問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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鈍感を通り越しての朴念仁

「羽村っていうのかしら?」

 

事情説明後、そう聞いてきたのは飛鳥である。

そういえば、羽村は十六夜たちに名乗っていなかったな……と雨本は思い出す。

 

「ああ、羽村ちがい。という名前らしい」

 

らしいというのは、佐伽羅と分離して離れたときに与えられた名前だから、羽村本人がそういう

ならそうなんだろうけど、偽名ということもある。

羽村はなにげに面白がっている部分があるからということもあるので、らしいが適正なのだ。

なにげにドラマであるような偽名というのもある。

 

「そうなんだ……」

 

耀は小さく頷く。

 

それから十六夜と羽村が戻ってきたのは、数十分後。

十六夜は顔がやつれているのかと思うぐらいどんよりしていて、ふらふらした足取りで

ホテルっぽい移住区に戻っていた。

 

羽村はそれをみて、ニヤついていた。

 

「羽村さん……? 十六夜くんはどうなったのかしら? すっごくフラフラしていたよう

 だけど……?」

 

不安な声で飛鳥はそう聞くと

 

「説教しただけだよぉ?」

 

説教した割には声が枯れてないのを不思議に思う。

怒鳴ると声が枯れてしまうらしいからな……

やまびことかで「やっほー!」とか叫ぶときとかさ枯れるんだわ。

 

「私、十六夜くんを見てくるわね」

 

しばらく黙った飛鳥はそう言って十六夜の後を追った。

 

「んじゃぁ、説教終わったし散歩してくるねぇ」

 

飛鳥が去ったあと何を思ったのか羽村はニヤニヤしながら軽くジャンプして空中散歩をする。

 

 

その場に残ったのは、耀と雨本。

耀は二人きりということで顔が真っ赤になっている。

 

「……? どうした? 顔が赤いぞ?」

 

それに対し雨本は気にしていない様子。

鈍感というべきだろうか?

 

「!? えっと暑いなぁ……と思って」

 

「そうなのか? んじゃ涼しいところでも行くか」

 

耀は焦ってそう答えると雨本は気にせず耀の手を握って進んだ。

 

「!?」

 

これで耀の顔がさらに真っ赤になったのは言うまでもない。

 

 

「黒ウサギは食べ物じゃないデス!!」

 

その頃黒ウサギは眠りながら寝言を言う。

一体何の夢を見ているのやら。

夢の中でも黒ウサギはツッコミ役なのだ。

可哀想に。

 

「黒ウサギはカレーデス!!」

 

「うるさいわよ! 黒ウサギ!!」

 

ペストが寝る部屋まで届いていたのかペストがハリセンを所持し思いっきり黒ウサギを叩く。

 

パシーーーン!!!

 

「フギャッ!?」

 

叩かれた黒ウサギは身体を起こすが再び眠る。

そして

 

「黒ウサギは、遊園地なのデスヨ! 問題児様方!!!」

 

「だから、うるさい!!!」

 

ペストは黒ウサギの口にガムテープを貼り付け部屋を出て行った。

 

「むぐううう!!! むぐううう!!!」

 

黒ウサギは気づかずに寝言を言うだけである。




雨本は朴念仁に近いかな……。
内容が恋愛漫画になっている……ヤバイ。
恋愛すら解らない作者がこんなことをしている場合じゃない。
方向性を見失っているよ……(゚д゚lll)

あとやまびこは、実際に作者が体験したことです。
大声でいうので、声が枯れました。
しかも三回連続。

あいつら面白がってたな、絶対。

あと黒ウサギはいじりやすいですね
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