カザナミ「暑すぎなんだけど…」
ズズズ…
シュウガ「ん?」
ルリ「どうしたの?」
シュウガ「いや、なんでもねぇ(気のせいか…)」
エルスィ「おねぇさま、上着脱いだらどうですか?」
カザナミ「エルスィ、貴女、死にたいの?」
エルスィ「おねぇさまにやられるなら本望ですわ」
???「グジャグジャ。また来たな(お?あの女から闇の力を感じる)」
???はカザナミに飛びかかった。
シュウガ「カザナミ!よけろ!!」
カザナミ「え?…グブッ!?」
エルスィ「おねぇさま!」
???「グジャグジャ。この女は闇の力が強い。少し身体を使わせてもらう」
カザナミ「誰が…あんたなん…かに…使わせ…る…か…」
シュウガ「貴様は誰だ!」
???「俺はダークメーバ。闇の門を抜けて来た甲斐があったぜ」
エルスィ「おねぇさまを離しなさい!」
ダークメーバはカザナミを吸収した。
カザナミ?「ふっふっふ、エルスィ、ハグしましょう?」
エルスィ「え?(見た目はおねぇさまだけど…)」
カザナミ?「ほら」
エルスィ「あぁ…(おねぇさまに抱きつきたいけど…)」
カザナミ?「スキあり!」ドガッ
カザナミ?はエルスィを気絶させた。
ルリ「エルスィ!」
ルリはエルスィにヒールをかけた。
カザナミ「あんた…私の身体で…なんて…こと…を…な!?な…に…眼帯に…手を…かけて…」
カザナミ?「貴様は黙っていろ!すぐ終わらせてお前を食ってやるから」
カザナミ「シュウ…ガ」
シュウガ「なんだ?」
カザナミ「私を…気絶させ…」
シュウガ「なるほど、わかった」
シュウガは聖剣をカザナミに向かって振りかぶった。
ガキィィィィン
シュウガ「おい。エルスィ、邪魔するな」
エルスィ「その勢いはおねぇさまを殺す気ですか!?」
カザナミ?「ありがとう、エルスィ」
エルスィ「はい、おねぇさま」
シュウガ「二人揃って気絶しとけ!!」
ズドッ
カザナミ&エルスィ「「う…」」
ダークメーバ「チッ!(この女は惜しいが気絶しては何もできんな)」
カザナミからダークメーバが分離した。
シュウガ「逃すか!貴様も消えろ!!!!」
ズバッ!!!
ダークメーバ「グビャ」
シュウガ「ふぅ…」
ルリ「カザナミちゃん!大丈夫!?」
ローゼン「カザナミちゃん、すごい汗だ…」
シュウガ「おい!カザナミ!起きろ!」
〜カザナミの夢〜
カザナミ「うーん」
???「お?起きたか、いつまで寝てるんだ?」
カザナミ「…だれ?」
???「ん?あぁー、お前、昔のカザナミかぁ」
カザナミ「昔?これ未来なの?」
???「ああ、俺は能力覚醒で目の色が変わっちまったが、雰囲気的にわかるだろ?」
カザナミ「まさか、シュウガ?」
未来シュウガ「ああ、会いたかったぜ、カザナミ。今どこにいるんだ?」
カザナミ「これから火竜よ」
未来シュウガ「あそこは暑かったな」
カザナミ「あ!そうだ、私、乗っ取られてるんだった!戻らなきゃ」
未来シュウガ「ああ、それなら問題ないはずだ。今頃、俺が看病してると思うぜ」
カザナミ「シュウガが?ルリさんじゃあるまいし、ありえないわよ」
『…ナミ…ザ…ナミ…』
カザナミ「ん?呼んだ?」
未来シュウガ「どうやら戻るみたいだな」
???「お父さぁん、どうしたの?」
未来シュウガ「おう、カザナミと話ししてたんだよ、???」
カザナミ「あんた、父親になってたのね」
???「どうしたの?お母さん」
カザナミ「は?私が母親?で、シュウガが父親!?」
未来シュウガ「当時の俺も否定したけどな。現実になっちまったぜ。可愛いよな、流石はカザナミの娘だよ」
???「お父さん、私、修行してくるね」
未来シュウガ「あぁ、あまり遠くに行くなよ」
カザナミ「絶対にありえない…」
未来シュウガ「おっと、忘れる前にこれを」
未来のシュウガはカザナミの左目に手を当てた。
カザナミ「何してるのよ」
未来シュウガ「これで、少しは楽なはずだぜ」
カザナミ「…?あれ?辺りが…」
未来シュウガ「じゃあ、またな」
〜現在〜
シュウガ「おい、ルリ、タオルの水が蒸発しちまったぞ」
ルリ「わかってる!まさか、カザナミちゃんが高熱をだすなんて思ってなかったのよ!」
ローゼン「俺はいつまでアイスを作れば?」
シュウガ「熱が下がるまでだ」
エルスィ「おねぇさま…」
カザナミ「はっ!(ガバッ)」
シュウガ「なに!?おい、大丈夫かよ、カザナ…ゴフッ」
カザナミはシュウガを殴った。
ルリ「え!?シュウガくん、大丈夫!?」
カザナミ「ごめん、シュウガの顔見たら殴りたくなって」
シュウガ「誰が助けてやったと思ってんだ」
カザナミ「…ありがとぅ」
シュウガ「おぅ…ん?カザナミが素直に礼を言った!?」
エルスィ「おねぇさま、大丈夫ですか?」
カザナミ「えぇ、ごめんね、迷惑かけて」
シュウガ「それよりお前、左目開放してて大丈夫なのかよ」
そう、カザナミの左目は眼帯が無く、堕天眼が開放されていた。
カザナミ「(なるほどね、少しは楽か…)えぇ、大丈夫よ、怖いなら隠すけどね」
シュウガ「怖かねぇよ。寧ろ…」
カザナミ「え?良く聞こえなかったんだけど」
ルリ「そこ!イチャイチャしない!」
カザナミ&シュウガ「「してないし(わ)!!」」
カザナミ「はっ!?(ヤバイ…あの未来のシュウガの顔が今のシュウガに重なって…)///」
シュウガ「おい、カザナミ、お前、未来の映像見たんじゃないか?」
カザナミ「(ギクッ)そ、そんなわけないじゃない」
シュウガ「話せ」
カザナミ「嫌よ…はっ!?」
シュウガ「やっぱり見てたんだな…なんだ?また、シアナスにやられるやつか?」
カザナミ「あんた…と…結婚…す…る(もごもご)」
エルスィ「えぇぇ!?」
シュウガ「聞こえねぇよ、エルスィ」
エルスィ「聞かない方がいいと思いますよ?」
シュウガ「何故だ」
エルスィ「だって…」
カザナミ「待ってエルスィ。今のが聞こえたのなら寧ろ自分から言うわ。私もあんな未来叶えたくない。でも、子供は可愛かったなあ」
ルリ「ん?子供?誰の?」
カザナミ「私のよ」
ルリ「ずいぶん先の未来の映像みたんだね」
カザナミ「映像じゃなくて会話してきたわ。未来のシュウガとね」
シュウガ「は?」
ルリ「え?」
ローゼン「え?」
シュウガ「ちょっと待て、それはつまりお前と結婚するってことか!?」
ルリ「(すっごい仲良いからねぇ、この二人)」
ローゼン「(そうですかね?仲悪いように見えますけど)」
エルスィ「(仲は悪くないと思いますよ)」
カザナミ「そうよ、ありえないでしょ?」
シュウガ「あぁ、お前と結婚なんて考えたこともないわ」
その後、カザナミはシュウガを見るたびに何故か顔が火照るのを感じたが、振り払い火竜の元に向かった。
火竜の住処に着くとそこには火山が滾り、さっきの暑さとは比べ物にならないくらいであった。
火竜「我は火竜ブレアード。最近、この火山地帯に闇の気配を感じ、力を蓄えていたが、貴様ら、我が同胞に手を出しただけでなく、倒してしまうとは笑止千万!ここで灰にしてくれる」
カザナミ「だれよ、同胞倒したの…」
ルリ「…」シュウガを指差し
シュウガ「俺じゃねぇよ…って来るぞ!」
ローゼン「エルちゃん、どうしたの?」
エルスィ「私の武器はボスには通用しないんですよ」
カザナミ「まぁ、ここは私達で倒すわ。行くわよ、シュ…ローゼン」
ローゼン「カザナミちゃんさっきから変だよ?特にシュウガさんに対して」
カザナミ「(ギクッ)そ、そんなことはないわ…」
シュウガ「しっかりしてくれよ、カザナミ」
カザナミ「わかってるわよ!」
ルリ「(未来のこと気にしてるんだろうなぁ)」
シュウガ「ルリ、回復頼むぞ!」
ルリ「あ、はい!」
火竜はカザナミの様子に気づいたらしく、カザナミを集中的に狙った。
カザナミ「う…(また、私に向かって攻撃を)」
シュウガ「チッ。おい、ブレア!カザナミを集中的に攻撃すんじゃねぇ!」
火竜「わしが誰を攻撃しようが勝手だろう?さぁ、もう一発行くぞ…………」
…………
カザナミ「あれ?シュウガ?」
シュウガ「…」
カザナミ「みんなが止まってる…うぐ…」
急に左目に激痛が走ったと思うと、エグゼバートから声が聞こえてきた。
『我を使え』
カザナミ「え?」
『我はその力の解放を待っていた』
カザナミ「その力ってなんなのよ!」
『貴様の左目は予知能力ではない。時間を操る事が出来る。さぁ、我の能力を使い、あの竜を倒せ!』
カザナミ「なんだかよくわからないけど、やってやるわよ!」
カザナミは火竜に標準を合わし
「『凱旋!!!!』」と叫んだ。
矢が火竜の上に飛んで行くのを見たあと、カザナミは直感的に左目を閉じた。すると火竜に大量の矢が降り注いだのである。
火竜「な、なんだ!これは!わしがこんなやつらに負けるというのか…だが、ここに溶岩が滾る限り、わしは不滅なり!」
シュウガ「は?…カザナミ、お前がやったのか?」
ルリ「カザナミちゃん、左目をなんで閉じてるの?」
エルスィ「おねぇさま、さすがです!」
ローゼン「カザナミちゃん、なんか弓からオーラ出てるよ?」
カザナミ「ふぅ…この力疲れるわね。あまり使わない方が良さそうね…」
シュウガ「(無視かよ!?)」
その後、カザナミ達はヴェニアの元に戻った。
ヴェニア「あ!戻ってきましたか。どうでした?」
シュウガ「火竜が暴れてましたね」
ヴェニア「そうですか…それで、火竜は?」
シュウガ「沈静化しました。主にカザナミが」
ヴェニア「カザナミさん、ありがとうございます」
カザナミ「え?私は大したことしてませんよ」
ヴェニア「謙遜をしないでください。あ、そうだ。月の民の長老から頼まれた依頼があるのですが、聞いていただけますか?」
エルスィ「おじぃさまから?なになに?」
ヴェニア「村の近くの護衛らしいのですが、詳しくは村に行くのがいいかと思います」
シュウガ「わかりました。行くぞ、みんな!」
シュウガ達は月の民の集落に向かった。
次回:vs闇の騎士(勝てないやつ)
その頃、未来…
未来シュウガ「ふぅ…」
???「あら?疲れてるみたいね。どうしたの?」
未来シュウガ「昔のお前に会ったんだよ、カザナミ」
未来カザナミ「あら、左目の解放でもしてくれたの?」
未来シュウガ「まあな」
???「お母さん!」
未来カザナミ「あらあら、どうしたの?」
未来シュウガ「お前のせいだと思うがな」