カザナミ「じゃあ、シュウガ行くわよ」
シュウガ「は?ルリとローゼンは?」
カザナミ「やることあるの。ね?」
ローゼン「カザナミちゃん、このメモのとこ行けば会えるの?」
カザナミ「えぇ、いい勉強になるはずよ」
ルリ「私も行っちゃっていいの?」
カザナミ「ルリちゃんは違う人に会うのよ?」
ローゼン「へぇ、ルリちゃんとは別の人なんだ」
カザナミ「ほら、私達はディール行くわよ」
シュウガ「気を付けてな、二人とも」
ルリ「シュウガも迷わないでね」
カザナミ「…(迷うんだ…)」
ローゼン「シュウガさん、カザナミちゃん守ってあげてね」
シュウガ「あぁ…いや、守る必要あるのか?」
カザナミ「知らないわよ」
カザナミとシュウガはロンファ山脈に向かった。
ローゼン「さて、ルリちゃんはどこいくの?」
ルリ「私?私はロココ酒場よ」
ローゼン「俺も酒場だ」
ルリ「場所が一緒ってことは一緒にいるってことかな?」
ローゼン「わからないから行ってみよう」
ローゼンとルリはロココ酒場に入った。
酒場では会話をするもの、スキルを見せ合うもの等がいた。
ローゼン「賑やかだね」
ルリ「そうだね」
???「君がローゼンかな?」
ローゼン「はい、俺がそうですが、貴方は?」
???「僕はネギ。ハイウィザードをやってるんだ」
ローゼン「(赤髪に騎士装束…この人がカザナミちゃんが言ってた人か)」
ネギ「あのウォーリアの子から聞いたけど、それが伝説の武器かい?」
ローゼン「はい。妖杖ファントムらしいです」
ネギ「なるほどね。で、君がルリちゃんだね?」
ルリ「あ、はい。あのビショップの方に会えるって聞いたんですが…」
ネギ「あぁ〜、もうちょい待ってくれる?あいつ、クエストやりに行くってさっき行ったばっかなんだよ」
ルリ「多忙な方なんですね」
ネギ「いや、じっとしてるのが嫌なだけじゃないかな」
そこに駆け足で向かってきた者がいた。
???「ごめんなさい、マスター!」
ネギ「遅いわ。あのタイミングで行くか?」
???「だってぇ〜」
ネギ「で?収穫は?」
???「バッチリ!あ…この人達が?」
ネギ「あぁ、そうだ」
???「私は心奏(ここな)。マスター…ネギさんのギルドのサブマスターをしてるビショップです」
ルリ「(すごい元気な方だなぁ)」
ネギ「あ、心奏」
心奏「なぁに?」
ネギ「アントさんは?」
心奏「あぁ〜、たぶん、サードじゃない?」
ネギ「本当に好きだな…」
ルリ「あの”アントさん”って?」
ネギ「あぁ、カザナミちゃんの師匠になる人さ。あの人気まぐれだから」
心奏「シュウガ君の師匠も私達のフレンドの一人なんだけど、結構多忙なのよ」
ネギ「それじゃあ、ローゼンいくぞ」
心奏「いこ、ルリちゃん」
ローゼン&ルリ「「はい」」
ローゼンはネギについて行き、ルリは心奏に付いて行った。
ローゼンside
ネギ「さて、まずは見習いになるとこからだな」
ローゼン「見習い?」
ネギ「スキルに関してはカザナミちゃんから問題ないと言われてるから、とりあえずリタさんに会いに行こう。こっちだ」
ローゼン「あ、はい」
ルリside
心奏「ネギさん達はリタさんに会いに行くのよ」
ルリ「そうなんですか?」
心奏「えぇ、私達は占い屋に行くわ」
ルリ「占いしにいくんですか?」
心奏「…見習いになるのよ」
カザナミside
カザナミ「あ、そこ崩れるから気を付けてね」
シュウガ「うおっ、危ねぇ。もう少し早く言ってくれよ」
カザナミ「まぁ、シュウガが落ちようが気にしないけど」
シュウガ「あぁ?それはどういう意味だ?」
カザナミ「そのままの意味だけど?」
案の定、喧嘩になる二人である。
ローゼンside
リタ「あら?ネギ君じゃない。どうしたの?」
ネギ「ご無沙汰ですね、リタさん。俺、ハイウィザードになったんですよ」
リタ「あら、知ってるわよ」
ネギ「リタさんにはなんでもお見通しなんですね」
リタ「それで今日の目的は?」
ネギ「話が早くて助かります。今回はこいつの転職できました」
ローゼン「よろしくお願いします」
リタ「あら、あの子の友達じゃない」
ネギ「そういえば、噂になってますよ」
リタ「何がよ」
ネギ「リタさんに親戚がいたって」
リタ「はぁ…この世の中、情報が流れるのが早いことね。まぁ、いいわ。ローゼン君、必須スキルはこの表に書いてある通りよ。問題ない?」
ローゼン「はい、カザナミちゃんのおかげで」
リタ「そう…あの子も変わったわね。さぁ、始めるわよ。そこの魔方陣に立って」
ローゼン「はい」
ルリside
???「あらぁ?珍しい子が来たわねぇ」
心奏「ご無沙汰です…よね?」
???「昨日、占いしにきたわよぉ?」
心奏「あ…」
ルリ「あ、あの」
???「どうしたのぉ?貴女も占いしにきたのぉ?」
心奏「違うわ、転職の手続きに来たんです。”マーヤさん”」
マーヤ「あらぁ?そうなのぉ?じゃあぁ、この紙に書いてあるスキルに問題なかったらぁ、そこに座ってぇ」
ルリ「あ、はい、問題ありません」
マーヤ「じゃあぁ、始めるわよぉ」
心奏「(あれ?私の時こんなんだったっけ?)」
カザナミside
シュウガ「なぁ、カザナミ」
カザナミ「何よ」
シュウガ「前から聞こうと思ってたんだけど、お前って女だよな?」
カザナミ「な…何よ…今更。当たり前じゃない。馬鹿にしてるの!?」
シュウガ「いやぁ、からかってみただけさ」
カザナミ「(イラッ)…」
カザナミはスタスタとシュウガを置いて、早歩きでディールに向かった。
シュウガ「お、おい。置いてくなって!待てって!」
カザナミ「(ダメ、涙は見せれない)嫌」
カザナミを泣かせるシュウガであった。
ローゼンside
ネギ「さて、晴れてローゼン、お前は魔術師見習いになったわけだが、とりあえず、心奏と合流だな」
ローゼン「ルリちゃんに俺の逞しいスキルを見せるぜ」
ネギ「(お調子者みたいだな…)」
ルリside
心奏「あら?ネギさんから手紙だ…何々、『転職完了したら、ロココ平野への入り口に集合』…ルリちゃん、いこっか」
ルリ「会う瞬間にローゼンくんにヒールかけていいですか?」
心奏「ネギさんでいいわよ」
ルリ「え!?そんな恐れ多い…」
カザナミside
パタパタパタパタ…ポッポ…
カザナミ「あら?なるほどね。ありがとう、行って」
シュウガ「どうした?」
カザナミ「お母様が会ってくれるってさ」
シュウガ「お母様?」
カザナミ「ディールの族長よ」
シュウガ「はぁ?!」
ルリ&ローゼンside
ルリ「えい!」
ネギ「これは!?恵みの雨!?…って、何をやらせるんだ!心奏ぁ!!」
心奏「ひぃ!」
ネギ「覚悟はできてるんだろうなぁ?」
心奏「今はこの子達の転職が先です!」
ネギ「む…わかった。さて、どうやってソフィアに行くか」
心奏「道中危ないからですか?」
ネギ「あぁ、心奏が盾になるなら問題ないがな」
心奏「ひぃ!?その仕事は”暁さん”が…あ、いないんだった…」
ネギ「仕方ない、僕が魔方陣を出すか」
心奏「マスター、太っ腹!」
ネギ「お前は自分で出せよ?」
心奏「えぇ〜!?」
ネギ「えぇ〜!?っじゃねぇよ。できるだろ?」
心奏「できますけどぉ」
ネギ「けど?」
心奏「わかりましたよ、出しますよ。四人分でいいですか?」
ネギ「わかってんじゃねぇか」
ローゼン「(結局、心奏さんに魔方陣出させた!?)」
ルリ「(心奏さん、理不尽…)」
4人は魔方陣に乗った。次の瞬間、4人は首都ソフィアに移動していた。
ローゼン「ここが首都…」
ルリ「広〜い」
???「ネギさんじゃないですか」
ネギ「おお〜、暁じゃねえか」
暁「どうしたんです?こんなところで」
ネギ「ほら、依頼があったろ?」
暁「依頼…ああ、初心者の師匠になる。アレですか?」
心奏「暁さん、ご無沙汰しています」
暁「いいよ、そんなかしこまらなくて、それよりコレ見てくれよ」
ネギ「ん?超強化したのか?カッツを」
暁「あぁ、やっとカッツを最終強化できたんだ」
ネギ「つまりは準備万端みたいだな」
暁「例の祭りは近いからね。準備しとかないと」
ネギ「僕も祭りの準備しとかないとな、一応、マスターだしな」
暁「じゃあ、またな」
ネギ「あぁ、またな。さてと、心奏……っていねぇ!あいつら先に行きやがった!」
ネギはソフィア大聖堂のドアを開けて中に入った。
ネギ「おい、心奏」
心奏「何よ、今、説明してるんだから邪魔しないで」
ネギ「すみません……って置いて行くなよ」
心奏「邪魔しちゃ悪いなぁって思っただけよ」
ローゼン「これでいいですか?」
ルリ「私は?私は?」
心奏「いいわ、似合ってる」
ネギ「なるほどな、あの報酬をあげたか」
心奏「えぇ、さぁ、二人とも私達からのプレゼントよ。おめでとう。三次職…私達の高みに上ってきてね」
ローゼン&ルリ「「はい」」
ネギ「じゃあ、この魔方陣に乗れ」
ローゼン「どこに繋がってるんですか?」
ネギ「行けばわかる」
ローゼンとルリはネギが出した魔方陣に乗った。
ネギ「お前達が助けを呼べば、僕達は真っ先に助けてやる。いつでも呼べ。じゃあ、またな」
心奏「マスター、本当に優しいですね」
ローゼンとルリは移動した。そこはディールの里だった。
カザナミ「あら?」
ルリ「あれ?」
シュウガ「俺の苦労は!?」
ローゼン「カザナミちゃぁぁん!」
カザナミ「うざい!」ゲシッ
ルリ「カザナミちゃん、ありがとうね」
カザナミ「いい人だったでしょ?」
ルリ「うん!」
次回!カザナミの育て親である族長登場!
戦うシーンはもうちょい先になるかなぁ