超次元ゲイムネプテューヌ 女神達と1人の剣士の物語 作:真明
そんなことは置いといて今回も始めましょう。では
『どうぞ!』
女神候補生と名乗るネプギア達と出会った龍二はネプギア達に促されプラネテューヌの教会へと来ていた
??「皆さんおかえりなさい、お隣の男性は?」
ネプギア「ただいまいーすんさん、この人は龍二さんと言って森で助けてもらったんです」
??「そうでしたか、申し遅れました私はこの国の教祖を務めているイストワールと言います、以後お見知りおきを」
龍二「坂本龍二だ、こちらこそよろしく。それでなんだがここについて教えてくれないか?」
首を傾げるイストワール、それに補足するようにアイエフが彼が異世界から来たと説明する、最初は疑惑の目を向けていたが話を聞き納得したのかこの世界について説明を始める
イストワール「この世界はゲイムギョウ界と言います、そしてこの世界には全部で4つの国が存在しそれぞれに女神がいました、そしてその女神によって国は統治されていたのです」
龍二「なぜ過去形なんだ?」
龍二が素朴な疑問をぶつける、イストワールは苦しい顔をしながら答える
イストワール「現在女神はある存在によって囚われています。私達はその女神たちの救出を目的としています」
龍二「そうだったのか、となるとネプギアが候補生だからこの国の女神はネプギアにとっての先輩か何かに当たるのか?」
ネプギア「いえ、私のお姉ちゃんです」
龍二「マジか、じゃぁネプギアより強いよな、そんな連中を捕らえた連中ってのは?」
イストワール「犯罪神と言う存在を崇拝する組織です、その組織はマジェコンと言う違法ツールを使いシェアを奪い勢力を拡大したのです。それを止めるべく戦ったのですが3年前その組織の幹部によって捕えられてしまったのです…」
龍二「何故シェア?て言うのが奪われるとそいつらの勢力が拡大して女神達が囚われるんだ?」
イストワール「シェアはその国、いえこのゲイムギョウ界中に住む人々の女神に対する信仰心そのものであり女神の力の源なんです、それが多ければ多いほど女神は強くなり…」
龍二「少なければ少ないほど弱くなるか、そしてそれが連中に追い越されて束になってかかったが負けたと?」
イストワール「はい、その通りです。そして今も各国のシェアはマジェコンによって奪われる一途です」
龍二「そのマジェコンを規制するってのは…無駄だな」
アイエフ「なぜそう思うの?」
龍二「人ってのは甘い汁に弱い、1度違法ツールから出る甘い汁を吸うと戻れなくなる。人間が酒やタバコに溺れるのと同じだよ、ゲームで例えれば正攻法ではドロップに何十時間もかけないといけないようなレアアイテムをズルして数分で出すと楽でいいだろ?それが誰にもバレない方法だとするとどうする?」
アイエフ「普通ならまた使いたくなるわねでもそれはいつかバレる事よ?そんなリスクを負うかしら?」
アイエフが疑問をぶつける
龍二「それが負っちまうんだよ人間ってのは、1度沼にハマると人はそう簡単には這い出てこれない、少し例えは変わるが好きなアイドルがいたとする、そいつに会うためだけじゃなく話だって出来るって話が舞い込んできたとする、それには何万か必要になる、財布にはそれを払う金がある、それも毎度同じ値段を支払うだけで何度でも会えるそんな上手い話が舞い込んできたらどうする?」
アイエフ「そうね、1度だけならって思うかしら?」
龍二「そう、1度だけその1度が命綱だ」
首を傾げる一同、それを見てさらに説明する龍二
龍二「1度だけ、1度だけと思いそこで暫く間を開けるしかしそこで欲が出るもう一度だけ会いたいと、それが積み重なって何十、何百という値段になるそしていつの間にか借金をするハメになってそうなってから理解する手遅れだと」
イストワールとアイエフはなるほどと理解したように頷くがネプギアとコンパは分からなかったのか曖昧に頷く
龍二「今回はそのリスクがないんだよ」
コンパ「リスクですか?」
龍二「そう、リスク簡潔に言えばマジェコンはその金をかければ会えるって権利をノーリスクハイリターンで手に入れるってことだ。ここでいうリスクってのは金を払うってことな?」
ネプギア「じゃぁ、リターンというのはただでそのアイドルに会えるってことですか?」
龍二「そうだ、じゃぁそのアイドルって所をゲームに置き換えてくれそしたらわかりやすいだろ?」
ハッとした表情になる2人どうやら2人も理解したようだ龍二の言う甘い汁を
龍二「理解したみたいだな、どうして違法だとわかっていても人が違法ツールに手を出すのか。」
頷く4人
コンパ「凄いです龍二さんは探偵さんです?」
龍二「こういう時は初歩的なことだって言えばいいのか?少し考えればわかるような事だぞ?まぁわかんないってことは純粋にマジェコンが行けないことってわかってる証拠だ、さて話を戻そう、今の状況を打破する方法何かあるのか?」
そう言いイストワールに話すように促す龍二、イストワールは頷き話し出す
イストワール「策はあります、1つはネプギアと同じ女神候補生の皆さんに助太刀して貰う事ともう1つはゲイムキャラにこの状況を説明し力を貸してもらうことです」
龍二「ゲイムキャラ?」
イストワール「この世界に存在するとされる存在の事です各国にそれぞれ一人づついるという話を聞いたことがあります」
ネプギア「私以外にも候補生がいるんだ…」
ふと気になったのか龍二がネプギアに問う
龍二「そう言えばネプギアお前も候補生なんだよな?」
ネプギア「はい、そうですが?」
龍二「って事は女神なんだよな?」
ネプギア「普段は違いますがそうですよ?それが何か?」
龍二「普段は人ってことか、ならなんであの時女神にならなかったんだ?」
それは、と口篭るネプギア。恐る恐ると言ったふうにネプギアは口を開く
ネプギア「なれないんです…」
龍二「と言うと?」
ネプギア「女神化しようとすると足がすくんで急に怖くなって…」
それから先は震えて話せないネプギア、龍二はイストワールにも問う
龍二「イストワール、その戦いにネプギアも参加してたか?」
イストワール「え、えぇしてましたが」
なるほどと理解したように頷く龍二
龍二「それはなネプギア、それはお前が3年前のことをトラウマとしてるからだよ」
ネプギアは分からないという風に顔を向ける
龍二「どうやら理由までは分かってなかったんだな、お前は過去の戦いで負けた事がトラウマとなって女神化しようとするとその時の事がフラッシュバックして体が拒絶してるんだよ」
ネプギア「そんなこと…!」
龍二「ないと言い切れるか?ならあの時お前ら何故女神化せずへたりこんでたんだ?…冷たい事を言うかもしれんが今のお前じゃ姉を助けるなんて無理だぞ?」
アイエフ「ちょっと!どうしてそういうこと言うのよ!」
龍二「姉を助けるって事はつまりそいつとも戦わなければならんわけだ、だと言うのに全く関係の無いやつと対峙してトラウマが呼び起こされるレベルならそいつと対面したら動けなくなるのが目に見えてるぞ?動けたとしてもへっぴり腰になってまともに戦えんだろうさ。お前も見たろ?ネプギアのあのザマを」
そう言われ押し黙るアイエフ、ネプギアは何も言わず俯いていた
龍二「どうした?何故黙ってる?黙ってても何も伝わらんぞ?俺は読心術なんて使えないんだからな」
尚も押し黙るネプギア、僅かにその手は震えていた
龍二「悔しいか?図星を突かれて、あってまもない男にトラウマを抉られて悔しいか?」
ネプギア「貴方に何がわかるんですか…!」
やっと顔を上げたネプギア、その顔は涙に濡れていた
ネプギア「貴方に何がわかるんですか!あの時あの場所に居なかったあなたに!何も出来なかった私の気持ちがわかるんですか!?」
涙目で訴えてるネプギア、それを黙って聞く龍二
ネプギア「怖いですよ戦うのが!でも私は女神候補生でこの国を守らないといけないんです!その責任の重さが貴方に「甘ったれるな」…!」
先程より低くドスの効いた声だ龍二から発せられる
龍二「戦うのが怖い?それは誰だって同じだお前だけだと思うな、女神候補生だから?女神化も出来ず戦えもしない奴が何をほざくか」
冷たく、冷徹な表情を浮かべる龍二、その顔に底知れない恐怖を感じ後ずさるネプギア、なんとか反論しようとするが声が出ない。それは周りも同じだった
龍二「お前は甘えてるんだよ、怖がれば周りが助けてくれるって、だが同時にお前の中で責任感が前にでしゃばるだからそうなるんだよ、そんなに怖いなら戦うな出しゃばるな、黙って部屋でびくついてろ」
ネプギア「…そんなにいけないことですか?」
涙を流すネプギア、先程の怒りの孕んだ様子はなくただただ分からないという風に龍二に問う
ネプギア「そんなに、いけないことですか?怖がって、助けを求める事は、そんなに、いけないこと、なんですか?」
ポロポロと涙を流すネプギア
ネプギア「怖いことを、怖いって言ったら、いけないんですか?頑張ろうとすることは、そんなにいけないことですか?」
座り込み大粒の涙を流す、龍二は静かに答える
龍二「普通の人ならそれいいことって言うんだろうな。…ダメだね」
俯き下を向くネプギアから嗚咽が聞こえ出す
龍二「お前さ、何のためにここに居んの?」
唐突な問に固まるネプギア周りも理解ができないのか固まる
龍二「もう一度聞くぞ?お前は何がしたいんだ?」
ネプギア「お姉ちゃんを、助けたい、です」
龍二「なら何時までそうしてるつもりだ?俺がお前を認めるまでか?それとも他の誰かがお前を肯定して勇気づけてくれる迄か?ん?」
ネプギア「それは…貴方が…「まだ甘えるつもりか?」…」
溜息をつく龍二ボソリと柄じゃねぇんだがと呟いてから
龍二「甘ったれんじゃねぇ!」
ネプギアの胸倉を掴み怒鳴る、それにビクつくネプギア
龍二「てめえは女神候補生なんだろうが!ならそれらしいことしてみろや!それとも女神候補生ってのは名前だけか!?てめぇの覚悟ってのはその程度か!」
ネプギア「そんな事ない!」
涙目ながらも反論するネプギア
ネプギア「私はお姉ちゃんを、女神様を助けたい!そのために私はここにいる!何も知らない貴方が偉そうに言わないでください!」
掴まれている胸倉を振り払い肩で息をしながら言い返すネプギア
龍二「口だけか?」
ネプギア「そんな事ない!私は絶対お姉ちゃんを助ける!」
龍二「何がなんでもか?」
ネプギア「はい!」
龍二「それが過去に大敗した相手の前でもか?」
ネプギア「はい!今度は負けません!」
龍二「その道にどんな犠牲を払ってでもか?」
ネプギア「はい!」
返事をするにつれネプギアの目は先程とは変わっていく、その変化を見て龍二はフッと笑う
龍二「その目だ」
ネプギア「え?」
龍二「俺が求めてたのはその決意の篭った目だ、口だけの中途半端な覚悟なんていらねぇ、こういう時必要なのは泥水啜ってでも這い上がろうとする覚悟なんだよ。今のお前はそれがある」
アイエフ「龍二あんた…」
アイエフは気づく龍二はわざと厳しい物言いをしてネプギアを鼓舞しようとしていたのだ
龍二「さてネプギア、もう分かるな?今お前が言うべきことすべき事が」
龍二に促されアイエフ、コンパ、イストワールに向き直るネプギア
ネプギア「アイエフさん、コンパさん、いーすんさん、どうかお姉ちゃんを、女神様を助ける為に力を貸してください!」
ネプギアに頭を下げられ最初は困惑するがすぐに体制をただし勿論と返事をする3人、その光景を見て微笑む龍二
ネプギア「勿論、龍二さんもですよ?」
ほぅ?とわざとらしく惚ける龍二
ネプギア「私にあれだけの事言ったんです、自分だけ呑気にしてるなんてなしですよ?」
3人は頷き龍二に視線を向ける、龍二は大声で笑ったあと
龍二「勿論、来んなって言われても付いてくつもりだったからな、お前の覚悟最後まで見届けるさ」
そういい手を差し出す龍二
龍二「改めて坂本龍二だ、今後ともよろしく」
意図を察し握手をするネプギア
ネプギア「はい!よろしくお願いします!」
握手を交わす2人、その様子を微笑みながら見ていたイストワールが切り出す
イストワール「お二人の間に友情が芽生えたところで早速ですがゲイムキャラの元へ向かってもらえますか?」
龍二「場所は把握済みって事か?」
イストワール「先程掴めました、場所はバーチャフォレストの最深部です、お願いできますか?」
頷くことで返事をするメンバー、一同は準備をしバーチャフォレストへと向かった
はい、というわけで今回はここまで!長くなってすいません!
今回は龍二君がゲイムギョウ界の事を知りネプギアへの活入れ&友情が芽生えたところでした、ネプギアファンの方すいません!
前半で語った事はリスク云々は私の個人的な意見です。
さて次回はバーチャフォレスト最深部でゲイムキャラと会ったりあのキャラに会ったりします
『待て次回!!』
御意見、ご感想お待ちしております!