カザナミ達は月の民の集落に来ていた。
エルスィ「ふむふむ…なるほど…」
カザナミ「まぁ、エルスィに任せておけば問題ないでしょ」
エルスィ「おねぇさま、やはりさっきの狼の群れがヴェニアさんが言ってたモンスターらしいです」
カザナミ「あの前菜がどうとか言ってたやつら?」
エルスィ「そうです」
シュウガ「それで、長老は鍵持ってたのか?」
エルスィ「いえ。これは”古の聖杯”です」
ローゼン「あれ?鍵じゃないの?」
エルスィ「どうやらおじいちゃんの話では、マグマに湧き出る水をこの聖杯に入れると鍵がでてくるみたいです」
その後、シュウガ達は再度火竜の洞窟に行き、聖杯に水を入れ、”右の鍵”を手に入れた。
ヴェニア「なるほど、この鍵で闇の領域に行けるのですね」
カザナミ「(あれ?この鍵…どこかで…)」
シュウガ「なんか二本あるらしいんですよ…って、カザナミなんか隠してるだろ?」
カザナミ「え!?隠してないよ!ただ、あの鍵見たことあるなぁってさ」
ルリ「私もあるよ、カザナミちゃん」
カザナミ「ルリちゃんも!?どこで?」
ルリ「カザナミちゃんのおばあちゃんに会いに言った時だよ」
カザナミ「リタさんか…」
ヴェニア「魔女と知り合いなのですか?」
カザナミ「えぇ、私のおばあちゃんですが…」
ヴェニア「魔女は闇の領域から来たとされています」
カザナミ「リタさんに会いに行ってきます!」
カザナミ達はリタの居る魔女狩りの森に向かう途中、ロココの街で忙しなく動く一団を目撃していた。
???「おい、また、闇の奴らが攻めてきたらしいぞ」
???「わかってるわよ、迎撃しないと街が危ないわ」
???「だが、奴らは何か探してたみたいだぞ」
???「みんな、場所がわかったわ、行きましょう」
カザナミ「…」
シュウガ「ん?どした?」
カザナミ「急いだ方がいいかも…」
シュウガ「なら、走るか?」
カザナミ「うーん、嫌だ」
ローゼン「(どっち!?)」
ルリ「シュウガ君、先走って迷わないでね?」
シュウガ「ここ迷うのか?」
カザナミ「そうね、シュウガみたいな方向音痴は迷うわね」
シュウガ「おい」
カザナミ「って話してる間にとうちゃくぅ」
ローゼン「(カザナミちゃん、最近、シュウガさんをいじってるような…)」
エルスィ「おねぇさま、私も会って大丈夫なんですか?」
リタ「もう会いにきちゃったよ。で?コレが欲しいのかい?」
リタが持ってたのは左の鍵だった。リタの話だとコレは”闇の館の鍵”らしい。
その後、カザナミ達はロココの街に戻った。すると、ロココ平野の方から悲鳴が聞こえてきていた。
シュウガ「おい、カザナミ」
カザナミ「えぇ、案の定ってやつね」
エルスィ「みなさん、行きましょう」
カザナミ「鍵は私が持っとくわ」
シュウガ「任せた」
カザナミ達がロココ平野に到着すると、黒い甲冑姿の騎士が先程のメンバーを全滅させていた。
騎士「フッ、ワシの邪魔をしたからじゃ。ん?んん?おぉー、姫さま、よく生きておったのぅ」
カザナミ「は?姫って誰のことよ」
シュウガ「この感じからするとカザナミ、お前のことだな」
騎士「当たり前じゃ、赤ん坊の頃に捨てられたのじゃから」
カザナミ「!?」
騎士「それより、姫さま。その腰に入れてある鍵を渡してはくれんかのぅ」
シュウガ「やるわけないだろ?!」
騎士「ほぅ、わしに戦いを挑むというか?」
カザナミ「待って、シュウガ」
シュウガ「カザナミ…」
カザナミ「これ以上の被害は…」
騎士「なるほどのぅ、よかろう。渡してくれたら姫さまに免じて撤退しよう」
カザナミ「なら、はい」
カザナミは騎士に闇の館の鍵と闇の領域の鍵を渡すと騎士は消えた。
ヴェニア「大丈夫ですか!?」
シュウガ「俺らは大丈夫だ。だが、こいつらが」
ヴェニア「とりあえず、街に運びましょう」
ルリ「はい!」
カザナミ達はロココの街に戻り、情報を整理することにした。
カザナミの家系
カザナミ 闇の騎士から姫扱いされる
エルスィ カザナミの義理妹
族長 カザナミの義理母
リタ カザナミの義理婆
??? カザナミの正母
この流れから考えられることは正母の存在が気になるところでしょう。さぁ、がんばって考えてみましょうwww