問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
「……ふぅ……何とか終わりました!」
廊下を今まで掃除していた黒ウサギは汗をぬぐいながらそう呟いた。
いつもは佐伽羅達がやっているが、今日は遠くへ出かけるということなので黒ウサギに掃除を
任されたのである。
朝から早めに取り掛かったが結構時間が過ぎ今は夕方に差し掛かっていた。
「わぁ!? もうこんな時間ですか!!」
黒ウサギは夕日に気づき、慌てて掃除用具を片付けに行ったのである。
『昔々、あるところに一匹のウサギがいました。
名は黒ウサギ。
だけど、名前と姿のギャップに黒ウサギは落ち込んでいました……』
「って! 何を作ってらっしゃるんですか!?」
掃除用具をしまおうかとしたとき、中から出てきたのは羽村。
しかも物語を作っている。
「残念……黒ウサギに見つかったなぁ~」
羽村は掃除用具入れから出てホコリをはらいながら肩をすくめた。
「見つかるも何も掃除用具入れに入って何をしてらっしゃるんですか?」
黒ウサギはそんなことはどうでもいいようにスルーしたあと質問した。
「十六夜くんから逃げているのですよ? わかりませんか?」
「あ~なるほど……いたずらでもしたのですか?」
ちなみに十六夜と羽村のいだずらは、〝ノーネーム〟にいる全員が認知しているのである。
暴れまわるから。
「そうですね。いたずらという初歩的なものをしていたのです。で、今逃げている最中なん
ですよ。そうですね、もうすぐ〝ノーネーム〟に着く頃だと思いますので、内緒にしていて
ください。では」
羽村はそういうと瞬間移動のごとく消えていった。
「ん? そういえば、口調が変わってましたね……まぁ……気のせいでしょう」
黒ウサギは羽村の口調が変わっていたことに気になったが、掃除道具をしまいこんだ。
「はぁ……で? 何で俺が捕らわれているのか説明してもらおうか?」
場所は移動して、〝サウザンドアイズ〟の和室。
縄によって縛り上げられて身動きが取れない雨本は溜息を付きながら縛り上げた本人である
飛鳥にそう聞いた。
「いいじゃない。縛られるの好きでしょ?」
「好きじゃない。ド変態である和装ロリにでもやってろ」
「だれがド変態じゃ!」
和装ロリこと白夜叉は椅子にふんぞり返って突っ込んだ。
「変態にはかわりないでしょ?」
「ぬ!? そ、そうなのか……変態なのか……」
白夜叉はただならぬ空気が周りに立ち込めている気配がしていたのに気づいた飛鳥はそれ以上
追求せず、雨本の顔をじっと見つめた。
「何か顔についているのか?」
「いいえ。ただ、累さんと似ているところもあれば似てない所もあるのねっと思って」
「似てないぞ。むしろ羽村の方が近いんだよな……」
んー微妙でわかりづらい。
ごめんなさい。原作買ったら続きを書く予定だから
しばらくオリジナル要素をたしていきます。