問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

36 / 190
ドラゴン到来のお知らせかもしれない
和装ロリ身の危険を感じる


性別不明 年齢不明 性格不明。

なにもかもが、不明な行動をとっている累は現在、屋根の上で空を見ていた。

 

その下では、十六夜と耀と飛鳥と青ウサギとリリ狐とジン少年とレティシアが

何かの報告をしていた。

 

累も誘われているが、いつ性別が変わるか分からないし、迷惑も掛けられない

という理由で、欠席している。

 

「はぁ………だから嫌なんだよなぁ」

 

累は現在男性版『雨本』になっていた。

 

一時間前に。

 

「いつもは、数分ぐらいで戻るが……今日は長いし、放棄して正解だったな」

 

雨本は流れる雲を眺めながらそう呟いた。

 

「累さん! ………って雨本さんになってますね」

 

そう声を掛けてきたのはリリ狐である。

 

「? なんだ?」

 

雨本は前髪をいじりながらそう聞くと

 

「雨本さんにお願いがあって……レティシア様と一緒にコミュニティに残って欲しいという

 

「別に構わない」

 

「………へ? 今なんと?」

 

「構わない。残って欲しいなら残る。長期間コミュニティを開けるならの話だけどな」

 

 

結局、レティシアと雨本が残るという寸法になった。

 

その日の夜。

雨本は屋上でみた滝を見にきて、空を見上げていた。

 

「君が性別不明、年齢不詳の佐伽羅累……でいいのか?」

 

後ろから声を掛けたのは

 

「………今は雨本だ。和装ロリから聞いてないのか? 白雪姫」

 

「む? 知っているのか?」

 

「和装ロリから話は大体聞いたし知っている」

 

雨本は振り向きもせずそう言った。

 

「で、そこで何してるんだ?」

 

「なんとなく森林浴的な感じだな」

 

「ふーん」

 

「聞いといて他人事だな」

 

雨本は白雪姫の生半可な答えにイラつきを覚えたが、口にだすだけで我慢した。

 

「情報通りだな……と確信しただけだ。佐伽羅累の男性版はそっけないと聞いたからな」

 

「………和装ロリめ………半殺しにしてやる」

 

白雪姫の言葉に雨本は腕を鳴らすように動かす。

 

「怒らせると怖いな……」

 

白雪姫は引いていた。

 

 

「所で、男性版は長い方なのか?」

 

雨本が若干落ち着いた所で白雪姫は問いただした。

 

「今までより長いな。早くて数秒足らずだったんだが……久々な気がする」

 

雨本は川を見ながらそういう。

 

「……で? 質問ばっかりだな」

 

「どんなやつかと期待していたからかもしれないな」

 

「何を期待するんだか………」

 

雨本はそう言いつつ立ち上がり

 

「さて、和装ロリを半殺しにしてやるか」

 

「止めはしない。止めたらやばいからな」

 

白雪姫はそう言った。

 

「そうかよ。大夫解ってきているじゃねえか」

 

雨本は怪しい微笑みを白雪姫に見せながら白夜叉がいる所へと瞬間移動如く消えていった。

 

 




白夜叉が生きているのを信じましょう。

原作の3巻は読んでいないので結構飛ばしています。

次回は原作通りに進むと思います
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。