問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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第183話

雨本はジンとヴェーザーの付き添いのもと買い物をを行っていた。

 

「やあ、いらっしゃい雨本くん」

 

野菜を売っている店員はいつも挨拶を交わしているのかそういう。

それを見たジンは目を丸くしながらも感心する。

 

「雨本くんのおかげでこっちは売れなくなった野菜が飛ぶように売れて大助かりだよ。今日は買い物かい?」

 

八百屋の犬耳おじさんはそういう。

 

「そうだな。子供たちは育ちだかりだからよく食べるんだよな」

 

「はい! 最近は好き嫌いをする子も少なくなっていて雨本さんも大変ですからね」

 

雨本はちらりとジンを見るとジンは頷きながらそういう。

 

「ははっ!!! そりゃあよかったよ。じゃあこれはペットの餌だ」

 

八百屋のおじさんはそういうといかにも腐ってそうな野菜を雨本に渡した。

雨本はそれを不思議に思わず平然と受け取りポケットからパック詰めにしてある、あるものを八百屋のおじさんに渡した。

 

「確かに受け取ったぜ! じゃあ、これとこれとこれを持って行ってくれても構わないぜ」

 

「ありがとうございます」

 

雨本は八百屋のおじさんに言われたものを袋の中に詰めてヴェーザーに渡して先へ進んだ。

 

「今のはどういうやり取りなんだ?」

 

ヴェーザーは雨本から渡された袋を買い物無限袋に入れながらそう答えると

 

「見て分かるように物々交換さ。佐伽羅がサウザンドアイズに漬物を渡したのを知っているだろ? あれを使って、売りさばくようにしているのさ。他のコミュニティしか手に入らない特産物を無料でもらい、ノーネームでそれを漬物にしたりデザートにしたりする。それで作ったものをまた他のコミュニティに返して、そのコミュニティがそれを街行く人に売りさばく。利益は他のコミュニティが9%残り1%はノーネームに入るというわけだ」

 

長ったらしい説明をする雨本にジンは少し混乱する。

 

「じゃあ、猛獣たちの餌用に渡している腐敗品はなんですか?」

 

ジンは少し頭を押さえながらそういうと

 

「新鮮な野菜が売れ残った場合、それを廃棄処分として捨てるのが一般的になっているんだ。消費期限切れのお菓子や、いかにもカビが生えてそうな奴とか生もの類はとくにな。客は新鮮なものしかとらないたちだから、売れ残りをもらうことで廃棄処分となるお金を省くことが出来るんだ。コンビニとかは廃棄処分が出るとそれを破棄するお金が必要だからなるべく新しいものは仕入れて売れなくなった商品は仕入れないようにするような仕組みになっているんだ。深夜コンビニでバイトしたら廃棄処分される製品が必ずもらえるとは限らないからな。まぁ簡単にいえば廃棄処分されるものにお金かかるし食べれない腐敗物は猛獣たちにとってはありがたい食事になるわけだ」

 

「あ、雨本? コンビニってなんだ?」

 

箱庭にはコンビニというものが存在しないのでヴェーザーはそういうと

 

「………気にするな。次に進むぞ」

 

雨本はそういうと足早に進んだ。




商売なんてやったことないのに適当なことを書いています。
これであっているかどうかさえ不安なんだが……

コンビニなんかは、人通りが少ない場所だとそういう廃棄処分を減らすべくなるべく売れるようにしようという考えはあるようなんですが、それを深夜コンビニで店員している人が廃棄処分をもらえるかというともらえないので、そういう話に。
あ、経験上です。
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