転生者は自由に楽しく生きていく   作:しわす

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《自由に楽しく生きる》を胸に抱き、仙ヶ炉熾音はこの世界で日常を生きていく。


終わりと始まり

 いつも通りの日常は突然終わる

 

 俺たちは自分の死がいつ来るのかなんて分からない。

 それは神様が決めてることで、俺たちに選ぶ権利なんてない。

 所詮、俺たちは神様の駒なんだ…

 

 あの日、俺は友達と一緒に遊園地に遊びに来ていた。

 ジェットコースターに乗り、皆で叫んでみたり、ウォータースライダーに乗ってびしょ濡れになったり、リア充たちを見つければ、皆で邪魔をしたりなど、楽しい日を過ごしていた。

 その帰りの出来事だった

 俺は皆と別れ、家に向かって歩いていた。

 休日の日曜ということもあり、人が多い。

 こういう日は何かしら起きるんだろうな~と俺は思っていた。今思えば、これが()()()だったのかもしれない。

 俺の目の前で男の子の手からボールが道路へと転がった。男の子はそのボールを取りに、道路へ飛び出した。

おいおい、ヤベーんじゃねーか?

 

俺は考えるよりも先に、体が動いた。男の子の服を掴み、歩道へと投げ飛ばした。

投げた勢いで、俺はバランスを崩した。

次の瞬間、体に衝撃がはしった。

そこで俺は意識を手放した。

 

 

俺は…仙堂真谷(せんどうしんや)は短い人生を終えた

 

 

 

目を覚ました場所はひどく明るい真っ白な空間だった。

「何処だ、此処?俺は…死んだんじゃ……あれ?」

「困惑してるね~」

「うおっ!」

突如目の前に現れた少年は、クスクスと笑っていた。

「ああ、そんなに不機嫌そうな顔しないでよ~」

いきなり現れたうえに笑われれば誰でも不機嫌になるわ…てか、誰だこいつ?

「ごめんごめん、君の反応が面白かったからついね。それと、僕は君達でいうところの神様だよろしく」

わー神様に会えたうれしいー

「ボー読みだね、まぁいいや」

コホンと咳払いをひとつして、神様は言った。

「君が何故、この場にいるのかというと…君の死は予定外なんだよね。だから神様皆が困っててね!ホント困っててね!」

「なんで二回も言うんだよ!迷惑かけたのは分かったから、なんで俺が此処にいるのかって聞いてんの!」

怒鳴る俺に神様はまたクスクスと笑いだした。

腹立つなこの神様…

「そんな事言うと生き返らせてあげないよ?」

「じゃ、別にいいです」

「待って!そんな事言わないで!嘘だから、生き返らせるから!てか、生き返らせないと僕が怒られるの!」

神様でも慌てるんだな~面白いなぁ~この神様。からかうのオモシロ。

「まぁ、生き返らせてくれるんなら話を聞こう。」

「はぁ…疲れる。…気を取り直して、生き返らせると言っても、もとの世界じゃない。別世界に転生してもらうんだ。これは僕達が決めたことだから、従ってもらうよ?」

俺が頷くの確認してから、神様は無邪気な子供のように目をキラキラと輝かせ、楽しそうに話した。

「と、いっても君が転生する場所はアニメや漫画の世界。好きに選べるわけじゃないから、転生先は僕達でも分からない。でも、アニメや漫画の世界に転生出来るってあり得ないことだから、僕めちゃくちゃ楽しみなんだよね!

だから君は僕の代わりに楽しんで生きてね!僕は君の生きざまを空から見守ってるよ!」

「おぉ…分かった任せろ。」

なんだこの神様…まさか!オタク…

「じゃないよ!」

「わー残念」

「ボー読みじゃないか!はぁ、早く転生しないと…君のせいで全然進まないよ……よし!仙堂真谷、君は此処でこの名を失ってもらう。そして、新しい君の名は仙ヶ炉熾音(せんがろしおん)だ。熾音、君は欲しいものはあるかい?なんでも言ってくれ」

「なら、強靭な肉体を貰おう」

「OK、最高のものをプレゼントしよう…それじゃ、行ってらっしゃい」

神様の言葉と同時に俺の体が淡い光に包まれて消えていく。

「神様」

最後くらい、お礼を言わないとな…

「ありがとう」

「どういたしまして」

俺の体は完全に消え、本当の意味で、仙堂真谷を終えた。




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次回も頑張ります!
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