅がギフトを発動するとそれを防ぐギフトがある俺と羽村だけは無効化されるんだよ。だからいつ発動してそうしたか不明なんだけどな……」

 

雨本はそういう。

 

「えっとね、雨本達が作戦会議をしているあたりからちょくちょくと」

 

佐伽羅は苦笑いをしながらそういうと

 

「結構前だな……」

 

呆れながらも雨本は納得する。

 

「何の作戦会議なんだよ?」

 

ガルドは不思議そうに聞いてきたので、佐伽羅の部屋なのにベッドの上でくつろいでいる羽村は

 

「いつ強い敵が現れてもおかしくないように佐伽羅VS黒ウサギ達で勝負をするんだよ。模擬戦を行った映像もあるから見てみるぅ?」

 

ガルドにそういうと羽村は佐伽羅の部屋にあるテレビのスイッチを押す。

で、30分の模擬戦映像を観賞する。

 

30分後の観賞後

ガルドはまず放心状態であった。

で、

 

「あれはどういう模擬戦なんだ?」

 

と問いかけた。

答えたのは佐伽羅。

 

「鬼ごっこだよ。30分以内に誰かが一人私を捕まえられたら黒ウサギ達の勝ち。もし時間制限以内にだれも私に触れることができなかったら私の勝ち。簡単でしょ。十六夜少年は結構もったほうだよねぇ。それで筋肉痛にならないのがすごいけど」

 

「佐伽羅が青ウサギと十六夜に走りの訓練をつけたからだろ。あれで筋肉痛は起こらなくなったって言ってたぜ」

 

珍しくツッコミを入れながら雨本は佐伽羅にそういう。

 

「で、終了間際で十六夜が触れたが消えたのはなんでだ?」

 

ガルドは次の質問をする。

 

「あれはね、残像」

 

「は!?」

 

「面白いよねー。誰も残像だって気づかないんだし。にゃはは」

 

面白がる佐伽羅に若干引いているガルド。

 

「んで、佐伽羅嬢さんはどこにいたんだのかねぇ?」

 

ガルドはそういうと佐伽羅は映像を巻き戻して停止し指をさす。

 

「ここだよ」

 

ガルドは映像をみてしばらく睨めっこして

 

「あぁ!? 分かりやすい所にいるぅ!?」

 

驚きのあまり口調がかわるガルドさん。

安定しないな。

 

「まだまだだねぇ。雨本達にもこれが残像だって教えてないから本番は残像を使おうかなぁ」

 

佐伽羅のつぶやきでガルドは周りを見ると雨本と羽村の動きが止まっていた。

 

「な、なんだこりゃあ!?」

 

「時間停止? 結構便利だよね」

 

ガルドの驚きの質問に佐伽羅は笑いながら答える。

 




チートな佐伽羅である。
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