問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
雨本が買い物をしている間、羽村はボベー達を引き連れて散歩をしていた。
「それにしても佐伽羅さんと羽村さんと雨本さんが私たちより年上だと聞いた時は驚きましたよ。なぜ今まで黙っていたのか教えていただけないでしょうか?」
いきなり連れてこられたのにも関わらずヒュノスは文句を言わずに話題を振る。
「あれぇ? どこから聞いたのぉ?」
羽村はボベー達に話していない事を思い出しながらそう聞くと
「羽村さんと十六夜さんが話しているのを聞いてたっす」
タトスは少し胸を張りながらそう答える、
「盗み聞きは良くないといったけどな……」
ボベーは付け足すように答えながら呆れてる。
「で、今日はどこに連れていくんすか!?」
タトス盛大にこける。
「おいおい……怪我してないかタトス」
手慣れているボベーと救急箱を取り出すヒュノス。
タトスは、よくこけるようでそれを準備しているボベーとヒュノスもすごいのだが……
「佐伽羅さんから『タトスの歩き方はへんだよね。あのまま歩いて行ったら1m付近で倒れるんじゃないかな?』って言ってたからな。こっちでは練習してはいるんだが……無自覚だからな」
手際がいいのをみてて不審に思っていた羽村にボベーは付け足すようにそういう。
「そぉなんだぁ……じゃあ、タトスの歩き方を直すためにれんしゅうしよっかぁ」
羽村の思いつきの発案によりタトスは歩く練習をさっせられることになった。
「じゃあタトス。普通に歩いてみてぇ?」
広い所に出た羽村達はまずは普通に歩くタトスを見たいためタトスを中央に置いて歩かせてみると
「左、右、と歩くのに対してタトスは左、上、左、右、上、右の交互で歩いてますね……。生まれた時から傍にいる我らでさえ気づかないとは……」
「歩き……だよな……? スキップじゃないよな?」
「……取り合えるボベーとヒュノスも歩いてみてよぉ?」
タトスが歩き終わると各々の感想を述べるが、羽村はついでにとボベーとヒュノスを歩くように促した。
で、二人とも歩き終わる。
「どうでしたか? わたくしとボベーの歩きは?」
ヒュノスは腕組をしながら座っている羽村にそう聞くと羽村はボベーをみて
「ボベーの歩き方は男子特有の歩き方ではなくなんか女子っぽいです」
ヒュノスをみて
「ヒュノスの歩き方は一般的で普通の歩き方です」
そういった。
「え、女っぽい……だと!?」
歩き方なんて普段気にしなかったボベーは羽村にそういうわれショックを受ける。
「一般的で普通ですか……喜んでいいのやら困りますね」
それに対してヒュノスはふふふと笑う。
歩き方に対しての練習。
訓練はしばらくお待ちを