遠い昔 遥か彼方の銀河系で…
銀河帝国軍に反旗を翻し、惑星カミーノでアンチ・クローン・トルーパーを編成し、帝国に対する反攻作戦を行おうとしていた。…しかし帝国軍はこれを察知し、即座にベイダー卿率いる第501大隊並びに賞金稼ぎの“ボバ・フェット”が惑星カミーノの制圧に向かったのだ。結果からしてみれば、ボバ・フェットがジャンゴ・フェットの
「提督、マーメイラ並びにグリフィスの船員をリベルタスに収容しました」
「宜しい、マーメイラとグリフィスは自動航行で敵艦に特攻兼囮の役目をやってもらう。その間、我が艦は敵艦の包囲網を突破しハイパースペースによるランダムジャンプを行う!」
『サー・イエッサー!』
戦法はこうだ。ヴェネター級2番艦“マーメイラ”と3番艦“グリフィス”の船員を1番艦“リベルタス”に収容し、マーメイラとグリフィスを囮兼大型質量特攻兵器として敵艦に突っ込ませるのだ。…ある意味、艦を生贄に捧げる様な物だ。個人的にはあまり好まない戦法だ。だが、我々が生き残る為にはこの戦法しかないのだ。
リベルタスの乗員数はマーメイラとグリフィスを合わせ約九千未満、ヴェネター級1隻分に事足りる人数である。……さて、そろそろ戦法を実行しますか。
一方帝国軍第501大隊の艦隊は、敵中央のヴェネター級1隻が戦闘空域から脱出を図ろうとしている事を悟った。
「まさか……各艦隊に打電!敵中央のヴェネター級に集中砲火!あのヴェネター級はこの空域から脱出を試みようとしている、絶対に落とせ!」
『了解!』
しかし事を急かした所為か、残りのヴェネター級が帝国艦隊に突っ込んでいる事を気付くのが少し遅れてしまった。それこそが命取りであった。
「ヴェネター級2隻が此方に突っ込んできます⁉︎」
「何っ⁈ 緊急回避‼︎ 」
「間に合いません!」
マーメイラとグリフィスは、インペリアルⅠ級2隻に突っ込んで轟沈した。そのチャンスを逃さず、リベルタスは亜空間エンジンをフル稼働させ、最後の1隻のインペリアルⅠ級を突破した。しかし突破する際に敵艦隊から集中砲火を浴びてしまい既にボロボロの状態になっていた。ボロボロの状態でハイパースペースすれば、どうなるか分からない。だが、他に方法は無い。リベルタスは緊急ハイパースペースを決行した。
「これより、緊急ハイパースペースを行う。総員衝撃に備えろ!」
ハイパースペースによりリベルタスは惑星カミーノ兼帝国領域外を脱出した。
脱出したのは良いものの、緊急ハイパースペースだった為にランダムに設定した座標に到着した時には
「………うっ」
緊急ハイパースペースの衝撃に耐え切れず気絶していた一人のクローン兵が目を覚ました。
「ここは………はっ!て…提督!」
一人のクローン兵が提督に声を掛けるが………
「………死んでいる」
死んでいた。提督の額から血が出ていた。死因は恐らく、緊急ハイパースペースの衝撃によって何処かで頭を打ち、頭部打撲によるショック死である。提督の死を痛感してから数分後、クローン兵はある事に気付いた。
「………ここは何処かの辺境の惑星に不時着したのか?だとすると、この惑星の濃度は……」
クローン兵は、この惑星の濃度を調べた。
「濃度はナブーと同じ環境か。……しかしこの惑星は一体何なんだ?」
未知の惑星に不時着したヴェネター級1番艦リベルタスと船員とエンジニアを含めて約九千人未満のクローン・トルーパー達。
俺たちはこの惑星にてどの様に生き残れるのか
元第501大隊 ジェダイ粛清部隊員もとい反乱軍アンチ・トルーパー部隊隊長
キャプテン・レイの悩みどころである。
所変わって、島に不時着したリベルタスを一人の女性が見ていた。その女性は左目に眼帯を付けてあり、頭にはアンテナ?の耳を付けており、手には片刃の剣を持ち、左右に一門の砲台を付けた艦首?を背負っている。
「…何だ?どっかの国の戦艦か?」
彼女の名は“天龍”
軽巡洋艦 天龍型1番艦 “天龍”
彼女は呉鎮守府の資源が危険域に入った為、遠征にて資源確保に向かっていた所に不時着したリベルタスを発見したのだ。その戦艦が遥か遠い銀河の宇宙戦艦だと知らずに……。
「……まっ理由はどうあれ、あの戦艦の中を捜索すれば資材か艦娘がいるだろう。早く鎮守府を復旧させねぇとな。…しっかしデカイな、全長何メートル位あるんだ?」
天龍は、鎮守府復旧の為にオーバーテクノロジーの塊でもあるリベルタスに向かった。
一方のキャプテン・レイは、惑星の調査を行う為にARCトルーパー・アーマーを装着しDC-17ハンド・ブラスター二丁とDC-15Sブラスター・カービンを持ち、死亡した提督を除きクローン兵達を艦内放送で起こした。クローン兵全て起こした後、作戦会議室で提督が死亡した事を含めこれからの進路を説明しようとしていた。
「皆よく聞いてくれ。我々は何とか帝国領域外に脱出したのは良いが緊急ハイパースペースで提督が死亡した」
ざわ…ざわ…
『提督が…⁉︎ 』
『脱出出来たのに提督が…!』
『クソっ!俺がもっと上手く操縦すれば…!』
ざわ…ざわ…
「落ち着け!そして聞け、我々は現在未知の惑星に不時着し、今も右も左も分からない状況下にいる。其処でだ、ARCトルーパーによる四人一組の分隊を3チームに分け、この惑星の情報を集める」
説明している最中、一人のARCトルーパーのコマンダー・カーターが一つの疑念を問う。
「待て、キャプテン。まさかお前も参加するのか?」
「無論だ、他に意見は?」
「有るとすれば、無理をするな」
「……善処する。他に意見がある者は?」
キャプテン・レイが問うと、警備をしていたトルーパーが此方に報告しにきた。
「キャプテン、船の外側に誰かが来ます」
「……数は?」
「一人の女性らしき人物だけです。他は誰もいません。ですが、妙なアーマーと武器を所持していました」
「妙なアーマーと武器?どうゆう種族だ」
「種族って言っても、我々はクローンですが元を正せば相手は我々と同じ“人間”としか言えません」
「人間……だと……?間違いないのか?」
この惑星に人間がいると言う事は少なくとも文明がある惑星に不時着した事になる。更に言えば、この星の住人とコンタクトを取ればリベルタスを早期復活が見込まれる。……だがもし、此処が帝国領域内だとするならば出来る限り接触は避けるべきだな。………いや、流石にこれは私の考え過ぎか。
「はい。今現在はリベルタスの右側のハンガーでリベルタスの入り口を探しているようです」
「そうか、分かった。だが念のためトルーパー二個小隊を編成した後、右ハンガーに集結。
万が一、その人物が攻撃して来たりとかが有ったら数で威嚇し、捕縛しよう。
但し、
『サー・イエッサー!』
一方軽准の天龍は、リベルタスの右側のハンガーで入り口が無いかと探していた。
「……にっしても近くで見ると何だ此奴は?戦艦にしてはデカすぎるし、何しろ何で砂浜と林木の
間で沖に上がっているんだ?」
天龍は不思議そうに考えるが、時間の無駄と思って考えるのをやめた。むしろ理解できる筈が無い。この船は
「扉っぽい物が有るには有るんだが………
天龍はリベルタスの右ハンガーのゲート前に立っている。目の前のゲートの左側にパネルらしいボタンが沢山有るのが分かる。しかしどのボタンを押せば良いのか分からないのだ。そこで天龍は一つの案を思いつく。
「……よし!こんな時は
…だが、その案が天龍の自命が一瞬だけ縮まる事を彼女はまだ知らない。
トルーパー二個小隊を編成し、右ハンガーゲート付近で待ち構えるキャプテン・レイ。彼はこう考えていた。
(言葉………通じるか?)
そう、“未知の惑星=未知の言語”と言うイメージが出て来たのだ。無事に言葉が通じるか?通じないか?と考えていたのだ。そんな考えを途切らせる様にクローン兵が声を掛けて来た。
「サー、先ほど女性が何かしらの行動に出ました」
そう言い継げるとホロプロジェクターを取り出し、私に彼女の姿を見せた。
「彼女は一体何をしているんだ?」
その女性は、何処から取り出したのか一本の筒?を手に持ち、その筒をゲートに向けて投げた。その時私は、本能的に嫌な予感を感じた。
「……!ブリッジ、至急シールドを機動!」
《イ、イエッサー!》
そう、この惑星独自の魚雷?をハンガーゲートに投げつけたのだ。
「各員、衝撃に備え!」
彼女が投げた魚雷がゲートに接触し、爆発した。船内が激しく揺れ、トルーパーの二、三人が衝撃に耐えきれず転んだ。爆発が収まり、衝撃が無くなったと同時にレイはトルーパー達に命令を下す。
「第一、第二小隊、威嚇準備!これより、謎の女性の捕縛に移る!」
『サー・イエッサー!』
「やっべ……!ちょっと力を入れすぎたか?」
天龍は、61cm三連装(酸素)魚雷の内一本をゲートに向けて力一杯に投げたのだ。投げた魚雷は見事ゲートに命中し、何とか穴が開いたと思ったら、煙が腫れると
「……マジか。てか、今の一体何なんだ?」
天龍が
「ん?何だ、扉が独りでに開いた?」
そこに待ち構えていたのは………
『動くな!武器を下に置き、両手を頭の後ろに置け!』
「人!?って……ええぇーー!!? 」
白一色と、白と赤、白と青の装甲服を纏い、銃?を構えて、此方を待ち受けていた。
【レイ】
これが私達、クローン・トルーパーの……
【天龍】
これが俺達、艦娘の……
【レイ・天龍】
作られた
以上、続きを書けるかどうかは人気次第で書こうと思います。