問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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交換条件としては最適ですけど?

リリィにエルフ耳があると言われてた翌日。

累はペストが買ってくれた洋服に着替えていた。

 

「累。どう? 気に入ってくれたかしら?」

 

ペストはドア越しで心配そうに呟いた。

 

「ちょうどいいよ~。意見聞きたいから入ってきて」

 

累は自分の思考は並以下なので、服など気を使わないぐらいなので累の妹の孫の娘の甥っ子に

よると

 

「センスがない」

 

と言われたのがきっかけでもあった。

 

ペストはゆっくりとドアを開けて、勢いよく閉めた。

 

「うん! やっぱり似合うわね。髪の長さ的にも合うからこれを選んで正解だったわ」

 

ペストはにっこりと微笑みながら感想を述べていた。

 

累の服装はページュの短パンとILOVEYOUと書かれた黒のTシャツ兼長袖である。

ラフなのが似合うだろうと思いペストが自信満々に買ったものである。

 

「そうかぁ~。じゃあこのまま着ていくよ」

 

累はペストの意見を聞いて納得していた。

 

「ところでそのエルフ耳は何かしら?」

 

ペストは椅子に座りながら聞くと

 

「ん~……。着替える前に一応男性版になったから耳をみたんだけど、その時は普通の耳だった

 から、多分この耳は私が出ているとこうなるみたいなんだよね。今まで結構髪が長かったから

 気がつかないわけだよ」

 

髪を切る前の長さは床につくかつかない程度の長さをしており、それ以上伸びる気配はなかった。

 

「ほかの子にも意見を聞こうかな。ペストも行く?」

 

「行くわ!!」

 

十六夜と耀と飛鳥はレティシアのメイドに対して、累はペスト御一行のメイドである。

そのため、ラッテンは乗り気としてヴェーザーは嫌々ながら気なれない執事服を着始めたのは

〝ノーネーム〟に連れ込んだ時期であり、今ではヴェーザーはためらいなく執事服を

累に命令されるまでは着用しているというものである。

 

慣れは恐ろしい。

 

ペストと累は空中遊泳で白夜叉がいる〝サウザンドアイス〟に訪れた。

 

「どうも。累様」

 

店の前で掃除をしている女性店員はチャラ男の一件以来性格は丸くなるどころか崩壊している。

 

「和装ロリはいるかな?」

 

「白夜叉様は現在出かけております」

 

「いつ帰ってくる?」

 

「予定が終わり次第帰ってくるので日付や時間などはわかっていません」

 

質問したら帰ってくる。

累による説教のお陰なのである。

 

「この服どう思う?」

 

「そうですね……ラフで結構お似合いですよ。白夜叉様からの伝言で、漬物の評判がよろしいので

 帰ってくるまでに送ってくれると助かると受けております」

 

「気に入ったのか……」

 

「そうみたいです。私も気に入りました。それで、ほかのコミュニティの方々から『なんだ、この

 漬物は! おいしいじゃないか! おかわり!』という評判がこちらに来ていますが……」

 

「よくある展開ね」

 

ペストは少し笑いながらそう言った。

 

「んー。じゃあ、〝ジン・ラッセル率いるノーネームが作ってます〟って返答しておいて。

 あとは、その場所まで行って運ぶから。その代わり物々交換が条件だけどね」

 

「なるほど、他のコミュニティの名産地を交換するというものですね」

 

「そういうこと。立派な交渉だと思うけどなぁ……」

 

「では、そのように記し返答しておきます」

 

「お願いするよ」

 

 

という訳で決まったのである。




メインキャストが不在中に累は裏方役としてノーネームを引張ています。

揺るぎないですね
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