これが死ぬってことか…
目も開けられない、自分の姿も見ることが出来ない。
ただ、微かに聞こえる友の声が頭を揺らしていた。
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部長「涼風君、今日は雨風も強いし、今やってる分が終わったらあがっていいぞ。」
涼風「わかりました。心遣い感謝します。」
涼風(部長が優しいなんて珍しいな…こりゃ明日も嵐か…)
俺の名前は涼風和音、女みたいな名前だが、れっきとした男だ。
隣に座っている直人と親友で、学生時代からの仲だ。今日も俺の仕事が終わるのを待ってくれている、こいつ仕事の要領いいし、手伝ってくれてもいいのに。
そんな下らないことを考えていると直人が話しかけてきた。
直人「今日は雨強いぞー?傘しっかり持ってきたか?」
涼風「朝から雨だったろ、傘もなし来てたら風邪ひくぞ。」
直人「それもそうだな、今日は早く帰ってビールでも飲むかねぇ」
涼風「それがいい、温かい風呂にも入りてえなぁ……よし、終わった。」
直人「オーケー、先に出入口で待ってるわ。」
涼風「了解、すぐ行くよ。」
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直人「ほんとに凄い雨だな…風も強えし。」
涼風「悪いがもっと大きい声で言ってくれないか?何も聞こえんぞ。」
直人「あー!なんでもない!それより向こうのコンビニで一休みしていこうぜ!珈琲でも奢ってやるからさ!」
涼風「あー!わかったよ!」
雨風が強く大声で話さないと聞こえないが、1人でいるよりは幾分か気が楽だった。目の前の信号が青になるを確認した直人が1歩を踏み出す瞬間と、けたたましいブレーキ音が聞こえるまでは。
涼風「危ない!」そう叫んで体で直人を吹き飛ばした、最後に見えた直人の顔は、恐怖の顔だったのかも知れない。
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直人「嘘…だろ…?」
大雨に血を流される俺を抱えながら直人はぐしゃぐしゃな声を出していた。
直人「こんな、なんで、俺なんかの…」
突然の事で言葉が出ないのか、直人は嗚咽混じりに、何か呟いていた、体が冷たくなるのを感じる、思えば子供時代から夢ばかり抱いて、結局しがない人生を送っていた、くだらない人生だったな…
そんなことを考えているとピロンッ!と機械的な効果音が聞こえた。
それに続いて機械的な声で
???「スキル、導かれる答えを獲得しました。」
???「スキル、願いの力を獲得しました。」
???「スキル、………etc
と物凄い速度で何か聞こえた、がその刹那、自らの意識は途絶えてしまった。
今回が初めての投稿となりますので、拙い所は御座いますが、少しづつ書いて行けたらなと、思っております。ここはこうしたほうがいいんじゃないか?こうしたら面白いと思う。など少しでも意見がもらえたら幸いでございます。