問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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怒られ逃げれ

倉庫掃除二日目。

荷物の拭き掃除を終えたため、後は直すだけとなったのだが……

 

「おかしぃねぇ? 数が合わないよぉ?」

 

全部入れ直しあとは倉庫にある数が合うかどうか確認していたのだが、どうも足りないらしい

 

「おかしぃなぁ? 倉庫で使ってなくて欲しいものはぁ……前もって行って欲しいのになぁ」

 

一覧表をみながら羽村は困惑する。

 

「何がないんだ?」

 

「レプリカの武器だったり模造品だったりするよぉ?」

 

雨本の問に羽村は一覧表を見せながら言う。

 

「よく覚えて………ああ、あれか」

 

何故か羽村は一度見たものを覚えていることが多い。

もうどんだけだっていうぐらい覚えている。

 

「んで、13個すらないのか……」

 

雨本は一覧表を見てから足りない数を見た。

 

「そうなんだよぉ~。黒ウサギに通しているならわかるんだけどぉ。ないから困っている

 んだよねぇ」

 

羽村は腕を組んで悩んでいた。

 

「そうだよな……。これじゃあ倉庫掃除が終わりましたという状態じゃないぞ……」

 

羽村と雨本は互いに深い溜息を着いた。

 

 

「…………だそうだよ。十六夜くんたち?」

 

そんな二人を見ていた佐伽羅は近くにいた十六夜達にどういうことかな? という表情を

浮かべながら訪ねた。

 

「もらっていいのかよ……勝手に持ち出してもあれだけあるんだから覚えてねぇっと思った

 のに……」

 

十六夜は、苦笑いをして答える。

 

「最初から言っているのに……青ウサギから聞かれてなかったの?」

 

「ごめんなさい。面倒で後半部分は聞いてないのよ」

 

佐伽羅の質問に飛鳥はそう答え、耀も頷く。

 

「人の話を聞かないとダメだって言ってたのに……」

 

羽村は呆れていた。

 

 

「しょうがないかぁ……みつかんないんだしぃ、このまま黒ウサギにぃ報告するよぉ。

 後で説教交えるように言っておくよぉ」

 

「そうだな。はぁ……」

 

雨本は落胆したまま一覧表を羽村に渡して向こうへ行った。

一覧表を受け取った羽村はそのまま黒ウサギがいるところへと向かっていた。

 

「じゃあ……頑張って怒られてね?」

 

佐伽羅は、苦笑いしつつ羽村のあとを追った。

 

「どうする?」

 

「隠し通しても後で待っていのは説教だしな……逃げるか」

 

「そうね……」

 

このあと黒ウサギから追いかけらるのも知らないまま、十六夜たちは逃げるように反対側へと

走っていったのはあれから3日後のことであった。

 

 

「という訳で、13個のレプリカ武器と模造品がないから、見つかり次第連絡してくれると

 助かるかなぁ?」

 

「そうですね。ありがとうございました! 羽村さん。お疲れ様です」

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