問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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服装は一番いいものに

なんやかんやで決勝は八日後になった。

 

――――境界璧・舞台区画・暁の麓。美術展、出場会場。魔王側本陣営。

 

「あなた面白い人ね。〝元仲間〟だった人達があなたを見て驚きもしないもの」

 

展示会の大空洞に居座っているロリロリさんはそういった。

 

「そりゃあね。〝記憶を削除〟しておいたから。まあ、祭りが終わったら元に戻すけど」

 

累はニヤニヤしながらもオセロを取り出して

 

「さっ! 続きでもやろうよ。ロリロリさん。私が勝ったらあだ名はそのままで、ロリロリさんが

 勝ったら名前呼んであげるよ」

 

「それじゃあ、追加していいかしら? 私のあだ名も賭けて」

 

露出狂女はロリロリさんの身体をペタペタ触りながらそういった。

 

「服装変えてくれるなら考えるよ」

 

累は困ったふうに顔を歪ませてからそう言った。

 

パチン。と、白の方が若干多いなかロリロリさんは困っていた。

 

「ん~……角を取れば勝てると思ったけど、あなたリセットしていないわよね?」

 

「していいなら最初からやっているよ。オセロも苦手なのかぁ……」

 

ちなみに累は黒をしており、ロリロリさんは白をしていた。

 

「わざとじゃないわよね?」

 

ロリロリさんはしつこく聞いてくる。

 

「わざとじゃないよ。わざとやってたら汗すら流さないよ」

 

累は大きなため息をついたあと、額から流れてくる汗を拭いた。

 

 

一時間後。

 

「私の勝ちね。約束どおり、名前で呼んでくれるかしら?」

 

勝者はロリロリさんことペストさん。

 

「あ~あ、負けちゃった。オセロで汗が出るなんて、じゃんけんと同じで負ける運命だねぇ」

 

累はそういいながらため息を一つ付き

 

「私の名前、名乗ってなかったね。私は佐伽羅累。改めてよろしく。ペストさん」

 

「布の多い服を来たら考えてあげるって言っていたけどおすすめはなにがいい?」

 

露出狂女ことラッテンは累にそう聞いてきた。

 

「できれば、ペストさんが来ているような服がいいかなぁ~取りあえずラッテン。一回転してみて」

 

ラッテンは累の言われたとおり一回転をすると

 

「!! 服が変わっている!!」

 

ラッテンの服装は布が若干多い服に変更されていた。

 

「うんうん。これならまだマシだね。それあげるよ」

 

「え!? いいのかしら!? 本当にもらうわよ!?」

 

ラッテンは興奮気味にそう言った。

 

「どうぞ~。あとは洋服も一応取り揃えてあげるよ」

 

累はニヤニヤしながらそう言った。

 

「いいわねぇ~~! どれもこれもかわいいわぁ~~」

 

ラッテンは服を目の前にしてキャラを崩壊させていた。

 

「累。あなたも素晴らしい服装にしてあげるから来なさい」

 

ペストも累が用意した洋服の数に見入っていたのかそういった。

 

累は少し笑いながらもペストのところに向かった。




ウェザーさんは空気化しました。

大丈夫。ウェザーさん回もあります。
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