問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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否定十六夜

その日の夜。

 

「あれ? また夜来ませんでしたか?」

 

隣で聞いてくるのは黒ウサギである。

佐伽羅は背伸びをしながら

 

「気のせいじゃないの? それとも太陽が二回回るほどのおかしい出来事が起きたの?」

 

「起きてないです!! 錯覚ですね。あ、一緒に入りませんか? 耀さんと飛鳥さんもご一緒ですよ?」

 

「んじゃあ入るよ。誘われたからね」

 

佐伽羅は承諾する。

 

「次いでですから羽村さんも呼びましょう!」

 

黒ウサギは嬉しそうに言いながら佐伽羅の先に進む

 

「それはやめたほうがいいよ?」

 

「へ?」

 

カチンと固まる黒ウサギ。

おんぼろ機械のようにぐぎぎと軋む音が聞こえてきそうな感じで振り返る黒ウサギ。

 

「今……なんと?」

 

「あれ? 聞いてないの? 羽村は「ちょぉっとぉ黙ってくれませんかねぇ? 佐伽羅さん」あ、羽村」

 

佐伽羅の話を乱入してきたのは羽村である。

 

「羽村さん!? あ、羽村さんも一緒にお風呂どうですか? ここ最近一人で入る姿を見たという目撃情報もありますから」

 

黒ウサギは羽村の肩をがっしり掴みながらそういうと

 

「それはぁ遠慮しておくよぉ。今日も一人で入りたいからねぇ」

 

羽村は嬉しそうに笑いながらそういう。

 

「どうしてですか? 一緒に入ったほうが楽しいと思いますけど……?」

 

黒ウサギはそう聞いてくる。

羽村は少し困った風な顔をして

 

「事情は佐伽羅に聞いてよぉ。じゃあねぇ」

 

そう言ってその場を立ち去った。

黒ウサギは佐伽羅のほうをみて

 

「佐伽羅さん。どうして羽村さんは一緒に入ることを拒んでいるんですか?」

 

黒ウサギは少し真面目な口調でそう聞いてきた。

 

「進みながら話しても遅くはないけど、耀と飛鳥にも話しておきたいし、その話はお風呂に入ってからでいいかな?」

 

佐伽羅は少しほほ笑んでからそう答えた。

 

 

羽村は屋上に上って天体観測をしていると十六夜が現れた。

 

「よ。風呂には入ったのか?」

 

「後で入るのさぁ。十六夜は?」

 

「天体観測。あ、ついでだ。佐伽羅の秘密を教えてくれねえか?」

 

十六夜は思い出したかのようにそう聞いてきた。

 

「何を?」

 

「佐伽羅の年齢」

 

「えぇ~~~。女性にそういうことを聞くかなぁ?」

 

「いいじゃねえか。 佐伽羅は別に年齢を知っても構わないという顔をしているしさ。見た目はおんなじなのに少年扱いを受けるのがどうも……」

 

十六夜が愚痴り始める。

それをみた羽村は、

 

「ん? 十六夜は佐伽羅と付き合いたいのかなぁ?」

 

そう聞いてみると

 

「!! はぁ!? ち、チゲーよ!! そんなんじゃねぇよ!!」

 

ひどくあわてて動揺して顔を赤くさせている。

 

「分かりやすいなぁ。十六夜」

 

「そんなんじゃねぇ!!!」

 




展開がすごいという
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