問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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土下座二時間はヤバイ

「お帰りなさいませ! 羽村さん、雨本さん!」

 

「……随分明るい性格になったな……」

 

「丸くなったって言ったほうが正しいと思うよぉ?」

 

雨本と羽村は〝サウザンドアイズ〟久しぶりにお邪魔したところ、だいぶ丸くなった女性店員が

笑顔で出迎えたので、二人は驚きを隠せないでいた。

 

「そんなことはございません! 今まで通りですよ!」

 

女性店員は二人の手を握りぶんぶん振り回しならがそういう。

元気があってよろしい。

 

「うーん。取りあえず手を離してくれると嬉しいかなぁ?」

 

いつまでも、ぶんぶん振り回すので羽村は困惑するような声でそういうと女性店員は

すぐに握っていた手を離した。

 

「すみません……久々に羽村さんの雨本さんに会えたのが嬉しくて……」

 

女性店員は悲しそうに言うので

 

「気持ちはわかるよぉ~。あたしもあえて嬉しいからねぇ~」

 

久しぶりあったということで、なにかをしようというわけでもなく、様子を見に来た二人

一応世話をしてもらった仲間ということで挨拶ぐらいはしていこうという律儀なものだ。

 

「白夜叉はいるかなぁ?」

 

羽村はそういうと

 

「白夜叉様は貴女方を探しに出かけました。すれ違いになったのでしょうか?」

 

「仕方ない……ここで待つとするか」

 

「そうね」

 

「……うん」

 

「何で〝ノーネーム〟の方がここに居るのですか?」

 

明らかに羽村と雨本の違いが出ている女性店員。

というか十六夜と飛鳥と耀は

 

「ぬぅ? 十六夜くんも白夜叉に用事かなぁ?」

 

羽村はいつの間にかついてきた十六夜たちに驚きもせずそう聞いてきた

 

「「「白夜叉をからかいに」」」

 

口裏合わせたのか十六夜、耀、飛鳥は同時にいう。

 

「へぇ?」

 

納得するのか……と思いつつ顔が怪しくなっている羽村

 

「羽村……ちゃんと抑えろよ?」

 

「止めないんだぁ?」

 

「止めても無駄だろ」

 

「まぁねぇ?」

 

取りあえず雨本は女性店員を連れ別の場所に移動することに

奥からは悲鳴が聞こえるが、気にしない雨本。

 

「あの? 羽村さんは……何を?」

 

「ああ……説教だ……多分」

 

女性店員の質問に曖昧な返事を返す雨本

どこに説教要素あったのでしょうね?

 

「イラッとくることあるんだろうな……」

 

雨本はやれやれと肩をすくめた。

 

 

白夜叉が〝サウザンドアイズ〟に戻ってきたときは、ひどくやつれた十六夜たちが玄関前に

土下座をしていた。

 

「何が……あったのじゃ?」

 

白夜叉は土下座状態の十六夜たちに聞くと

 

「その……察してくれ」

 

土下座したまま十六夜はそういう。

どう察しろというのか?

 

この土下座は二時間続いた




怒らせた理由は考えてください。
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