提督が、鎮守府に着任しました。これより艦隊の指揮をとります。
某日未明にて。
「おめでとう。君はリンガ泊地への配属が決まった。これがその書類だ。しっかり見ておくように。それと、無いとは思うが、その書類を他の誰かに見せたら処刑…だからな?」
僕の目の前で、物騒な事を言っているこの青年の人が、日本を守っている海軍のトップ…つまりは元帥だ。そんな元帥が、僕みたいな新米少尉に何の用だろうと思ったら、まさかの最前線への投入の話だった…
僕「はっ!元帥殿、一つ質問がございます!」
元帥「何かな?」
僕「恐れながら、私のような新米が最前線への投入をされても、活躍なぞできないと思われます!」
元帥「おっと…そうか、まだ説明してなかったね。」
僕何を…でしょうか?」
元帥「君が行くのはね、
艦娘のメンタルケアの為にリンガ泊地近くの、無人島鎮守府に行ってもらうよ。」
そんなこんなで月日は流れ、僕はリンガ泊地(の近くの無人島鎮守府)に出発する事になった。普通は船で行くのだが、普通の船だと、座礁してしまうらしい。だから、空から送ってもらった。
52艦戦で。
めちゃくちゃ盛り上がった。
パイロットの会話がこちら。
パイロット(以下パ)「あそこの艦娘は、ブラック鎮守府…通称ブラ鎮の子達だったんですよ…元帥の裸土下座のおかげで、普通に生活できるぐらいにはなっていますが…」
僕「そうだったんですか…でもなんで僕なんでしょう?」
パ「だってさ、提督さん優しそうで…なんつーかそうゆう癒しオーラが凄いからじゃ無いっすか?」
僕「そうですかね?」
パ「あぁ…俺なんかパイロット以外になんもできねぇ…でもあんたは艦娘をケアできる、素晴らしいじゃないか!」
僕「そうでしょうか?」
僕「艦娘をケアできる…それは確かに喜ばしい事ですが、ケアをしなくてはならない程に艦娘を追い詰めてしまった僕ら人間が、深海棲艦より、どんな病気より悪いものでは無いのでしょうか…」
パ「確かになぁ…でも悪いのはごく一部。あんたはいい人間さ。
良し、景気付けに得意技を見せてやる!」
そうパイロットが言うと、いきなり宙返りを始めたと思ったら、海面すれすれをバレルロールしながら岩礁の突き出た岩を避けていった。
僕「ヒャッハァ!コイツァスゲエ!」
パ「ヒャッハァ!マダマダイクゼェ!」
そんなこんなで目的地の鎮守府に到着。
その一部始終を見ていた一人の艦娘がいた。
ツインテールに赤のスカート、顔立ちが良く、なかなかの胸部装甲。
「…あの戦闘機…気が散るんだけど…」
彼女は後の提督さんラブ勢筆頭なるが、まだまだ先の話。
とー びー こんてにゅーど