イルーナ戦記〜四つの意思〜   作:弥生の一矢

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仕事忙しすぎで書けないwww


第10話 パルルの王〜vs王竜カイザー〜

 

 

カザナミ達は情報収集のためにいろいろと動き回っていた中、ヴェニアが有力な情報を掴んできた。

 

ヴェニア「みなさん、王竜の住処をしっていますか?」

カザナミ「情報収集で歩き回ってる時にルリちゃんと一緒に探索に行ったわ」

シュウガ「お前らの探索範囲に入ってないだろうが」

ルリ「てへっ」

シュウガ「てへっじゃねぇよ。カザナミに感化されてんじゃねぇか」

カザナミ「あら?まるで私が悪いみたいな言い方ね」

シュウガ「違うのかよ?」

カザナミ「まぁ、王竜には会いに行ってないから問題ないでしょ」

シュウガ「そういう問題じゃ…」

ヴェニア「それで、そこに数日前に騎士らしきモンスターを見かけた人がいたらしいのです」

カザナミ「私達が行った後のことね」

シュウガ「あいつには借りがあるしな。早速向かおうぜ」

 

カザナミ達は王竜の浮島に向かい、カイザーがいる巣へたどり着いた。

 

シュウガ「ここがカイザーの巣」

カザナミ「私が来た時はあっちに来たの」

 

カザナミが指差した先にも敵がポップしていた。

 

エルスィ「まぁ、行きましょう」

カザナミ「えぇ」

 

王竜の足元に、バラバラになった闇の騎士の残骸が散らばっている。

その後ろには、巨大な彫像のようにまばゆく光る金色の竜 王竜カイザーだ。

 

エルスィ「あの〜、こちらに騎士みたいなのきていませんかぁ?」

カイザー「ふむ…その人形か?ガチャガチャ耳障りな音でわしの眠りを邪魔しおるので、折檻したら動かなくなりおった」

ルリ「ひぃ…」

カイザー「もろいのう…。貴様達は…、わしの同胞である岩竜や火竜を倒してきた冒険者だな?貴様達と彼らの戦い、わしはここでずっと眺めておった。わしを倒しに来たか?」

カザナミ「いえ、私達はそこの闇の騎士に用があっただけです」

シュウガ「そうだ、鍵を奪われたんだ」

カイザー「…何?この人形が持ってた鍵?…これか?」

カザナミ「そうよ、でも二つあったはず」

カイザー「…いや、持っていたのは一つだけだったが?…おお、そういえば、壊れる前に、何やらブツブツ呟いて、光るものを上に投げ上げよったな。空中で消えたんで気にも留めなんだが」

シュウガ「それだ!」

カイザー「ところで、その鍵を手に入れて何をするつもりだ?」

カザナミ「え?いやぁ…闇の領域に…」

カイザー「…ほう、闇の領域へか…面白い…。よかろう、貴様が闇の軍勢と渡り合えるか手並みを見せてもらおう…わしに勝てばこの鍵をやろうではないか。どうじゃ?」

シュウガ「いいじゃねえか、じいさん」

カイザー「うむ…では、手加減せんぞ!」

 

カイザーとシュウガ達は対峙していたが、ある瞬間にシュウガが何かに気づいた。

 

シュウガ「(何か嫌な予感がする)」

カイザー「なかなかやるのぅ…だが、この攻撃は耐えられるかの?」

シュウガ「(アレはまずい)カザナミ、よけろ!」

カザナミ「え?」

 

シュウガはカザナミを安全圏に突き飛ばした。

 

カザナミ「ちょっとシュウガ」

シュウガ「来るな!」

カイザー「カイゼル・ブラスト!!!!」

シュウガ「ぐぁぁぁぁあ!!!!」

カザナミ「シュウガ!?」

ルリ「回復するわ!」

カイザー「うむ…アレを耐えるとはのぅ、見事じゃった」

カザナミ「勝ったの…?」

カイザー「こんな戦いは久々じゃ…あの者達も今は何をしていろのかのぅ」

エルスィ「あの者達?誰ですか?」

カイザー「なんといったかのぅ、ネギとか言ったかのぅ」

カザナミ「…(あの人達が通った道を私達は厳しいながらも進んでるのね)」

カイザー「鍵はやろう。しかし、闇の領域での一件が終わったらまた、戦おうぞ」

「「「「「はい!」」」」」

 

その後、ヴェニアと話していた。

 

ヴェニア「帰って来ましたか!?それで?おお!鍵を手に入れたんですね」

 

その時、ある声が響き渡った。

 

???『ほう…闇に挑むものがいようとはな』

カザナミ「誰なの!?」

???『我の名はヴェーテンデス。闇の領域に君臨する闇の将の一人』

シュウガ「すぐに倒しに行ってやるよ」

ヴェーテンデス『楽しみにしているぞ……それから、そこの白髪の小娘』

カザナミ「え?私?」

ヴェーテンデス『そうだ。よくそこまで育ったな。あの時、捨てられた場所がよかったのかどうか』

カザナミ「え?ちょっと待って。貴方、私のなんなのよ」

ヴェーテンデス『我は貴様…いや、姫』

シュウガ「あの騎士も言ってたな。姫って」

ヴェーテンデス『姫はデュンケリス様の神の子だ』

ルリ「神の子ってなに?」

シュウガ「お前、バカか?神の子って言うのはな…なんだっけ?」

カザナミ「神の子って言うのは、このイルーナ世界の神様が全部の力を注いで作り出した子供のことよ。だからと言って、私が神の子という証拠がないわ」

ヴェーテンデス『フッフッフ…あるじゃないか。その眼は紛れもなく闇の世界の住人さ』

エルシィ「そんな…おねぇさまが敵…」

カザナミ「違う!私は敵じゃない!この邪眼が闇の世界の住人の証だとしても悪いことをしようとしてるあんたは許せない!」

ヴェーテンデス『フッフッフ…待っておるぞ』

 

さっきまであった威圧が無くなった。

 

ヴェニア「あれが…闇の将…」

シュウガ「カザナミ、大丈夫かよ?」

カザナミ「大丈夫よ!シュウガに心配されたら終わりよ!」

エルシィ「おねぇさま…」

カザナミ「エルシィ、貴女、信じてるけどわざとやってるでしょう?」

エルシィ「あ、バレました?いやぁ、意外ですわ」

カザナミ「意外ってなにがよ」

エルシィ「おねぇさまが敵なんて」ジャキッ

カザナミ「ちょちょちょっと、エルシィ、なんで剣を私に向けてるのよ」

シュウガ「そうだ、お前、わかってるのか?カザナミが姫ってことはこいつが死ねば、闇の連中が黙ってないってことだ」

エルシィ「ですが!」

ローゼン「はいはい、誰のおかげで命を助けられたのか思い出してね、エルちゃん」

エルシィ「おねぇさま…です」

ローゼン「よろしい」

ルリ「(ローゼンくんがエルちゃんを抑えた!?)」

 

その後、エルスィ、ルリ、ローゼンは魔法の結晶を作りに別れ、カザナミとシュウガはカザナミから用事があると3人に告げ、シュウガを連れてある場所に向かった。




ついにカザナミの親が判明しました。
カザナミの母親は闇神デュンケリス
父親はいません。そこは神の力なると思ってください。

次回は3人で闇の領域に潜入します。
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