問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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そういう訳ですよ

累は風呂から出ると、累が来ていた服は洗濯するから別なのを来てくださいと青ウサギにいわれた

ため、累は現在ネグリジェを着たまま青ウサギの部屋を物色していた。

 

「なにこれ? 青ウサギの趣味?」

 

累はそうつぶやきながらも自分の趣味合う服を探していた。

 

 

累が青ウサギの部屋にいるなか、十六夜と青ウサギは本拠地の三階にある談話室で

とあるゲームについて話していた。

 

「ゲームが延期?」

 

「はい…………申請に行った先で知りました。このまま中止の線もあるそうです」

 

ウサ耳が萎れ、口惜しそうに顔を歪めて落ち込んでいる青ウサギ。

十六夜は肩透かしを食らったようにソファーに寝そべる。

 

「なんてつまらない事をしてくれるんだ。白夜叉に言ってどうにかならないのか?」

 

「どうにもならないでしょう。どうやら巨額の買い手がついてしまったそうですから」

 

不快そうに表情が変わる十六夜は盛大な舌打ちをした。

 

「チッ。所詮は売買組織ってことかよ。エンターティナーとしちゃ五流もいいところだ。〝サウザンドアイズ〟は巨大なコミュニティじゃなかったのか? プライドはねえのかよ」

 

「仕方がないですよ。〝サウザンドアイズ〟は群体コミュニティです。白夜叉様のように直轄の幹部が半分、傘下のコミュニティの幹部が半分です。今回の主催は〝サウザンドアイズ〟の傘下コミュニティの幹部〝べルセウス〟。双女神の看板に傷が付くことも気にならないほどの金やギフトを得れば、ゲームの撤回ぐらいはやるでしょう」

 

達観したような物言いの青ウサギだが、悔しさで言えば十六夜の何倍を感じる。

 

「まあ、次回に期待するか。ところでその仲間ってのはどんな奴なんだ?」

 

「そうですね…………一言でいえば、スーパープラチナブロンドの超美人さんです。指を通すと絹糸みたいに肌触りが良くて、湯呑みの時に濡れた髪が星の光でキラキラするのです」

 

「へえ? よくわからんが見応えはありそうだな」

 

「それはもう! 加えて思慮深く、黒ウサギより先輩でとても可愛いがってくれました。近くに居るのならせめて一度お話ししたかったのですけど…………」

 

「おや、嬉しいことを言ってるじゃないか。あと、いい加減髪を触るのをやめてくれないか?」

 

「え~? 触りがいのある髪なのに? この艶やかな髪を他の人に触られるのが嫌になるぐらいなんだけどなぁ」

 

二人は、はっとして窓の外を見た。 コンコンと叩くガラスの向こうで髪に触られながらもまんざらではない顔をした少女とそれを気にせずに遊ぶ累の姿。

 

「レティシア様!? 累さんも何してるんですか!?」

 

「様はよせ。今の私は他人に所有される身分。〝箱庭の貴族〟ともあろうものが、モノに

 敬意を払っていては笑われるぞ。あとそろそろ触るのをやめたらどうなんだ? 累」

 

「え~? まんざらでもなさそうな顔をしてたのに?」

 

累はそう言いながら黒ウサギが窓を開けたのでレティシアと呼ばれる金髪少女のあとに談話室に入った。




累が最初に来ていた服はロングコートのみで、湯上り後にきた服はロリータ服と思えばいいです。
累は他の問題児より自由気ままなようです
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