問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
現在、累は逃げていた。
コミュニティの子供達と鬼ごっこ中(ギフト禁止)である。
既に何人かは捕まっていて、累とペストと白夜叉が残っていた。
暇だからという理由で白夜叉はいるが、ギフトがない子供たちの遊び相手と
漬物もらいに来たというのが本音なのであって。
「白夜叉様みーっけ!」
「なぬ! 見つかってしもうた」
「隠れるきないでしょう?」
食堂で、そこまで食べたいのかと言わんばかりに漬物を貪っていたのを発見させられた
ようである。
で、現在は累とペストだけなのだが………
何故か途中からかくれんぼになっているのは気のせいだろうか
最初は鬼ごっこだったはずだが現在はかくれんぼになっている。
「ま、どっちでもいいんじゃない?」
ペストは小声で呟きつつ身を隠していた。
「勝手に思考を読まないでよ」
「だだもれだったわよ」
「うわぉ」
累は驚きつつ隠れていると
「ペスト様みっけ~」
ペストが捕まったようだ。
「あとは累さんだけだね~……」
「意外なところに隠れているかもだから、屋根裏探そうかぁ~」
「そうだねー」
ちなみに鬼は一人だったはずだ。
いつの間にか、鬼は聞く限り三人に増えていた。
前にもかくれんぼで遊んでいた場合最終的に累が残っていたが、隠れるのは難しいであろう
ところに器用に隠れているのを覚えていたらしく子供たちは
離れて別の場所に移動した。
ギフト禁止なのは、ギフトが使えない子供達とのハンデみたいなもので、実際に累や他の問題児
たちは最強といえば最強なのだ。
そのためギフトが禁止されている。
ちなみにそれを提案したのは累自身である。
「やっぱここしかないよね~」
「うん。ここだけだしね」
「白夜叉様の情報だとここらしいから探そうか」
数分もしないうちに子供達(鬼)は戻ってきた。
「あと探していないのは………洋服棚だけっだよね」
そういいつつ子供たちは洋服棚を探し始めたが
「あれ? あとどこだろ?」
累がいるのは洋服棚ではないらしい。
「うわああああ!!」
鬼役の子供の一人が天井をみて驚いていた。
「どうした???」
「う、上……」
「上………? 累さん……見っけ」
累は天井にいたのである。
累は天井から飛び降りて
「さすがに見つかっちゃたか」
累はニヤニヤしながらそういうと
「累さん………心臓に悪いからやめて……次は天井も禁止だよ」
「それもそうだね~」
「累さんお腹すいた~~。なんか頂戴~~」
「昼食前に食べたら駄目だよ~」
「じゃあ、昼食何~~?」
子供たちは累の腕をぐいぐい引っ張りながらみんながいるところへ移動しながらそういうと
「昨日の昼食は何だっけ?」
「かぼちゃのスープ!!」
「かぼちゃのスープかぁ………リクエストある?」
「肉まん!!」
「じゃ、肉まんにしますか。手伝ってね?」
「はーい」
「わーい。肉まんだぁ~~」
子供たちははしゃぎながら累の腕をさらに引張た。
子供たちと遊んでます。
白夜叉漬物に入り浸っているけど大丈夫なのかな……