イルーナ戦記〜四つの意思〜   作:弥生の一矢

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今回のシナリオは
ティリアと別れるシーンです


第31話 別れの時〜ミスルナへ〜

ヘイリオスとの戦いの後、カザナミとシュウガは近くの街であるウィーボに寄った。

キリト達は後々、ウィーボに来た。カザナミはフラフラしており、シュウガが宿屋で部屋を取っていると、ローゼンとルリはサウロさんに話を聞いていた。

 

ローゼン「爺さん、闇の領域の敵はもういないのか?」

サウロ「ふむ…どうやらそのようじゃのぅ」

ルリ「あれ?」

キリト「大丈夫か?ん?」

リムル「カザナミは?ん?あぁ、ティリアさん来ると思ってました」

ティリア「あら?そうなの?それにしても二人ほど少ないわね」

ルリ「カザナミちゃんはシュウガ君と宿屋だよぉ」

リムル「俺行ってくるから、モモン話聞いといてくれ」

モモンガ「わかった。引き受けよう」

 

リムルはカザナミのいる宿屋に向かっていたのだが、通常では会わない人物とすれ違った。その人物は、誰かを探していたようだが、リムルはまさか…なと思い、その場を後にしようとしたら、違う方向から話しかけられた。

 

???「あれ?リムルさん?お久しぶり。元気してた?」

リムル「俺をさん付け?誰だ?お前」

???「私?もう、何度も会ってるのに忘れちゃったんですか?私ですよ、私」

リムル「だから、誰だよ…」

???「あ!探しましたよ、"カザナミさん"」

カザナミ?「ヨシュカ、探したわよ。それにしても、セルはどうしたのよ?」

ヨシュカ「アレは非常食だから、食べたんじゃないんですか?」

カザナミ?「え?私が?それはないわよ」

リムル「はぁ!?カザナミ!?いや、そんなはず無い!お前は今、妊婦で…」

カザナミ?「妊婦?あら?ヨシュカ、私達、誰の記憶に来ちゃったのかしら?」

ヨシュカ「もう、忘れちゃったんですか?シュウガさんのですよ?ほら、???に行かないと」

カザナミ?「そうね。じゃあ、リムル、またね。この時代の私をよろしく」

リムル「あ、あぁ、って、もういない!?クッソ、俺が見失うとは…それにしても、ヨシュカがいたとはな」

 

カランカラン

 

シュウガ「ん?どうした?リムル」

リムル「ああ、すまん。未来のカザナミに会ってな」

シュウガ「どんな感じだった?」

リムル「ん?うーん。俺をさん付けだった」

シュウガ「アイツが!?リムルをさん付け?!無いだろ…」

リムル「そうだよなぁ」

 

カランカラン

 

モモンガ「おう、リムル。ティリアとは別れてきた。これからはミスルナに行くんだとさ」

リムル「あぁ、わかってる」

シュウガ「カザナミは此処で待機させておく」

ローゼン「じゃあ、シュウガさんもですよ」

ルリ「シュウガ君が離れたら、誰がカザナミちゃんを護るの?」

カザナミ「私も…いく…わ…」

リムル「無理は禁物だぞ?」

カザナミ「大…丈夫…」

シュウガ「(絶対に大丈夫じゃねぇ)」

リムル「まぁ、誰もが大丈夫じゃないと思ってるからな。仕方ない。シュウガ、カザナミを首都に連れて行くぞ」

カザナミ「え?」

シュウガ「よし来た。任せとけ」

 

シュウガとリムルはカザナミを連れて首都サテリカに向かった。もちろん歩くのは酷なので、転移札を持っていたキリトにつかってもらった。

 

リムル「モモン、クレイヤで会おう」

モモンガ「承知した」

カザナミ「ねぇ、私も冒k…」

ローゼン「はぁ…行ったね」

ルリ「そうだねぇ、あの気力どこから来るんだろうね」

キリト「モモン、それで、次はそのクレイヤに向かうのか?」

モモンガ「あぁ、そうだ。ロラ、案内頼む(だが、この後、ロラはどこかに行ってしまうからな。ほぼ、俺の案内だ)」

ロラ「よろしく頼むよ、サテリカまでは長いからね」

 

一行はロラの案内の元、ウィーボの街を後にした。しかし、シグミ区画にさしかかろうとした時、ロラが急に走り出してしまった。モモンはそれを予見していたのか、みんなをその先に誘導してくれた。

 

ロラ「あ、いたいた」

モモン「遅いぞ」

ロラ「いやぁ、悪いな。色々探って戻ったらいないもんだから」

モモン「なんか問題があるか?」

ロラ「いや、どうやら、このキルフ原野からの声だったみたいだ。手伝ってくれないか?」

キリト「よし、いくぞ、ナギ」

ナギ「え?僕ですか!?構いませんけど」

モモン「赤羽、少しいいか?」

業「よし!俺も、やっ…あ?なんかあるのか?」

モモン「あぁ」

業「キリト!俺のも残しとけよ」

キリト「用事か?期待すんなよ」

ナギ「大丈夫だと思います」

ローゼン「(何が大丈夫なんだろう…)ルリちゃん、モモンさんの事頼むよ」

ルリ「うん!任せて」

 

モモンは業を連れて、石列が三つ並ぶ箇所に赴いた。そこには岩陰に隠れて、モンスターが横たわっていた。荷物を見ると何やら薬品が数個見えた。モモンはそれを数個取るとキリト達のいる方面に向かった。

キリト達はロラの先導の元、救援に向かった。ロラの仲間であるタレアを助けた。

 

ロラ「タレア!」

 

「マトン!!」

 

ガ!キン!

 

タレア「チッ…よし、これでこっちが優勢になった」

「いくら増えようが、こっちにはマトンが沢山いる」

キリト「ナギ!」

ナギ「うん!」

 

ザン!!ドゴッ!!

 

「マトンが一撃で!?」

業「…」

 

シュ…

 

キリト「あ!それ、俺の獲物!」

業「あ?」

 

シュ…

 

ナギ「速い…」

モモン「流石だな」

アスナ「キリト君が楽しそう…キリト君、私もやる!」

リズ「あ、アスナ!ズルイ!私もやるわよ!」

シリカ「あれ?リムさんはやらないんですか?」

リム「俺は興味が湧かない。兄さんに任せとけば終わるだろ?」

シリカ「それもそうですね」

リーファ「冷めてるよねぇ、瑠璃ちゃん」

リム「冷めてねぇよ?寧ろ、兄さんががっつき過ぎなんだって」

キリト「おい、聞こえてるぞ、瑠璃!あ!アスナ、それ、俺の獲物ぉぉ!?」

アスナ「ふふふ、油断してると取っちゃうわよ!」

タレア「すごいな…ロラ、この人達は?」

ロラ「冒険者達だ。ここにはいないがあのウィザードとクレリックの二人の仲間に付いてきているんだと」

タレア「そうなのか?その二人には会ってみたいな。お?マトンが全滅したな」

 

「クソ!こんなはずじゃなかった!覚えてろ!」

 

モモン「ロラ、コレを見てくれ」

ロラ「ん?な!?チッ…今のはやっぱりスルビニア兵か」

タレア「どうする?ロラ」

ロラ「モモン、この先の案内は出来るのか?」

モモン「あぁ、出来る」

ロラ「タレア、他の仲間に連絡を頼む。私はサテリカに行く」

 

その後、モモンはキルフ原野からワジーロ畑を通り、クレイヤの街に仲間を誘導した。

その頃、シュウガ達はというとサテリカの療養所でカザナミを入院させていた。大賢者曰くカザナミはギリギリらしかった。

 

リムル「カザナミ、無理するなよ、こっちがヒヤヒヤするんだぞ?」

カザナミ「だってぇ」

シュウガ「可愛く言ってもダメだ」

カザナミ「えー」

シュウガ「えーじゃない」

リムル「とりあえず、俺の仲間の朱菜と紅丸を護衛に付ける。シュウガはカザナミの側を離れるな」

シュウガ「わかった。リムルは?」

リムル「俺は気になることがあるから、戻るよ、頼むぞ、二人とも」

ベニマル「承知した」

シュナ「気をつけてくださいね、リムル様」

リムル「ああ!」

 

ガチャ…タッタッタッタ…

 




カザナミ&シュウガ離脱
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