イルーナ戦記〜四つの意思〜   作:弥生の一矢

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カザナミside


第13話 カザナミの覚醒〜ハンターへの転職〜

カザナミとアントは暁達がカルエに向かうのを見届けた後にソフィアのギルドに向かった。

 

カザナミ「シュウガ達は何をしに?」

アント「ふざけに」

カザナミ「…そうだった…暁さん、そういう人だった…」

アント「俺らはさっさと転職して、お前の能力強化に行くぞ」

カザナミ「はい!」

 

カザナミは弓士見習いの証を担当の者に見せると、アントからのプレゼントと共にハンターへと転職した。

 

アント「これで晴れてハンターになったわけだが、お前の能力は時間操作だったよな?」

カザナミ「あ、はい。この邪眼が発動条件みたいなんですよね」

アント「へぇ…なぁ」

カザナミ「はい?」

アント「ちょっと貸してくれよ」

カザナミ「はぃ!?無理ですよ!?」

アント「わかってる。からかっただけだ」

カザナミ「…」

アント「うーん、俺も使えたらなぁ」

カザナミ「そんなこと言われても…」

アント「あ、そうだ」

カザナミ「?」

アント「暁が文献持ってるぞ?」

カザナミ「えぇぇぇぇぇ!?」

 

その後、カザナミとアントは暁達を待つためにロココ酒場にいた。

 

カザナミ「アントさん」

アント「ん?」

カザナミ「私の弓がどうかしましたか?」

アント「いや、なんか持ち主以外は触れないんだろ?」

カザナミ「えぇ、そうですね」

アント「俺、触れてるけど」

???「それはな…」

アント「おぅ、暁。あれ?シュウガは?」

シュウガ「います…よ…」

暁「もうへばってるのかよ」

シュウガ「誰のせいですか?誰の?」

カザナミ「暁さん、待ってました。文献読めるんですか?」

暁「まあな、だけど奥まったとこが全くなんだよ。誰かいないか?古代文字読めるやつ」

カザナミ「いますよ」

暁「お〜!誰だ?」

カザナミ「私の妹です」

暁「お前の妹ももしかして16人の英雄の一人か?」

カザナミ「えぇ、魔剣イングリースを持ってます」

暁「なるほど、エンチャンターか。歴代の能力なら確かに読めるかもな」

カザナミ「?」

暁「能力は”言語マスター”だ。どんな言葉でも読むことや喋ることが可能だ」

カザナミ「あ、なるほどね…」

暁「あ、そうだ。アント、心奏に呼ばれてたんだよな?」

アント「あぁー、忘れてたぜ。お前らも来いよ」

カザナミ「いいんですか?」

シュウガ「何かありそうだよな」

暁「カザナミ、ちょいいいか?」

カザナミ「あ、はい」

 

カザナミは暁からエグゼバードの能力について聞いた。それは伝説の武器との合体能力だった。

 

ミシェルヌ平野にて…

 

暁「確かこの辺だったはずなんだがなぁ」

 

ネギ「インペリアル・グローム!!!!」

???「スターバーストストリーム!」

 

アント「あれは、ネギが本気出してるぞ!」

カザナミ「あの武器…まさか…」

 

パァァァァァン!

 

カザナミ「まずい!シュウガ!」

シュウガ「なんだ」

カザナミ「聖剣貸して」

シュウガ「いいが、お前持ってるのかよ」

カザナミ「いいから」

シュウガ「ほら」

カザナミ「ありがとう。さぁ、凱弓エグゼバートよ、聖剣を吸収し、新たな武器に生まれ変わりなさい」

 

聖剣と凱弓が合体し、聖凱アーサーが誕生した。

 

暁「成功したな」

カザナミ「聖凱アーサー…いくわよ!はぁぁぁあ」

 

???「ぜぁぁぁぁ」

カザナミ「ネギさん、どいて!」

 

ガキィィィィン

 

カザナミ「聖凱アーサーよ、力を奪い、糧とせよ!」

???「ぐ…力が抜ける」

 

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