ハイスクールD×D~地双龍と混血悪魔~   作:木の人

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やっと……ここまで……!


118話

 周囲に展開されている魔法陣から何かの骨で作られた槍が飛び出し、俺の頭部、腕、足、胴体、ありとあらゆる部分を貫いていく。これで何度目の死か覚えていない……むしろ百回近くまで数えていたのは覚えているがその先は面倒になったので数えるのを止めた。だってマジでめんどくさくなったし……そもそも死に過ぎて意思を保つのも辛くなってきたと言うのもあるかもしれない。

 

 ただの槍による刺殺だけならまだ良い……日本人は慣れたら大抵の事はスルー出来るからな。だがルーン魔術による弾幕での死から始まり目の前に居る女による絞殺、何処からともなく呼び出した大量の虫を生きたまま俺の身体の中に埋め込んで毒殺、意識がある状態のままミキサーされてショック死などなど恐らく現存する死因を全て経験するともなれば話は違う。特にムカデやらサソリやら蜂やらの多種多様な虫を生きたまま体内にぶち込まれた時は本気で死にたかった……何かが体の中を這いずる感覚、体の中を飛び回る羽音、普通なら死んでいるであろう毒とかいっぺんに味わいたくもないね!

 

 まぁ、こんな事を思っている間も――

 

 

「クハッ! また死んでは蘇ったか! 良いぞ良いぞ! あと何回持つ? それとも次で終わりか? 弟子よ、これで終わりとは思わぬことだ。まだまだこれからと言うものだな! さてさて次は何をしようか……ふむ、カラドボルグで殺してみるか。 ゲイ・ジャルグとゲイ・ボーは……オイフェの奴が今使用していたな。(わたし)ともあろう者がうっかりさんになってしまった。許すが良い。では弟子よ、待たせたな……死ぬが良い」

 

「てめ、いいか――」

 

 

 どこからともなく取り出した剣を振るうと刃が鞭のように伸びて再生した俺の首に巻き付いた。今すぐ外そうと影のような真っ黒い液体のような良く分からない状態からなんとか片腕だけを再生するも間に合わず――首を捩じ切られる。それはもう見事だと言えるほどの回転だ……俺の首だけな! また殺害された事で意識が遠のくも意地と根性で死なないように保つ。この間も槍やら弾幕やらで体がまた良く分からん状態……いやミンチ状にされてもう大変だ! クソが……! マジでふざけんじゃねぇぞ……!

 

 何故俺が何十何百と殺され続けているかというと理由は簡単――目の前に居るスカアハによる修行が始まっているからだ。龍門でアザゼル達と話をした後、温泉で修羅場となっている光景に俺ってやっぱりモテるなぁと再確認からの普段と変わらない四季音妹とグラムに癒され、オイフェが作った料理を食べるべくダイニングルームと思われる場所へと移動したのが全ての始まりだ。もしあの時……よし帰るかと本気で思っていればこんなに死ぬ事は無かっただろう。

 

 料理自体は毒とか入っているわけでも無く至って普通のごちそうだった。夜空が手当たり次第に食ったせいで橘とレイチェルが唖然としたり、引きこもっていたらしい黒髪ロング美少女ことウアタハが登場したせいで相棒のテンションがヤバい事になったりと和気藹々と言った感じで進んでいった。あぁ、ここまでは幸せだったね! 割とマジで!

 

 

『おいおいウアタハたん! 久しぶりじゃねぇか……なんだなんだ? 見ない間にまた美少女(ちから)が跳ね上がってるじゃねぇの! うーんこのすべすべつやつやな黒髪に男を興奮させる体臭が懐かしいぜぇ! はぁ~生きてるって素晴らしいって奴だな! なぁウアタハたん……スケベしようぜぇ……? 今の俺様は無理だがなんと俺様の宿主様がお相手だ! ゼハハハハハハハハ! そう残念そうな顔をするんじゃねぇぜ悲しくなっちまう! あぁ……ウアタハたん、好きです愛してます俺様と結婚してください』

 

『ふ・ざ・け・ん・なぁぁぁぁぁっ!!! いい加減にしろぉ! 僕を女扱いするなと何度言ったら分かるんだ! そもそも僕は男だぞ!? いくらその……した事あるとは言っても男は女、女は男と関係を持つのが常識ってものだぞ! それに聞いたぞ!? お前の今の宿主ってユニアの宿主の事が大好きなんだろ!? だったら僕なんか眼中にないだろうと言うか男を好きになるわけないだろ馬鹿か!』

 

『との事だが宿主様?』

 

『――フッ、夜空とエッチして童貞捨てた後ならいつでもウェルカム! なんせ俺の性癖はそこに居るなんちゃって覚妖怪にどっぷりがっつりこれでもかってぐらい歪められてるしなぁ。知ってるか? 俺達が居る日本って基本的に変態の国なんだぜ。エロのためなら無機物すら美少女化するし過去の英雄すらもまた同じだ。あとエロゲーやら薄い本には男の娘もあるし……ウアタハ、お前なら余裕で抱ける』

 

『流石俺様の宿主様だ! 出会って間もないウアタハたんの素晴らしさに気が付いたか! どうだ……惚れるだろ?』

 

『あーうん。これは歪むわ……だってスカアハ(アレ)とまだマシなオイフェ(これ)とこの子だろ? 性別とか気にする必要ねぇな……流石黒髪ロング美少女。どこぞのなんちゃって覚妖怪とは段違いだわ』

 

『お前もかあぁぁぁぁっ!! やめろよ! ぼ、僕はノーマルだからな! 好きで女顔してるわけじゃないんだからなあぁぁぁぁっ!』

 

 

 今思えば本当に和気藹々してたなぁ……特に自室に引き籠っていたらしい黒髪ロング美少女ことウアタハが現れてから空気が変わったし。真っ黒いジャージ姿で若干だが低身長、そして膝裏まで伸びている黒髪ロングと目に光があるしお淑やかと表現できる美少女顔……ここまで来ると平家とチェンジと言いたくなる美少女なんだが残念な事に性別は男だ。男なんだ。あれ……むしろ男で良かった感があるのはきっと相棒の事を理解した結果だな! 今の俺なら三日間ぐらいは相棒と男の娘談義出来る気がする。

 

 なおこの時の状況だが夜空は女がしてはいけないレベルの表情になり平家はキャラ被りかつ上位互換の登場にぐぬぬ――するわけでもなく平家とチェンジと思った事にキレて、橘と水無瀬と四季音姉とレイチェルは目の光を無くして「ナニヲイッテイルノデスカ」と瘴気っぽい空気を出し、犬月と曹操はそっとその場を離れた。おい……英雄目指してた男と俺の飼い犬が即座に逃げ出すってどうなの?

 

 そんな大事な事は置いておきたくは無いけどマジで死にかけてるから置いておくとして……本当にふざけんじゃねぇぞおい! いくら()()なるとはいえここまで殺されると文句言いたくなるってもんだ!

 

 

「……はぁ、はぁ……! てめ、まじ、ふざけ……な……!」

 

 

 もはや何度目かになる首から上の再生を終えて恍惚の表情を浮かべているスカアハに文句を言う。あれって確かヤンデレが良くやる奴だよな……橘様も偶にやるけど恐怖度が全然違う件について。てか橘の方が怖い。なんか知らんが怖い。いやそれは良いんだよ……冗談抜きでマジで死にそうなんだが……!

 

 

「クハッ! まだ余裕そうだな弟子よ! 良いぞ良いぞ! それでこそ我が弟子だ! さて次は何をしようか……ふむ、偶には運動もせねば太ってしまいかねん。武器のいくつかはオイフェとあの覚めに渡しておる故、(わたし)の元にある物で我慢するとしよう」

 

「……マジかよ! はぁ……はぁ……! おい、弟子の言葉に耳を傾けようとか……思わねぇのかよ?」

 

「傾けておるとも。しかし今はお前を鍛える事が何よりも楽しくてな! お師匠様最高ですと言ってもよいぞ?」

 

「誰が言うか! 言っておくけどな……何度殺されても俺は死なねぇぞ……! 夜空以外に殺されてたくねぇしな!」

 

「――クハッ! 良いぞ、実に良い! お前の目には(わたし)は映っておらぬ。お主が見ている先にはブリューナクの宿主であろう? ならば急ぐが良い。奴もオイフェとの修行で力を付けているはずだ。何度も見てきたからこそ分かるとも……奴の背中を見たくはないのだろう? 追い抜きたいのであろう? だからこそ(わたし)が鍛えてやると言っているのだ。弟子よ、忘れたわけではあるまい? (わたし)が修行を行う前になんと言った?」

 

「……忘れるわけ、ねぇだろ……! あぁ、言ってやるよ! 俺の禁手が()()()だってんだろ!? 忘れたくても忘れられるかってんだ……!」

 

 

 料理を食べ終え、和気藹々となっていた空気もこの女が言った一言で全てが無になった。突如として放たれた言葉にあの場に居たすべての人物が驚くことになる……当然だ、なんせ俺が今まで使っていた影龍王の再生鎧(シェイド・グローブ・アンデッドメイル)が未完成だってんだからな。

 

 いや……正確には完成だったものが未完成になったと言うべきだろう。俺としても理解は出来るし納得も出来る……が面と言われるとはぁ? 何言ってんだコイツとしか言えなくなる。

 

 

「その通りだ弟子よ。お前が纏う鎧は確かに昔は完成されていたであろう。しかし聖書の神めに封じられていた馬鹿弟子が持つ力を全て解き放った今はどうだ? 不死とも言える再生能力? 馬鹿者、それは馬鹿弟子の力でありお前の力ではあるまい。力を解放したその瞬間からお前が纏う鎧は()()となった事に何故気づかぬ? 何故覇の力にばかり拘る? 目先の物にしか見えておらぬ愚か者を正すのも師匠の務め。(わたし)の全てを持ってお前を鍛え上げよう。感謝される事は有れど文句を言われる理由は無いと思うがな?」

 

 

 あの時、そしてこの時もそうだが腐っても英雄を育て上げた女だと再認識するよ……割とマジで。

 

 言われるまで考えもしなかった……昔は欠損限定での再生だったが相棒と力を合わせ、一緒に強くなって、封じられていたであろう能力を解放してからはどんな怪我だろうがたとえ死のうとも即座に蘇る事が出来た。でもそれは『相棒の力』であって亜種禁手で会得した『俺の力』じゃない……この女が言う様にあの時あの瞬間から俺が纏っていたのは影龍王の再生鎧では無く――影龍王の鎧だったんだろう。

 

 夜空を手に入れるため、夜空とエッチするため、夜空と結婚するため、夜空に子供を産ませるため、夜空の笑顔を見るため、夜空を倒すため、夜空を超えるため、夜空を女王にするため、何度も死に続けながらも結局はその為だけに戦い続けていたし強くなろうとしていた。必死の思いで会得した覇龍融合に目を向けていたからこそ気づかなかった……が! 指摘されたら指摘されたでムカつくのは悪魔的には間違ってはいないはず! すっごくムカつきます! 特にどうだ良い事を言っただろうとドヤ顔してるスカアハがマジでムカつきます!

 

 

「……」

 

 

 だからこそ今も俺は死に続けている。この女が修行を開始する前に言った言葉――『生きるとは死ぬと同じ事、そして死ぬとは生きる事と同じ事だぞ我が弟子よ。生きた時間を持って過去を思い、死を持って未来を思え。悪魔であり人であるお前ならば生と死を理解した瞬間に抱いた「欲」こそ真なる願いであろう』の言葉を実践しているわけなんだが……割と何言ってんだコイツ感がヤバい。

 

 まぁ、あれだ……多分だがこれを繰り返して禁手を亜種化させようとしてるんだろう。元々亜種化してたのをさらに亜種化とか出来るのかってツッコミもあるが……アザゼルも神滅具は所有者の願いとかを全て受け入れつつさらに成長させれるとか何とか言ってた気がするし……問題無いか。問題無いと言う事にしよう!

 

 

「ふむ、しかしかれこれ休み無しで死に続けたのだから休憩も必要か。良かろう、しばしの休憩とする。我が弟子よ、師匠であるこの(わたし)がタメになる話とやらをしてやろう」

 

「は?」

 

「良いか? 人間が持つ力で最も優れているのは想像力と行動力だ。矮小な力であろうと発想次第で強者を倒す、それを長い年月行ってきたのが人間と言うものだ。それ故に聖書の神めも神器という玩具を与えたわけだな……クハッ! まさかそれをルシファーの小僧に利用されるとは思いもよらなかったであろう! 気づいておるのだろう? 太古の昔、人間に何かをしたと? その通りだ弟子よ。では聞こう、なぜ世界には天才と呼ばれる存在がおると思う?」

 

「なんかいきなり始まったんだが……てか知るわけねぇだろ。そもそも何言ってんだお前?」

 

「知らぬと申すか。ならば師匠の言葉で知るが良い――簡単よ、天上の世界。天界と言ったか? そこにある生命の実を人間に使ったからだ」

 

 

 なんか天地がひっくり返る発言をした気がするぞ? これ、聞かない方が良いんじゃね?

 

 

「考えても見よ? 敵対していた勢力は天敵とも言える力を有していたのだぞ? 無策で挑めば全滅も確実、だからこそルシファーの小僧は人間と神器に目を付けた。悪魔を、天使を、堕天使を、そして神すら滅ぼせるであろう可能性を持った者を利用したとえ長い年月が経とうと必ずやという野望を持ってな! クハッ! 人間とは善にも悪にもなる生物、仲間にするのは容易かろう。生命の実もヤツの傍には天上の世界から降りてきた女がいたからな! 簡単に手に入れられたに違いない。それにハーデスめも驚いたであろうな! 死者の魂に生命の実が持つ力が宿っておったのだから! あの者が隠蔽しなければ露見していただろうがあ奴はあ奴で考えがあったのだろうよ」

 

「……ちっ、なるほどな。それがあのクソ骸骨が俺達に言おうとしてた事か」

 

「その通りだ。さて弟子よ? 理解したであろう……この先、(わたし)が言う言葉とはなんだ?」

 

「――夜空にも、その生命の実の力が流れてるって言いたいんだろ?」

 

 

 むしろそれ以外考えられねぇ。生命の実って奴がどんな物でどんな力があるのかは知らねぇがここまで言われて気づくなって言う方が難しいだろ。そうかぁ……夜空が苦労してた事の全てがルシファー、つまり悪魔が原因かぁ……殺そうにも当の本人死んでるしヴァーリに八つ当たりってのもな。よし、夜空が死んだら冥界滅ぼすか。ついでにこの事を知ってるであろう神も殺すか。うん、それが良い。

 

 特に冥界は前々から滅ぼすか的な事も言ってたし何も問題ねぇだろ。

 

 

「その通りだ弟子よ。生命の実が持つ力とは文字通り、生命を操れるのだ。肉体が強化されることもあれば知恵が優れることもある。世界中の天才と呼ばれる人間は皆、無意識化で力を引き出しているに過ぎぬ。これが面白いのだ我が弟子よ! 聖書の神めが作った神器と生命の実の力を宿した人間、真に相性が良い者同士だとブリューナクの宿主のようになるわけだ! 聖槍の小僧に目を付けたのもこれが理由よ! 面白い、実に面白いぞ! なんだ今代の者達は? 誰もかれもが長い年月を経て薄まっているであろう生命の実の力を引き出しているではないか! ブリューナクの宿主、聖槍の小僧、今代の白龍皇もそうだな。そう落ち込むな弟子よ、お前の場合は例外だ。確かに引き出していたが大きく引き出す切っ掛けにはこの(わたし)も笑ったぞ! クハッ! しかし鍛えたい、鍛えたいぞ! あぁ、勘違いするな弟子よ。お前はその中でも特別だ。このスカアハが目を付け、心の奥底から鍛えたいと思った男だ。逃がさんぞ? お前はこの(わたし)が満足するまで鍛えてやろう」

 

「いや遠慮します――おい、休憩中じゃねぇのかよ? 殺すんじゃねぇよ!」

 

「そう遠慮するな! そこはお願いしますお師匠様という場面であろう? さてだ弟子よ。分かったであろう? いかにお前が足掻いたとしても夜空(あ奴)はスタートラインが違うのだ。そして今も、これからもな。弟子よ、お前の考えを聞かせよ」

 

 

 俺の考え? 馬鹿じゃねぇの……いきなり良く分からんと言うか超が大量につく特大の爆弾を教えやがって! これ平家も知る事になるなおい……いやアイツは広めたりしないから別に良いんだが。つーか俺の考えなんざ今も昔も変わってねぇんだよ――

 

 

「――別に?」

 

「ほう」

 

「ぶっちゃけ最初っから格が違い過ぎたのは理解してるしな。んで? 聞きたいのはそれか? それとも夜空が生命の実が持つ力を引き出してる人外だって事か? アホか、アイツは今も昔もその辺に居る普通の人間で普通の女だよ。俺はあいつの、夜空の力に惚れたんじゃない……片霧夜空という一人の女に惚れたんだ。心の底からな! おいスカアハ? お前さっき言ったな……? 俺も生命の実の力を引き出しているって? 勝手に決めつけんな。俺が強くなる理由をそんなどうでも良いもんで片付けられてたまるか。つーかぶっ殺すぞ。俺は俺のために、あいつのために、自分の願いのために強くなってるだけだ。だからさ――」

 

 

 ボロボロの体を即座に再生させ、殺意を持ってスカアハの下へと向かう。ルーン魔術に槍に剣にと色んなものが飛んでくるが関係無い……やっぱり俺って馬鹿だからこれしか思いつかねぇんだわ。禁手を亜種化させろ? あぁ、やってやるよ。もっともそのやり方は俺が決めるけどな。

 

 

「――死ねよ」

 

 

 影人形を生み出してスカアハを殴る。今までにないほどの速度、威力だがまだ足りねぇ。まだだ……まだなんだよ! ゼハハハハハハハハハ!! やっぱり俺達は()()しかないよな!

 

 

「クハッ! そうかそうか! 弟子の願いを叶えるのも師匠の務めというものだ! よかろう、気が済むまで相手をしてやろう!」

 

『ゼハハハハハハハハハハハハハッ!! あぁ、そうだ! ()達にはこれが一番だよなぁ! 宿主様、今までの会話は聞いていたぜ? 黙っていたのは空気が読める邪龍として定評があるからだ! ここでもう一度聞いておこうか――宿主様、テメェの願いは何だ?』

 

「決まってんだろ……! 夜空を手に入れる! 夜空の笑顔を見る! 俺には夜空以外見えてねぇし考えてねぇからな! 相棒……やるか!」

 

『応とも! スカアハちゃんよぉ……分かってねぇなぁ。だからセタンタに逃げられるんだぜ? 宿主様の強さは生命の実なんざ頼ってねぇのよ! 恋、そして愛というものは時として神すら超える力を引き出すんだぜ? ゼハハハハハハハハハッ! だが感謝するぜ? お陰で将来の目標を再確認できたわけだしな!』

 

「まぁな。んじゃ――始めっかぁ!」

 

 

 楽しい楽しい殺し合いを!




・片霧夜空が規格外な理由
太古の世界、リリスが天界より持ち出した生命の実をルシファーがその辺に生きてた当時の人間に使用したのが全ての始まり。
繁殖能力に優れる人間が長い年月をかけて増え続けた事で世界中の「人間」は生命の実の力を宿す事になる――何かに優れている所謂天才とかは無意識化で薄まっている生命の実の力を引き出している。
聖書の神が作り出した神器、特に神滅具との相性が良い場合だがその特性により薄まっている生命の実の力が強く引き出される。
ただし鍛え方によっては神器を宿していなくとも引き出す可能性もある。
「人間」の血を引いているならば遠からず宿しておりスカアハが確認しただけでもヴァーリ、曹操、夜空が該当し他にもいる可能性有。
多分、原作を読めば他のメンツは分かるはず……。

・片霧夜空の亜種禁手
ノワールを愛しているからこそ流れる血、そして魂に刻まれている生命の実の力を「禁手」として引き出す事になった。
まさに規格外。

・この事実を知っている勢力
恐らく「死」に関連する神が所属しているなら知ってる可能性有。
やったねノワール、獲物が多いよ(

・ノワールの亜種禁手
当初はクロムの力が封じられてた為、禁手の能力として使用していたのでスカアハに亜種禁手判定される。
しかしクロムの全能力が解放された後は亜種禁手特有の能力発現が無いのでスカアハに通常禁手判定される。
そのためよっしゃ亜種禁手化させようと張り切った様子。

・ノワールの秘密
ある出来事が起きた事で「人間」の血に流れる生命の実の力を急激に引き出す事になった。
ネタバレになるがグラムぷっぱしても問題無いのはこれが大きい。
出来事のヒントは「無限」



この設定出すのにかなり年月掛かったなぁ(
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