問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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無限大に限りはある

「ちがいさん! 手伝いに来たわよ」

 

飛鳥は佐伽羅に言われ通りに羽村のいるところに来た。

 

「やっほぉ~。手伝って欲しいのはこれだよぉ~」

 

飛鳥に軽く挨拶をし両腕を最大限に広げる。

周りを見れば埃まみれのものがいっぱいで

羽村の後ろにある奴は埃を拭き終わった後がある。

 

「……これを拭けばいいのかしら?」

 

飛鳥は少し黙ってからそういうと

 

「そうでだよぉ~。一応着えもあるけど……そのままでいいなら、汚れるのを承知で

 構わないならいいよぉ」

 

「気にするわ! その着替えの服をもらっていいかしら?」

 

「いいよぉー。着替えを渡すから着替えたら説明するよ」

 

飛鳥は羽村から汚れても構わない服をもらうと着替えをしにいつの間にか現れた

更衣室の中に入り着替えることにした。

 

「着替えたわ」

 

飛鳥の服装は、一般的によく見る服装である。

髪をポニーテールに結び直し、日よけの帽子をかぶって準備万端である。

 

「うんうん。似合ってるよぉ~。んじゃあ作業の説明をするよぉ?

 必要なのは竹串と雑巾バケツのみ。竹串は隙間に入った埃を取り出すために必要

 だから壊れたりしたら雨本に言えば大量に作ってくれるよ。

 一応二百本以上あるけど……。

 バケツと雑巾は大体想像つくけど、埃を拭き取って磨くのみ。

 箒が必要なら、これも雨本に言ってね。出してくれるから」

 

羽村は早速説明に入ると口調が正しくなる。

そのため飛鳥は疑問に思い口にしてみた

 

「……ちがいさんって説明口調の時だけ、真面目になるのね……」

 

「説明だけは真面目にしてくれって言われたことがあるからねぇ~」

 

誰に言われたのかは追求しなかった。

個人のプライバシーってものがあるからである。

 

「じゃあ説明に戻るねぇ。

 飛鳥さんにやって欲しいのは、拭く作業。一応見本は置いて置くから、ある程度

 綺麗にしないと黒ウサギは認めてくれないみたいだから。

 私は埃を退かして、隙間の埃を竹串で取る作業をやるから……拭いている最中に

 見逃していたものがあったら竹串で掃除してくれると助かるかな。

 疲れたら日陰に言って休んでていいから。それとこれはタオルと水筒。

 水筒は飛鳥さんの好みになっているから問題ないだろうけど、中身は無限大に生み出せる

 ように雨本によって工夫されているから困りはしないよ。

 他に質問あるなら聞いてよ」

 

「じゃあ、一つ質問なのだけど、水筒の中身が無限大に生み出せるなら竹串も可能じゃ

 ないのかしら?」

 

水筒の話で少し気になった飛鳥は渋々質問すると

 

「私も疑問に思って聞いたら『もしやったとしても、大きさや太さが違う竹串が出てきたら

 保証しかねないしな。水筒の中身はある程度の保証はできるが……』ということ

 らしいよ?」

 

「……そう。それじゃあ仕方ないわね」

 

「んじゃぁ! 作業開始と行きましょうかぁ!」

 




羽村と飛鳥編です。
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