カザナミ達はナギ達と合流し、イーロ島に渡り、塔を登っていた。しかし、イーロ島の塔に入る手前でエルスィが倒れてしまったのだ。カザナミ達はエルスィを庇いながら、上を目指した。
最上階に着くと、グーリエが何やら作業をしていた。
グーリエ「おや?冒険者諸君、見物ですか?ソフィアを壊すところの」
カザナミ「な!?ソフィアを壊す!?」
グーリエ「これは、ウィザード砲と言って、巨大なクリスタを使って放つ、最終兵器です」
エルスィ「そんなもの私が…うぐっ」
カザナミ「アンタは出なくていい!調子悪いんでしょ!?」
エルスィ「ですが、おねぇさま」
グーリエ「ふっふっふ、どうやらお仲間は満身創痍のようですね」
カザナミ「アンタなんか私達でなんとかなるわ」
グーリエ「ふっふっふ、残念ながら、私にはウィザレオンというモンスターがいます。ですが、このモンスターは大食らいでウィザード砲とコイツで私の女神の雫はスカスカですよ」
ピーノ「なるほど、そういうことでしたか」
グーリエ「おや?ピーノ様じゃありませんか。ここから、ソフィアを破壊と同時に消えて頂こうと思っていたのに、きてしまったんですか?なら、このウィザレオンにやってもらいましょう」
ウィザレオンが動きだしたかと思うと、取った行動は違かった。
グーリエ「何をしている!?ウィザレオン、それはウィザード砲だ。やめろ!な!?こちらに来るな!う、うわぁぁぁぁぁ」
ティリア「カザナミさん、一度は闇に打ち勝ったんでしょ。だったら、次も行けるわ」
シュウガ「カザナミ、アイツのオーラ」
カザナミ「えぇ、グリーシアに付いてたオーラね」
シュウガ「カザナミ、アレ試さないか?」
カザナミ「今ここで?うーん、未完成よ?アレ」
シュウガ「闇相手なら行けるかもしれないだろ?」
カザナミ「わかったわ。凱弓エグゼバード!」
シュウガ「聖剣アーサー!!」
カザナミ&シュウガ
「「合体し、新たな武器へ覚醒せよ!聖凱エンペラー!!」」
カザナミ「行きなさい、シュウガ!」
シュウガ「おう!闇を切り裂け!聖印斬!」
シュウガがウィザレオンを斬ると、そこに十字の紋章が現れ、ウィザレオンを浄化し始めていた。
浄化しきると、中から闇の小さな玉が出現し、巨大なクリスタを数個飲み込み、大きくなって、空の彼方へ飛んで行ったのだった。
しかし、ウィザレオンからもう一つの闇が飛び出してくると、エルスィに襲いかかったのである。
エルスィ「あああああぁぁぁぁあ!!!」
エルスィは叫んだあと、急に静かになり、笑い始めた。
エルスィ?「あはははははは」
カザナミ「エルスィ、大丈夫?」
エルスィ?「大丈夫ぅ?光の分際でいい気になるんじゃないわよ!」
シュウガ「カザナミ、そいつはお前の妹じゃないぞ」
エルスィ?「ふふふ…遂に思い出した!私はエリーゼ!エリーゼ・スィク!闇の世界の女王だったものだ!そして、この子達が私の親衛隊!」
エリーゼが親衛隊と言い放つと空間が歪み、5人現れた。その中には見知った者もいた。
しかし、その者達の片眼は邪眼になっており、数字が浮き上がっていた。
???「お母様、ようやくなんですね?」
???「苦労しましたよ、エリーゼ様。チャンネルを合わせるのは」
???「あら、懐かしい顔がいるわね」
???「クッフッフッフ…また、殺されに来たのですか?ローゼン」
???「パパを殺した者達は絶対に殺してやる」
エリーゼ「ユウカ、ようやくよ。クロエ、記憶が飛んでたんだから、仕方がないわ」
カザナミ「え?心奏さん?その眼は…」
ローゼン「俺はアンタの事知らないんですけど!?」
エリーゼ「あら、サラダ。アンタが来るなんて珍しいじゃない。てっきり、ルベドかと思ってたんだけど」
ユウカ「じゃあ、自己紹介しておきますね。私は闇の親衛隊が一人。零番に君臨するエリーゼ女王が一人娘。カオスパラディンのユウカ!」
クロエ「私は闇の親衛隊が一人。弐番を賜りし、時空のクロエ・オベール」
心奏(闇)「私は闇の親衛隊が一人。四番を賜りし、玩具の心奏」
骸「クッフッフッフ…闇の親衛隊が一人。七番を賜りし、断罪の六道骸」
サラダ「私は闇の親衛隊が一人。十五番を賜りし、堕輪眼のうちはサラダ」
カザナミ「(シュウガ)」
シュウガ「(なんだ)」
カザナミ「(あの眼って呪い系統かしら?)」
シュウガ「(試す価値はあるかもな)」
骸「(ほうほう、それで、何を試すおつもりで?)」
カザナミ&シュウガ
「「な!?」」
骸「やはり、警戒するべきはローゼンではなくこの二人。エリーゼ様、この二人を優先的に殺らないと何をしでかすかわかりませんよ?」
エリーゼ「わかっておる。骸、幻術を使い、二人を個々に隔離しなさい」
カザナミ「(まずい!)ルリちゃん!あのスキル!使ってみて!相手も対象で…」
シュウガ「カザナミ…」
カザナミとシュウガは別々の空間に吸い込まれていった。
骸「クッフッフ…エリーゼ様、二人を隔離致しました」
エリーゼ「私達はその内にローゼンとルリとその他を殺るわ!付いて来なさ…い!?ルリとローゼンがいないですって!?」
キリト「いいか?カルマ、手順はさっき言った通りだ。やれるな?」
カルマ「なめるな、キリト。そっちも手筈通りで頼むぜ」
キリト「シノン、始めてくれ」
カルマ「そっちも頼むぜ、渚」
…キキン
エリーゼ「チッ…スナイパーか…こちらも遠距離攻撃を使いましょうか。骸」
骸「はいはい、火よりも炎、炎よりも…」
カルマ「させないよ」
骸「ム!?詠唱中に攻撃とは教育する必要があるようですね」
…キン
エリーゼ「ウザいわ!ユウカ!来なさい」
ユウカ「はい、お母様!魔帝エンチャンターでいいですか?」
エリーゼ「えぇ、助かったわ、ユウカ」
ユウカ「お褒めに預かり光栄です」
エリーゼ「行くわよ」
ユウカ「はい」
エリーゼ&ユウカ
「「ストーンスキン」」
キリト「はぁぁぁぁぁ、瑠璃!削り切るぞ」
リム「おうよ!任せとけ!」
キリト「スター・バースト・ストリーム」
ユウカ「実は私、使えるんですよね、それ…スターバーストストリーム!!」
ガキキキキキキキキキキキキキン
リム「なら、コレはどうだ?」
ズバッ
ユウカ「うっ…効きませんね」
リム「その減らず口いつまで言ってられるか試してやるよ」
ユウカ「望むところです」
カザナミside
カザナミ「はぁ…抜け出すのは簡単なのよねぇ、ただ、この空間…違和感しかないわ」
シュウガside
シュウガ「カザナミ!カザナミィ!!あぁぁぁ!くそ!俺のバカ!守るって言ったそばからコレか!こんな空間ぶち壊してやる!!!」
ローゼン・ルリside
ローゼン「(間一髪だったね、ルリちゃん)」
ルリ「(ローゼン君、流石だよ。危なくなったら、私に触れれば、気配が消えるもんね)」
ローゼン「(あははは…さてと)」
ルリ「(カザナミちゃん達を救わないといけないよね?)」
ローゼン「(いや、カザナミちゃんはなんとかすると思う。だから、他の事をやろう)」
ルリ「(他の事って?)」
ローゼン「(カザナミちゃんが言ってたスキルって"エンシェント・ヒーリング"のことでしょ?)」
ルリ「(うん、たぶん、そうだと思う)」
ローゼン「(相手もって事はあの眼は呪い系統?)」
ルリ「(呪いじゃないよ。私、蘇杖を持ち始めてから、相手の状態異常が見えるようになったの。だから、わかるの。アレは呪いじゃない)」
ローゼン「(じゃあ、何なの?)」
ルリ「(あの武器は支配の伝説の武器だって言ってたでしょ。だから、催眠だよ)」
ローゼン「(ルリちゃんには解除できないの?)」
ルリ「(出来るよ。全状態異常解除できるもん)」
ナギside
心奏(闇)「ふふふ…また、殺れるんですね、ネギさんを」
ナギ「僕は貴女をよく知りませんが、必ず救ってみせます」
明日菜「この人は十年後のアンタのサブマスターだった人よ」
刹那「あの眼は何かありそうですね。警戒していきましょう」
心奏(闇)「警戒?大丈夫よ、この眼は伝説の武器を使えるようにするための物だから。でも、ルリちゃんが使ってた全ての力は使えないのよね(ギリリッ)」
ナギ「明日菜さん、ホウマノツルギで行きましょう。アデアット!」
明日菜「それが無難そうね。アデアット!」
心奏(闇)「気配は消せないし、エンシェント・ヒーリングも使えないし、役立たずよね(ギ…ギリッ)でも、ネギさんを殺れたら、気が晴れるかも…ふふふふふふふふふふふふふふふ…」
ナギ「行きますよ!みなさん!」
カザナミside
カザナミ「やるしかないわね……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…魔道士…魂!…雷の神よ、最大のイカヅチを持って、力を示せ!トールハンマー!!…拳闘士魂…固定(スタグネット)…魔力充填(コンプレクシオ)…魔道士魂!…火よ水よ…風よ地よ…混ざりて、全てを爆裂させよ!…解放固定(エーミッサ・スタグネット)インペリアル・グローム!!」
パキャァァァン!!!!
エリーゼ「な!?」
カザナミ「よし、上出来ね」
エリーゼ「何故出てこられる!?」
カザナミ「何故って言われてもねぇ。私には貴女に無い力を持っているわ」
エリーゼ「なら、私も本来の力を使わせてもらう!」
パキャァァァン!!
シュウガ「させねぇよ」
エリーゼ「貴様も出てきたか。だが、邪魔立ては許さない。サラダ!相手してあげなさい」
サラダ「はい、エリーゼ様」
カザナミ「そうよね。エルスィ、アンタは私が相手しなくちゃ」
エリーゼ「闇が光に負けるなどありえぬこと。かかってきなさい」
次回
ユウカvsキリト&リム
クロエvsローゼン&ルリ
骸vsカルマ&渚
サラダvsシュウガ
心奏(闇)vsナギ&明日菜
エリーゼvsカザナミ
カザナミ闇編を外伝で書いています。そちらもどうぞ