超次元ゲイムネプテューヌ 女神達と1人の剣士の物語 作:真明
『どうぞ!』
ラステイションのとある公園のベンチにユニは座っていた、先程のことを思い出していた
龍二(お前本気で言ってんのか?お前なら女神達と共に生還出来たと?一緒に行けなかった気持ち?ならお前はついて行ったのに何も出来なかったこいつの気持ちがわかるか?)
ユニ「分かってるわよ、そんな事くらい…」
龍二「何が分かったんだ?」
突然の声に顔を上げるユニ、そこには今会いたくはなかった男の顔があった
ユニ「何?私に何の用?」
龍二「そう邪険にするな、ほらお前の分の取り分だ」
苦笑いしながら龍二はユニに先程のクエストの報酬を手渡す
ユニ「要らないわよアンタ達で使いなさいよ」
龍二「そうはいかねぇ、これは手伝ってもらった事のお礼も含んでるんだ。それに渡すだけなら教会で教祖なり役員なりに渡すよう伝えればいいだけだ。そうだろ?」
ユニ「ならなんで来たのよ」
ユニの訝しむ目を気にせずに自販機で飲み物を買いユニに手渡しながら隣に座る龍二
龍二「腹割って話がしたいそれだけだ」
ユニ「話って何?私が言ったことに対すること?」
龍二「何のことだかさっぱりだね」
惚けてるのか単にわからないのか缶を開け中身を飲み出す龍二
ユニ「私がネプギアに言ったことよ、あんただってあいつのこと庇ってだでしょ?」
龍二「そういやそんな事もあったなで?それが何?」
龍二のその態度が癪に障ったのかユニは怒鳴り出す
ユニ「あんた私を馬鹿にしてるの!あんなに偉そうにお前なら女神達と生還できたのかとか言ったくせに!」
怒りの眼差しを向けるユニ、そんなユニを横目で見たあとまた缶コーヒーを飲み出す龍二、飲みきったのか缶を握りつぶし、ゴミ箱に投げ入れてから話しだす
龍二「別に?それに俺はアイツを庇ったつもりはなっから無いぞ?」
ユニは何をと言おうとしたが龍二はそれを無視し話を続ける
龍二「実際お前があの場にいたら何かが変わったかもしれん負けたとしても誰か一人は生還できたろうし、あわよくば勝てたかもしれん」
だがなと続ける龍二
龍二「お前はあの場にいなかった、過去の事なんざ一々言ってたらキリがねぇぞ?」
ユニ「アンタに何がわかるのよ!」
ユニは龍二に掴みかからんとする勢いで龍二に怒鳴る
ユニ「お姉ちゃんに力不足だって言われて置いてかれて帰ってくるのを信じてたのに帰ってきたのはネプギア1人!その知らせを聞いた私の気持ちが!」
そこまで聞いて龍二は大声で笑い出すユニは突然笑い出した龍二に驚き押し黙る、暫く笑ったあと龍二は話し出す
龍二「ハハハッ!これは傑作だ!だとするとお前の姉ちゃん余程の大嘘つきか道化だぜ!」
ユニ「それはどういう事よ!?」
ユニは等々龍二に掴みかかる
ユニ「お姉ちゃんは嘘つきでも道化でも無い!真面目で優しくてカッコイイ自慢のお姉ちゃんよ!」
龍二「ならなんで姉ちゃんの言葉の真意を汲んでやれない?優しいんだろ?ならその言葉の意味だって別にあったはずだが?」
ユニ「どういうことよ…」
掴まれた手を振りほどき服を正しながら話し出す
龍二「要は姉ちゃんはお前が大切で仕方なかったのさでもそれをうまく伝えられなかったのさ、恐らくお前の姉ちゃんはお前を守りたかったのさ」
ユニ「根拠はあるの?」
龍二「力不足ってことは要はまだ伸びしろがあるってことだ、それにお前しかいないだろ?お前の姉ちゃんが負けた時この国を守れるのは、だから託したんだよお前にこの国をよ」
ユニ「託したってケイだっているのになんで私に託すのよ」
龍二「ケイってのはこの国の教祖のことだな?なら聞くがそいつが戦ったとこ見たことあるか?」
ユニ「ないけど…でも教祖になるくらいよ?戦えたって」
龍二「だな、けどよ教祖がずっと前線にいるわけにも行かないだろ?国や国民を守るのは女神の仕事だ、その仕事をこなせるのはユニ、お前だけなんだよ」
ユニ「ならなんでネプギアは連れてってもらえたのよ、あの国だって女神候補生はネプギア1人よ?」
龍二「そこは分からんのだ、幾ら考えても当時の実力を見れば役不足なのは目に見えたのに何故ネプギアを連れていったのか、戦力不足だとするなら全員でいけばいい。だからさっきも言ったがお前は間違ってないんだよな」
ユニ「分からないんだ、なら私が託されたってことも大切にされてるって事も分かんないわよね?」
龍二「それはわかる何せ俺も兄貴だからな」
ユニ「貴方がお兄さんなのとどう関係するのよ」
龍二「お前も俺やお前の姉ちゃんの立場になればわかるさ、大事なもんってのは例え何があっても護りたいもんさ。お前も自分の立場をお姉ちゃんの立場に置き換えてみろ、負けが確定した戦いに大事なもん連れてくか?」
ユニ「それは連れてかないけど」
龍二「だろ?だが、それを上手く表現出来ない、だからあぁ言ったんだよ」
何とか納得したのか曖昧に頷くユニ
龍二「今はわかんなくて当然だ、けどそのうちわかる日が来るお前に大事なもんが出来たらな、んで?話は変わるがお前ネプギアと和解する気ある?」
ユニ「突然何よ…あると言えばあるわよ」
龍二「ふーん、あるんだ。」
ユニ「私も言い過ぎたし、ネプギアがどんな気持ちなのかなんて考えたら分かるもん」
龍二「そこは大人だな、偉いんじゃないか?」
ユニ「褒められても嬉しくなんてないわよ、でもどうしたらいいのか」
龍二「そういう時は真っ向からぶつかればいいのさ」
訳が分からないと龍二の顔を見る
龍二「頭で考えるんじゃなくて思ったまま行動に移せばいいのさ、その結果話し合いをするのもいいし戦って気持ちの整理をするのもいい。お前次第だよ」
龍二の思ったまま行動すればいいという言葉を反復するユニ、そんなユニに龍二は紙を手渡す
ユニ「何これ?」
龍二「俺のNギアの番号だ、決心ついたら連絡よこせ、場を設けてやる」
ユニ「どうしてそこまでしてくれるの?」
龍二「なんで、か。なんでだろうな?俺にもわかんねぇよ」
何よそれと呆れるユニ、龍二は立ち上がりながら
龍二「俺そろそろ教会に行って教祖に会わねぇとよ、じゃぁな」
手を振りながら立ち去る龍二、ユニはそれを見送るだけだった。
龍二が教会へと辿り着くとネプギア達が教祖と思われる人物と話をしていた
??「どうやらもう1人も合流したみたいだね」
龍二「お前がこの国の教祖の神宮寺ケイか?」
ケイ「自己紹介の手間が省けて助かるよ、そう僕がこの国の教祖神宮寺ケイだよ」
龍二「そうか、で何処まで話は進んだ?」
ネプギア「それが…」
ネプギアはケイが提示してきた条件の宝玉と血晶がかなりのレアもので手に入りにくいものである事とそれが無いと話をしないと言っている事だった
龍二「ギブアンドテイクかいいじゃねぇか、その条件飲むよ」
アイエフ「ちょ!?あなた話聞いてた!?どっちもそう簡単には手に入らないのよ!?」
龍二「だがそれが無いと話は進まないんだならやるしかねぇだろ?それとも相手が折れるまでここで抗議の声でも上げるのか?」
アイエフ「そうじゃないけど」
龍二「なら決まりだ、言っとくが用意したのに知りませんは通じないぞ?」
ケイ「分かってるよ、それからひとつ、ノワール達はどうなつてるんだい?ギョウカイ墓場の様子は?」
龍二「おいおい、ギブアンドテイクだろ?そっちだけ情報聞き出そうなんてずるいんじゃないか?」
ケイ「む、それもそうだね、済まない。それじゃよろしく頼むよ」
ケイに促され外へ行く一同、一同が出ていくとケイはため息をついた
ケイ「やれやれ僕らしくもない、なにを焦っているんだ。ノワール、無事でいてくれ」
アイエフ「あースッキリした!龍二あんたよく言ったわ!」
龍二「そうか?まぁいいか問題は宝玉と血晶だな」
アイエフ「そこよ、どうしましょうか」
龍二「虱潰しにモンスター狩りまくるしかないだろ」
龍二の一言にそうよねと肩を落としながらも肯定するアイエフ道は長いようだ
ラステイションのゾーンオブエンドレスそこで龍二達はモンスターを狩りまくっていた
龍二「チッ結構狩ってるが出ねぇな流石に虱潰しは不味かったか?」
アイエフ「そうね、イタズラにこっちの体力が減るだけよ」
ネプギア「どうしよう…」
悩んでいるとそこに1人の女性が通りかかる
??「どうしたの?こんな所でさ?」
龍二「モンスター狩って素材探してるけど出てこないのさ」
??「ふーんなんて素材?」
コンパ「宝玉と血晶って言うんです」
??「宝玉はここでは落ちないよ?血晶は知らないなぁ」
龍二「いや、宝玉の在処だけでも一歩前進だ、何処にあるんだ?」
??「宝玉はプラネテューヌのバーチャフォレストの奥深くにいるモンスターが落とすって聞いたことがあるよ?」
アイエフ「盲点だったわ、助かったわ、えっと?」
??「私はファルコムしがない旅芸人よ宜しくね」
ネプギア「ファルコムさん、ありがとうございました!」
ファルコム「困ったらお互い様よ、それじゃ頑張ってね」
そう言い残しファルコムは去っていった
龍二「さてトンボ帰りだがプラネテューヌに一旦戻るぞ」
一同は宝玉を求めプラネテューヌへと向かった
今回はここまで!クリアしたのが昔なだけあって忘れてる事も多い…特にキャラの口調
次回は嫁探しをしているあの子との出会いです!
『待て次回!!』
タイトル変えてみました、いかがです?