転生したOCGプレイヤーが遊戯王ARC-Ⅴの世界をアニメ未登場テーマで荒らす話   作:ヒート

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今回はデュエルなしです。


スタンダード次元編 第11話

(やぁテレビの前の皆、見てるかな?…昨日は不審者との決闘でSAN値を削られたぜ……。ヤバかった…滅茶苦茶怖かった…。殺気が半端なかった…。……ところで今俺は何をしていると思う?)

 

「おい、何をしている?早くしろ」

 

「隼!……すまないな京介」

 

「いや、大丈夫だ。もうすぐできる」

 

(正解は二人を家で泊めて朝食を作っています。……どうしてこうなった…)

 

――――――――――――――――――――――

 

「モグモグ……おい、貴様はこの前にあった瑠璃と似た少女を知っているのだろう。俺と会わせろ」

 

「モグモグ…ゴクン。隼、口に物を入れたまま話すんじゃない」

 

(ユートがオカンに見えてきた……)

 

「モグモグ…ゴクン。それは向こうに聞いてみてからだ」

 

「チッ…ゴクン。俺はもう行く、赤馬に聞くことがあるからな」

 

「隼!ちゃんとごちそうさまを……。すまない京介。泊めてもらっただけでなく、その上食事まで」

 

「気にしないでくれ。困ったときはお互い様だ」

 

「隼のことも悪く思わないでくれ。妹の瑠璃が連れ去られてからずっとあんな調子でな。本当は仲間思いのいいヤツなんだ」

 

「……ああ」

 

「改めて自己紹介をさせてくれ。俺はユート。隼と共にエクシーズ次元から来た」

 

「俺は小鳥遊京介。俺もこことは違うところから来た」

 

「俺達の目的はアカデミアに連れ去られた瑠璃を救い出すことだ。そのために俺達はアカデミアの総帥、赤馬零王の息子がこの次元にいることを知り、赤馬零児を捕らえ捕虜交換のように瑠璃を取り戻そうとしていたが、昨日の話によればそれは意味ないことだとわかった。だから俺達はこれからアカデミアに攻める君達の仲間になりたいと思っている」

 

「そうか。黒咲はどう思ってるんだ?」

 

「隼はああしているが本心の方では京介のことを認めているはずだ。隼は言っていた。京介には気高き魂と孤高の強さがあると」

 

(……なんか黒咲からの好感度がめちゃくちゃ上がってるんだが…。)

 

「……取り敢えず、俺はこれから遊勝塾に行ってくるがどうする?」

 

「京介が良ければここにいてもいいか?」

 

「俺は構わないぞ」

 

「ありがとう。あとあの青い髪の少年には気をつけた方がいい。彼は、おそらくアカデミアだ」

 

――――――――――――――――――――――

 

「京介!今日こそ僕とデュエルしてよ!」

 

(……ユート、ごめん知ってる)

 

「聞いてるの?デュエル、デュエル!」

 

「俺も京介兄ちゃんとデュエルしたいぜ!」

 

「私も私も!」

 

「僕はデュエルを指導して欲しいです!」

 

「アハハ……すごい人気だな」

 

「こら、みんな!京介が困ってるでしょ!それに今日はソラは公式戦で3人は遊矢の公式戦の応援に行くんでしょ!」

 

「チェー、その相手よりも絶対京介とデュエルする方が楽しそうなのに……」

 

「大会に出たいって言ったのは自分でしょ!つべこべ言わない!ほら、行くわよ!」

 

「うぅー……。京介!僕が帰ってきたらデュエルだからね!忘れないでよ!」

 

「じゃあ皆も行こうか。でも本当にいいのか?京介1人だけ留守番で」

 

「はい。もしかしたら入塾希望者が来るかもしれませんし」

 

「ならお願いしよう。遊矢の応援は任せてくれ!」

 

「じゃあ京介!俺勝ってくるから!」

 

「落ち着いてミスしないように気を付けろよ」

 

「じゃあ行ってきます!」

 

「行ってきます」

 

「留守番よろしくだぜ」

 

「ああ、行ってらっしゃい」

 

「……さて……あんたたち誰だ?」

 

「ぬ?バレていたでござるか」

 

「流石は赤馬殿が認めた御仁」

 

(……有能忍者コンビだー!)

 

「拙者は風魔デュエル塾所属、日影でござる」

 

「同じく風魔デュエル塾所属、月影でござる」

 

「赤馬殿の命により陰ながら京介殿の護衛を務めているでござる」

 

「……理由を聞いていいか?」

 

「赤馬殿曰く、今京介殿が違う勢力や違う次元に行ってしまうと損害が大きすぎると」

 

「……わかった。その辺は後で赤馬に言及しておく。二人は……すまん。出来るだけ俺の視界に入らないようにしてくれるか?気が休まらない…」

 

「「御意」」シュン!

 

(速っ!?……流石ライディングデュエル中に走ってアクションカードを拾いに行くだけあるな…)

 

――――――――――――――――――――――

 

「ただいま!京介いる?!」

 

「お、おう。おかえり」

 

「いた!よし!デュエル、デュエル!」

 

「ちょっとソラ、速いって…あ、京介。ただいま」

 

「柚子もおかえり」

 

「ねーねー、早くデュエル!」

 

「もう、さっきしてきたばかりじゃない」

 

「あんな相手じゃ全然満足できないよ。だから早くデュエルしよ!」

 

「……ソラは俺とデュエルして満足したいのか?」

 

「うん!デュエル、デュエル!」

 

(使うデッキ決まったな)

 

「わかった。いいぞ」

 

「やったー!じゃあ早くやろう!」

 

「柚子、頼む」

 

「はいはい、しょうがないわね」

 




読了ありがとうございます。よく執筆者が勝手にキャラが動くと言うことを信じてなかった自分ですが、今回の話でキャラが勝手に動いて感覚がわかりましたw
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