イルーナ戦記〜四つの意思〜   作:弥生の一矢

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カザナミの妹を登場させます。
妹も養子設定です。


第6話 ディールの里のある噂〜カザナミの妹〜

カザナミ達は道は違えど、ディールの里に着いた。

 

ローゼン「静かなとこだね」

カザナミ「そうね、ディール族しかいないもの」

シュウガ「あれ?ディール族ってどっかで聞いたような…」

ルリ「ほら、あれだよ。カザナミちゃんが捕まったやつ」

カザナミ「あの子はディールの里にいる子じゃないわよ」

シュウガ「へぇ〜、なんでわかるんだ?」

カザナミ「シュウガには教えない(プイッ)」

ルリ&ローゼン「「(私(俺)がいない間になにかあったわね(な))」」

シュウガ「悪かったって言ったろ?」

カザナミ「許さない。絶対に」

ルリ「カザナミちゃん、ちょっとこっち来て」

カザナミ「うん…」

ローゼン「シュウガさんはこっち」

シュウガ「あぁ?なんでだ」

ルリ「それで原因は?」

カザナミ「シュウガが私を男と見てた…」

ルリ「あぁ〜」

ローゼン「シュウガさん、何言ったの?」

シュウガ「女か聞いただけだ。ただのちょっかいみたいなもんだ」

ローゼン「なるほどね、それはああなるよ(小学生か!?)」

シュウガ「何故だ」

ルリ「何故だ!?じゃないわよ!!」ゴッ!

シュウガ「いってぇぇ!ルリ、なに…す…る…((((;゚Д゚)))))))ちょ、待て、それは杖だぞ、それで殴る気か!?」

ルリ「うん(怒)」

シュウガ「うわぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」

カザナミ「(そこまでしなくても…あ、ローゼン君巻き込まれそうになってる)」

ローゼン「ひぃ!(危ねぇ、巻き込まれるとこだった…)」

ルリ「ふぅ…」

シュウガ「あ…ぐ…」バタッ

???「うるさいぞ、貴様ら。ん?カザナミじゃないか」

カザナミ「お母様!」

???「お母様はよせと言ったろ?」

カザナミ「じゃあ、どう呼べば?母上?」

???「もうなんでも良い」

カザナミ「じゃあ、お母様で」

シュウガ「く…」

カザナミ「チッ…しぶとい」ギリリリ(弓の弾く音)

シュウガ「ま、待て!それはシャレにならん」

カザナミ「私をおちょくった恨み…」

???「やめい!」ゴッ

カザナミ「いったぁ。お母様、何故止めるの!?」

???「それは死ぬぞ?少し頭を冷やせ、馬鹿者!」

カザナミ「あ…………ごめんなさい!」タタタッ

シュウガ「おい!」

???「ほっといてやりな。さて、本題だ。私が族長だ。用があるんだろ?」

ルリ「あ、そうでした。こちらのメモ読めますか?」

族長「これは古代文字だな…これに関しては私には解読できん」

ローゼン「誰か読める人は知りませんか?」

族長「うーむ…そうだ、月の民なら読めるかもしれん」

カザナミ「おじいちゃんに会いに行けってこと?」

族長「落ちついたみたいだな」

カザナミ「うん」

族長「そうだ。カザナミ、お前にコレをやろう」

 

族長がカザナミに何かを渡した。

 

カザナミ「え!?いいの!?お母様」

族長「あぁ、もうお前はウォーリアを熟知しているだろうからな」

シュウガ「なんだそれ?」

カザナミ「触らないで!」

ルリ「カザナミちゃん…?」

カザナミ「う…これは弓士の証よ」

ローゼン「つまりはカザナミちゃんは弓士見習いになったわけだね?」

カザナミ「そういうこと。それじゃあ、行きましょ」

ルリ「どこ行くの?」

カザナミ「月の民の集落よ。ちょっと遠いけど大丈夫でしょ。ルリさんが疲れてもシュウガがおぶってくれるだろうし」

シュウガ「ちょっと待て。何故に俺がおぶる話になっている」

ローゼン「俺がやりますよ」

カザナミ「ローゼンは力無いから」

ローゼン「う…それ、気づいてたの?」

カザナミ「当たり前じゃない。あの時、超手間取ってたじゃない」

ルリ「あの時って?」

シュウガ「こいつ(カザナミ)が捕まった時だろ?」

カザナミ「そうよ。ってことで行くわよ」

 

カザナミは道を知っているのか早足で進んでいった。

その頃、ある者がヴェニアの元に来ていた。

 

???「久しぶりです、ヴェニアさん」

ヴェニア「貴方は暁くんじゃないですか?」

暁「えぇ、実は俺に弟子が出来まして」

ヴェニア「それは、もしかして彼らのことですか?」

暁「彼らとは?」

ヴェニア「シュウガ君たちのことですよ」

暁「シュウガ…彼が俺の弟子です」

ヴェニア「そうですか。なら、コレを彼に渡してくれますか?」

暁「話が早くて助かります」

 

一方…

 

シュウガ「この森の先なのか?」

カザナミ「えぇ、ルリちゃん大丈夫?」

ルリ「ダメかも…」

ローゼン「俺、おぶろうか?」

ルリ「やめとく」

ローゼン「(ガクッ)」

カザナミ「シュウガ、抱っこしてあげなさいよ」

シュウガ「なんで、俺が…」

カザナミ「いやなの?」

シュウガ「嫌じゃねぇけど」

ルリ「わぁい(ジャンプ)」

シュウガ「げんきじゃねぇか!!」

カザナミ「…」

ローゼン「どうしたの?」

カザナミ「私が気づいてないと思ったの?」

???「くっ…」タッタッタ…

シュウガ「ん?」

ルリ「あの子誰?」

ローゼン「知り合い?」

カザナミ「まぁ、そんなとこ。いこ」

 

カザナミ達は深い森を抜けた。

 

カザナミ「おじいちゃーん!!」

 

………

 

シーン

 

カザナミ「…」

シュウガ「反応ないな」

カザナミ「うるさい!わかってるわよ!」

ローゼン「奥に行ってみましょう」

???「行くまでもありませんわ、おねぇさま!」

カザナミ「はぁ…さっき追い払ったと思ったのについてきたのね」

???「当たり前ですわ。おねぇさまは私が守るのです。こんな野獣と一緒になんて居させませんわ」

カザナミ「野獣だってさ」

ローゼン「褒め言葉だよぉ」

シュウガ「(ダメだ、こいつ)」

ルリ「………かわいい」

カザナミ「え?」

ルリ「ねぇ、カザナミちゃん。かわいいよ、この子」

???「おねぇさま、なんなのです。このチンチクリンは」

シュウガ「(チンチクリン…)」

カザナミ「ルリちゃん、その子ね。私の義理妹」

???「いえ、正真正銘の妹ですわ」

カザナミ「エルスィ、おじいちゃんは?」

エルスィ「おじいさまは必要ありません!私が解読します!」

シュウガ「わかるのか!?あの文字が!?」

エルスィ「む!バカにしてますね。おねぇさまの為に努力したのですわ」

 

エルスィは古代文字を解読して、それをカザナミ達に教えた。

『ふたつの鍵を探せ』

 

カザナミ「はあ…」

ルリ「エルちゃん、かわいい!」

シュウガ「…ってことなんですが、アレンさんわかりますか?」

アレン「そうですね。僕の方でも調べてみることにします。ありがとうございました」

カザナミ「…ん?(あの弓の色、どっかで…)ねぇ、エルスィ」

エルスィ「なんですか?おねぇさま」

カザナミ「その背中の弓どうしたの?」

エルスィ「あぁ〜、これですか?これは”魔弓イングリース”ですわ。なんか、伝説の武器?っていうのらしいですわよ」

カザナミ「……え?」

シュウガ「なに!?」

ルリ「えぇー!エルちゃん、選ばれしものなの!?」

カザナミ「いや、待って。魔弓イングリース?そんな名前の伝説の武器って…」

エルスィ「最初は剣だったのです。魔剣イングリースならわかりますか?」

カザナミ「えぇ、知ってるわ。エンチャンター専用の伝説の武器ね」

ローゼン「みんな!ヴェニアさんが呼んで…ってあれ?どうしたの?」

 

カザナミはローゼンにエルスィの武器について教えた。その後、5人はヴェニアの元を訪れた。

 

ヴェニア「なるほど、君たちでも闇の領域について知ってることはそれだけですか」

エルスィ「おねぇさま」

カザナミ「なによ」

エルスィ「行かないんですか?」

カザナミ「どこに?」

エルスィ「ヴェニアさん、私達を呼んだ理由はそれだけですか?」

ヴェニア「あぁ!そうでした!話が脱線してすみません。実はディールの里と共闘を結ぼうと思っているんですが、何通手紙を送っても返事が来ないのです」

シュウガ「何かありそうだな…」

ルリ「今回はカザナミちゃんは未来を見てないみたいだね」

カザナミ「そう何回も見れないわよ」

エルスィ「じゃあ、とりあえずディールの里に行きましょう」

カザナミ「そうね」

 

カザナミ達はロココを後にし、ディールの里に向かった。




次回は”共闘を拒むもの”です。
ドラギスト、ドラシーフ、ドラ…忘れたwww
調べときます
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