第3話 忘れられし洞窟での激闘〜vs岩竜フェルゼン〜
シュウガ達はロココの街に着いた時に前回来た時とは何か違うことにシュウガが気がついた。しかし、その変わったことの理由がわからなかったところ、カザナミが口を開いた。
カザナミ「あれ?ここ、本当に街?」
ルリ「街だよぉ」
カザナミ「活気なさすぎじゃない?」
シュウガ「あぁ、なんか異様な空気が漂ってるな…」
ローゼン「前はもっとベテランの人とか居て賑わってたのにねぇ」
シュウガ「とりあえず、酒場や街の人に話を聞いてみよう」
カザナミ「私は行くところあるから、別行動するわね」
シュウガ「またかよ!?」
カザナミ「じゃあ、またね」
カザナミはシュウガ達から離れて、街のはずれに向かった。
シュウガ「…ふぅ、イライラしても仕方ないし、聞き込みするぞ」
ルリ「はぃ」
ローゼン「おっけえ」
シュウガ達は聞き込みを開始したした。酒場で学者がこの現状の原因を知っていると情報を得た。その後、その学者に会って話を聞くことが出来た。
???「そろそろ来る頃だと思ってましたよ。貴方がシュウガさんですね?」
シュウガ「何故貴方は、俺の名を?」
???「僕はアレンと言います。先ほど貴方の仲間であるカザナミという方が来ました」
シュウガ「アイツ…」
ルリ「シュウガ君、抑えて」
アレン「僕はロココの街で闇の世界について研究してるんですが、つい先日に闇の世界からの使者が襲撃をしたのです」
ローゼン「それでこういうことか…」
シュウガ「アイツ…カザナミはどこに行ったかわかりますか?」
アレン「彼女は探し物について聞いてきました」
シュウガ「探し物?」
アレン「”聖剣アーサー”と”陰刀カゲヌイ”についてです」
シュウガ「な!?」
ルリ「カザナミちゃんは伝説の武器について調べてるみたいね」
ローゼン「気になったんでしょうね」
シュウガ「ありがとうございます、アレンさん」
アレン「もういいのですか?」
シュウガ「えぇ」
ルリ「行くの?」
ローゼン「行くなら俺はカザナミちゃんを探してくるよ」
シュウガ「あぁ、任せた」
ローゼンはシュウガと別れ、カザナミを探しに行った。その頃、カザナミは…
カザナミ「(ふぅーん、ここが”ホスカ岬”か…ここに”聖剣”があるっていう噂があるけど…)」
ガルルル…となく声と共にカザナミは狼に囲まれていた。しかし、見知らぬ男性に助けられた。
カザナミ「く…数が多すぎ…」
???「助けてやろうか?」
カザナミ「貴方は?」
???「俺の名はメリオダス。憤怒の罪”ドラゴン・シン”のメリオダスだ」
カザナミ「”ドラゴン・シン”?ん?(また、手が勝手に)」
メリオダス「どうやらお前はその得物を使いこなしてないみたいだな」
カザナミ「わかるんですか?(口が勝手に)凱旋・絶!!」
メリオダスと名乗る青年は何か変わった剣を背中に携えており、カザナミは見た瞬間にこの人は強いと判断できるほどだった。
メリオダス「うっひょぅ、すげぇな、それ。俺の仲間にも弓使いがいるが、無愛想すぎてよくわからなすぎる。それに今は仲間を探さなきゃいけないしな」
カザナミ「手伝いましょうか?」
メリオダス「いや、いい。お前は自分のやるべき事をやるんだ。探し物は崖の下だ」
カザナミ「え?」
メリオダス「あの剣は俺じゃ抜けなかった」
カザナミ「じゃあ、私にも無理ですね…」
カザナミは聖剣が地面に刺さっていることがわかり、持っていくのは諦めた。最後にメリオダスの仲間の特徴を聞いておき、メリオダスと別れた。ホスカ岬を後にし、魔女狩りの森を歩いていると後ろから呼ぶ声がした。
ローゼン「カザナミちゃーん」
カザナミ「ん?なんだ、ローゼンか」
ローゼン「なんだとはなんだよ」
カザナミ「用事済んだから、岩竜を倒しに行くわよ」
ローゼン「岩竜?なにそれ?」
カザナミ「はぁ…(シュウガのほうがまだわかってくれるわね)忘れられた洞窟の最奥の敵よ」
ローゼン「ほぇー」
カザナミ「あ、そうだわ」
ローゼン「?」
カザナミ「これを貴方に」
カザナミが渡したのは初級魔法書である。しかし、渡されたのは4冊だった。
ローゼン「なんで4冊も?」
カザナミ「は?2冊と2冊よ」
ローゼン「あ、本当だ」
もう2冊は魔力回復の秘術書だった。
ローゼン「だから、なんで2冊ずつ?」
カザナミ「わからないの?」
ローゼン「……………...あ!ルリちゃんのか」
カザナミ「はぁ…」
カザナミはローゼンの対応に呆れつつ、忘れられた洞窟に向かうのだった。その頃、シュウガ達は…
シュウガ「ここが忘れられた洞窟か?」
ルリ「うん、そのはずだけど…」
???「君達、その洞窟は危ないから引き返しなさい」
シュウガ「ん?俺らはバルナ隊長に頼まれてきたんですよ、ヴェニアさん」
ヴェニア「あぁ、バルナさんが言ってたのは貴方方でしたか。しかし、2人足りませんね」
シュウガ「ちょい、別行動中です」
ルリ「(シュウガくん、イライラしてるんだろうなぁ)」
シュウガ「聞こえてるぞ?」
ルリ「ふぇ!?声に出てた!?」
シュウガ「ガッツリ」
そんな話をしているとカザナミ達が来た。
カザナミ「あれぇ?シュウガくんは何故こんなところで道草食ってるんでしょうね?」
シュウガ「(ブチッ)あぁ?誰のせいだ、誰の」
ローゼン「ルリちゃん」
ルリ「ん?」
ローゼン「カザナミちゃんから」
ルリ「これ、魔法書だぁ、探してたんだぁ」
シュウガ「それで探し物は見つかったのかよ?」
カザナミ「あったけど、シュウガくんには使えなそうだから教えなぁい」
シュウガ「(ブチブチ)なんだとコラ!」
ルリ「シュウガくん!」ゴツッ
シュウガ「いってぇ」
ルリ「顔が怖い」
シュウガ「だけど、こいつが!」
ルリ「(ジー)」
シュウガ「う…」
カザナミ「ルリちゃんさっすがぁ」
ルリ「カザナミちゃんにはあとでお仕置き…ね?」
カザナミ「ひぃ!?」
ローゼン「(ルリちゃん、恐ろしすぎ…)」
ルリの喝により喧嘩は収まったが、カザナミとシュウガは機嫌が悪い状態で忘れられた洞窟の最奥に到着した。しかし、そこにはガーゴイルと呼ばれる石像がいるだけで特に変わった様子はなかった。
カザナミ「うーん。そろそろだと思うんだけど…」
シュウガ「何が?」
冒険者「ぐは!く…またしても…こんな亀に…」バタッ
シュウガ「おい!大丈夫か?おい!」
カザナミ「ふぅーん、あの紋章の近くか…」
シュウガ「ちょっと待て、カザナミ」
カザナミ「なによ」
シュウガ「お前、また、能力を使ったな?」
カザナミ「それがなに?使う使わないは私の勝手じゃない」
シュウガ「この冒険者の未来を見といて、そのままにした事を俺は許せねぇだけだ」
カザナミ「だったら、いいわ。貴方にあとで来てもらいたいところがあるの。ある剣を抜いてもらうわ」
シュウガ「つまり、それを抜けば俺を認めるんだな?」
カザナミ「まぁ、いいわ。認めてあげる。その前に暴れてる竜を倒さないと」
シュウガ「そうだな」
ルリ「(本当に仲がいいんだから)」
シュウガ達は岩竜フェルゼンと対峙した。
岩竜「我はこの紋章を守りし竜。またもやこの聖地に人間が来たな!排除してくれる!」
カザナミ「話を聞いてくれる感じじゃないわね」
シュウガ「とりあえず、沈静化させる!」
岩竜は稀に地属性の攻撃をして来た。カザナミとシュウガはそれを軽く避けると最後の一撃のように二人で攻撃した。
カザナミ「こんな攻撃当たらないわ」
シュウガ「言うようになったじゃねえか」
カザナミ&シュウガ「はぁ!!」
カザナミ「これでどう?」
岩竜「く…まさか、人間に負けるとは」
シュウガ「俺たちは様子を見に来ただけだ。何かを取りにきたわけじゃねぇ」
岩竜「嘘を吐くな!」
その後、岩竜をカザナミとシュウガで説得し事を構えた。そして、シュウガはカザナミとホスカ岬にきた。
カザナミ「あそこよ」
シュウガ「あれが”聖剣アーサー”か?」
ルリ「ほぇー」
メリオダス「よぅ」
???「団長、彼らがこの世界の住人かい?」
???「団長ぉ、こいつら強いか?」
カザナミ「どうやらそっちは仲間が見つかったみたいね」
メリオダス「あぁ、いつか戦える日を楽しみにしてるぞ」
カザナミ「ふふ…負けても文句は言わせないわよ」
メリオダス「じゃあ、またな」
シュウガ「あいつらは?」
カザナミ「この世界に迷い込んだって言ってたわ」
シュウガは”聖剣アーサー”を軽々抜き、カザナミに見せた。
シュウガ「これで」
カザナミ「えぇ、認めるわ」
ルリ「そういえば、何を認めるの?」
カザナミ「馬鹿かどうかでしょ?」
シュウガ「はぁ!?なんでそうなるんだよ!?」
これでシュウガの手に”聖剣アーサー”が手に入った。今後の展開に期待していてください。
次回は魔女狩りの森についてです。
約半年前くらいに行った七つの大罪コラボクエスト。作者はやりましたが、正直クオリティ高くてびっくりしました。今回は聖剣アーサーと七つの大罪の夢の共演にしました。因みに伝説の武器は16種あり、それぞれに選ばれたものしか使えません。主人公と他3人は含まれます。たまぁに覚醒武器の能力が勝手に発動します。次回でローゼンとルリを見習いに転職するかも…