問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
漬物樽一個分で足りなかったのかさらに増やすよう要求された累は、仕方ないなと呟きつつ
指を鳴らすと大量の漬物樽が登場。
「これでいいでしょ? 保存状態が悪くなるから早めに食べてくれるといいかな」
累は深くため息をついてからそういった。
「よし、わかった。でもなんで草原がいるんじゃ?」
白夜叉はそう聞くと
「「「変わるのが早すぎてついていけないから」」」
十六夜、耀、飛鳥の三人は声を揃えてそう言った。
「………らしいよ?」
「ふむ」
白夜叉はそれで納得したのか、場所を瞬時に用意してくれた。
場所はだだっ広い草原。
現代風に例えるなら草原。
何もない、建物がない、山や水もない。
以上。
「ここでいいかの?」
白夜叉は累に聞いてみると
「おぉ~!! いいよ。広いし、何もないし。遠足には持って来いだね」
「遠足?」
「目的地から、この草原みたいな所へ歩いて行って、皆で食事したりして楽しむところだよ」
「まぁ! 素敵ね」
飛鳥はその言葉を聞いて目を輝かせていた。
「いつかやってみたいものね」
「じゃあ、青ウサギに提案してみましょうかね」
話がずれた。
「という訳で、白夜叉は先に帰らせたとして。本来の目的でもしないとどこまでもついて行き
そうな予感がするから早速やろうかな」
累は仕切り直してそういった。
「えっと……どうしようかな。まず口から説明するのも面倒だし、紙に書いていこうかな」
累はそういいつつポケットから紙とペンを取り出した。
十六夜と飛鳥と耀は、絵で表現されるのならわかりやすいものだなと思いつつ覗き込んだ。
「まずは、私の代わりとして棒人間を書くとして」
累はそういいつつも棒人間を書いていく。
「次に、男性版を隣に書いて。その下にまた棒人間を書く」
累は棒人間を二人書いて一人に(男)と書いて、もうひとりに(違い)と書いた。
「まず、私から男に変わる場合の時間だけど……瞬き1回すれば変わるぐらいかな。
逆に男から私に変わる場合は長くて1時間。短くて30分もかかるんだよね。ほた体格違う
からね。次に男から違いに変わる時間は40分。違いから男になるのも40分。
次に違いから私だと余所見してたら変わるぐらいだよ」
累は→を書いていき時間を書いた。
「とまぁ……こんな感じだけど、質問ある?」
累はそういうと耀が手を挙げた。
「変わる瞬間って記憶が共有しているのに、なんで違いるいだけは共有していない発言を
したの?」
「認識かな? 私自身が男性に変わるって知らないときは共有していなかったからね。
認識したら全部記憶が流れていくようになるんだよ。認識しなければノートのメモ書きだって
なんのことだって思うわけだよ」
「そういえば違いるいが謎めいた発言をしていたのはそれのことだったの?」
「多分そうだよ。その発言すら初耳だったけど。じゃあ、今から変わるけど、余所見したら
駄目だよ?」
累はそういうと目を閉じた。
数分後ようやく累は目を開けてからしばらく考え込んだ。
「ん? お前違いるいか?」
十六夜は不審に思いそう聞くと
「余所見なしだと結構かかるんだなぁっと思ってねぇ。そうだねぇ」
違いるいは不気味な笑顔を見せながらそう言った。
「その前に、その不気味が必ずつきそうなぐらいの笑顔はどうにかならないわけ?」
飛鳥はそれを見て身震いしてからそういうと
「あぁ……一種の癖さぁ。抜け出せない癖ってやつ。わかりやすいかなぁっとは思ったんだけど
ねぇ。まぁいいや。取りあえずゲームでもしようか。かけっこでもいいし、鬼ごっこでもいい
かくれんぼは無理そうだけどねぇ?」
「いいわね。これだけ広いから問題ないと思うわ!」
このあと、飛鳥と耀と十六夜とで果てしない鬼ごっこが始まったのであった。
解りにくいかもしれませんね。
自分でもよくわからないです。
まぁここは、ああもうオリジナルだし気にするな
で思ってください