問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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怒ると怖いよ

倉庫の掃除にようやく、一段落した十六夜たちは倉庫の掃除を一旦きりあげて

また明日という形になった。

 

「あー……物足りねぇ……明日は速攻で終わらせてやる!」

 

などと闘志を燃やすのは十六夜

 

「そうね。やるからには最後までやらないといけないわ」

 

飛鳥も頷く。

 

「頑張るのはいいんだけど……無理はしないでね?」

 

張り切りに心配な佐伽羅。

 

「でも、結構頑張ったよねぇ~。後は片付けと並び替えだけだしぃ」

 

羽村はニヤニヤしながらそう言いいつつ

 

「さぁって、黒ウサギをいじってくるよぉ。十六夜も手伝ってねぇ?」

 

「いいぜ! 久々に黒ウサギをいじってやる!」

 

そう言って十六夜と羽村は黒ウサギがいる場所に移動した。

 

 

「あれぇ? 黒ウサギぃ 喧嘩腰だねぇ……止めよっか?」

 

「おい! それはダメだぞ!?」

 

「んにゃーーーー!!」

 

奥から何かが聞こえるが気のせいだ。

 

「大丈夫な……黒ウサギ」

 

耀は心配そうにそう言うが、労働させられたということでまぁいいかという感じになった。

 

「おい羽村! 喧嘩売ってんのか!?」

 

「にゅふふふ。油断大敵だよぉ?」

 

奥からまた羽村と十六夜のやりとりが聞こえてくれる

 

「累さん……? あれはどうにかならないのかしら?」

 

飛鳥は困惑気味に佐伽羅に聞くと、佐伽羅は

 

「ん~。気にしなければいいよ。慣れてくるから」

 

「………そう」

 

慣れ……ね。慣れ……そうなれなのよ

っと小さく呟く飛鳥。

耀も気にしないように三毛猫と遊ぶ。

 

「待てや!! 羽村!!」

 

「待つのですよー!!」

 

「にゅふふふ、ガンバレー」

 

黒ウサギをいじる予定が十六夜が付け加えられ追いかけられる羽村の声が今も

響き渡る。

 

「おい!! 羽村! ウサギ! 十六夜! 煩いぞ! おとなしく待てないのか!!」

 

「「「ごめんなさい!!!」」」

 

「まぁ……大体暴れると、雨本が切れて止めるみたいだね」

 

「そう……」

 

佐伽羅は呆れながら解説。

それでいいのか、と思う飛鳥と耀なのであった。

 

「怒られちゃったよぉ……」

 

「料理中は暴れない方がいいな……」

 

戻ってきた十六夜と羽村はうなだれていた。

 

「でもぉ、料理作っている意外でもぉ結構怒るよぉ? 睡眠時とかぁ、イライラしている

 時は特にぃ鬼のように怖いよぉ」

 

経験があるのか、ガタガタ震える羽村。

佐伽羅も経験があるようで、同様に震えている。

 

「そんなに怖いの……?」

 

飛鳥は恐る恐る聞くと

 

「想像したらダメだよ。寝れなくなるから……」

 

それだけ怖いということを飛鳥達に忠告した。

その後、試した十六夜が怒られるのは言うまでもない。

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