問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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状況確認するついで

「へ~? ここが本拠地? すごいねぇ?」

 

ノーネームの居住区画の門前に入ってから周りを見ながら驚愕することなく累は答えた。

 

「ほかの御三人方は驚いていましたけど、累さんはそんなに驚かないんですね」

 

青ウサギは声のトーンを落としながら累の質問すると、

 

「私はね、これよりっというと失礼になるんだけど、原型を留めてない建物をいくつもみてきたからね。だからかな?」

 

累はどこか寂しそうな顔をしてからそう言って

 

「ここは原型留めているし、寝るところもある。寝ることが出来れば、自分たちがしてきた事は無駄じゃないってのがあるからね」

 

累はニヤニヤしながらそう言った。

 

 

ジンと金髪不良少年とお嬢様が戻ったのはそれからしばらくしてからであった。

お嬢様っぽい人は耀が無事なのをみて安堵をしたあと、私がいる所まで近づき

 

「春日部さんを助けてありがとう。貴女が佐伽羅累さんよね? 私は久遠飛鳥よ」

 

一礼してからそう述べた。

 

「別にいいよ。飛鳥さんだっけ? 服に破れた後があるけど……怪我してない?」

 

「ええ。大丈夫よ」

 

「じゃあその破れた所治すから一回転してくれるかな?」

 

累の言葉に飛鳥は驚きを示しながら

 

「一回転すればいいのね?」

 

そういって一回転した。

 

「これでいいかしら?」

 

「うん。もう直したから」

 

「へ?」

 

累の言葉に飛鳥は破れかけた裾とかスカートの周りをみると確かに見当たらなく真新しいものになっていた。

その代わり

 

「累さんの服装が汚くなったように思えますけど?」

 

ジンはそれに気づきそういうと

 

「? そりゃあもらったからね~」

 

累は不思議そうにそう返した。

 

 

累は汚れてしまった服をどうしようかと悩んでいると

 

「そういや、金髪不良少年の名前なんていうか聞いてないや」

 

そう呟きながら青ウサギから勧められた風呂に入ることにした。

一人の風呂の中、無駄に広い風呂に関心を抱きながらも来ていた服を投げ捨て

湯船に浸かる。

 

「やっぱり痛むかなぁ」

 

累は耀の怪我をもらったため右腕には怪我がある。

 

「累さん、湯加減はいかがですか?」

 

そう聞いてきたのは青ウサギである。

 

「ん? 青ウサギも入るの?」

 

「そうですよ?」

 

「ふーん。あ、そうだ。青ウサギ。あの金髪不良少年の名前なんていうの?」

 

「あ~……十六夜さんのことですね。神格を倒す素晴らしいギフトの持ち主デスヨ」

 

青ウサギは風呂につかりながら背伸びをする。

 

「十六夜って言うんだ。ふーん……。聞きそびれたけどギフトって結局何?」

 

累はギフトがお中元じゃないことに相当妬んでいた。

 

「ギフトはですね、修羅神仏から、悪魔から、精霊から、星から与えられた恩恵のことでございます」

 

黒ウサギは十六夜たちに話した一通りの説明をした後、ノーネームの出来事を話した。

 

「それと、明日は累さんのギフト鑑定をしていただこうかと思います」

 

黒ウサギはどうやら明日十六夜と飛鳥と共にサウザンドアイスと呼ばれるコミュニティに行かねばならないらしいが、その時に累のギフト鑑定をしてもらうらしい。

 

「予定のついで……ね?」

 

累は小さくため息をついた。




累はボケませんでしたね。
ここからは原作通りに進もうかと思います
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