問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
場所は変わってサウザンドアイスの二一〇五三八〇外門支店にお邪魔していた。
その場にいるのは、累、十六夜、飛鳥、黒ウサギ、白夜叉と呼ばれる和装ロリとチャラ男ことルイオスがいた。
耀はまだ安静にという事と、ジンはレティシアを保護という役目でノーネームに残っていた。
「うわお、ウサギじゃん! うわー実物初めて見た! 噂には聞いていたけど、本当に東側にウサギがいるなんて思わなかった! つーか「うるさい チャラ男。馴れ馴れしい」……へ?」
チャラ男ことルイオスは累の突然の言葉に唖然とする。
「チャラ男でウザイ。さっさと話進めよう」
累の機嫌は現在斜め上を走行していた。
何故そんなに機嫌が斜めかというと数分前。
サウザンドアイズの門前に着いた四人を迎えたのは何故か無愛想の女性店員である。
「お待ちしておりました。中でオーナーとルイオス様がお待ちです」
あまりにもそっけない態度に怒りを覚えた累は、無愛想女店員に
「業者としての手とり足取りを一から教えないと行けない」
と小声でそういい約4時間(と思うような時間帯、実際は5分)の説教をしていた。
そのため、機嫌が優れていないのである。
怒りのオーラが溢れんばかりとにじみ出てきているので累以外の全員が引け目を感じていた。
怒りたっぷりの累はほうって置いて話しを進める5人。
「ねえ、どうしたの? ウサギは義理とか人情とかそういうのが好きなんだろ? 安っぽい命を安っぽい自己犠牲ヨロシクで帝釈天に売り込んだんだろ!? 箱庭に招かれた理由が献身なら種の本能に従って安い喧嘩を安く買っちまうのが筋だよな!? ホラどうなんだよ黒ウサギ
「黙りなさい!」
ガチン! とチャラ男の下顎を閉じ、困惑していた。
(へぇ~? これが飛鳥さんの力かぁ)
ようやく落ち着きを取り戻したのか累はそう思った。
「っ…………!?……………!!?」
「貴方は不快だわ。そのまま地に頭を伏せてなさい!」
混乱するように口を押さえたチャラ男は体を前のめりに歪める。だがしかし、 命令に逆らって強引に身体を起こそうとしたチャラ男が今度は強い何かに乗せられ身動きが出来ないでいた。
「さてと、だいぶ落ち着いたけど。動けないでしょ? 無理に動くと重さが増すからね。まぁ動かなくても増すんだけど」
「!? 累さん!? 今度は何をしているんですか!?」
「何って、飛鳥さんのギフトが効かなさそうだったから上乗せしたんだよ。『地獄を見るような辛さを重さに変換しろ』ってね」
それでも動こうとするチャラ男に
「さて、さらに重さを増すことも可能だけど、さっきの発言『安っぽい命』を前言撤回しないと重さはさらに5倍増しになる。さぁ? どうする?」
累はニヤニヤしながらチャラ男に問いただした。
次回はいよいよ、累のギフトを鑑定します。
累のあだ名が第一印象で決まります。