桃華「ちゅーや久々んかいんなぁ集までぃうむさたんやぁ(今日は久々に皆集まって楽しかったなぁ)」
西の空が黄昏に染まる頃、桃華は桃馬と咲と桜花、咲樹、桜妃、果南、藍南、鞠莉、愛莉の9人と一緒に帰っていた。彼女達は全員淡島に家があるのだ。
果南「どうしたの?楽しそうだね」
藍南「今日は久々に皆揃ったから上機嫌なんだよ」
鞠莉「今日は依頼無かったの?」
愛莉「それが、最近めっきり減っちゃってて、今日も喋っただけだったよ」
果南「そうなの?」
桜花「おん。おかげで連日暇どすえ(うん。おかげで連日暇だよ)」
咲「何があったのか皆目見当がつかん」
果南「でもいいじゃん。偶には休んだ方がいいよ」
鞠莉「そうね。restすることも大切よ」
桃馬「ヤンヤー。最近動いてぃばっかやたんし、偶んかいやゆくるか(そうだね。最近動いてばっかだったし、偶には休むか)」
そして、分かれ道に到着した。鞠莉と愛莉はここで別れるのだ。
鞠莉「じゃあ、また明日」
愛莉「じゃあね」
桃華「バイバーイ」
数十分後、桃華達は自宅に着いた。
桃華・桃馬「「なまちゃんー(ただいまー)」」
華子「おけーり(お帰り)」
桃華「あんまー、やーさんー(お母さん、お腹空いたー)」
華子「ウーウー、ちけー出ちゅーさから、ちょぎりーさーうひぐゎー待でぃね(はいはい、もうすぐ出来るから、もうちょっと待ってね)」
桃華「やーい(はーい)」
華子「ウー、お待ちどうさま(はい、お待ちどうさま)」
桃華「頂きまーす」
桃馬「ちゅーやゴーヤーチャンプルーか(今日はゴーヤチャンプルーか)」
桃華「しちゃんー!久々ぐゎーやさぁ(やったー!久々だなぁ)」
桃馬「そう言えば、スーやみ?(そう言えば、お父さんは?)」
華子「ちゅーや朝からちゃー海んかいいるわよ(今日は朝からずっと海にいるわよ)」
桃華「じゅんにスーや海がしちゅんぬーがね(本当にお父さんは海が好きなんだね)」
?「ふぁぁ~」
華子「桃矢、やっと起きたね」
桃矢「あげー、ねーねーたー!おけーり!(あっ、お姉ちゃん達!お帰り!)」
桃華「なまちゃん(ただいま)」
桃馬「ちゃーにんとーたんヌみ?(ずっと寝てたの?)」
桃矢「うん。あげー、ちゅーやゴーヤーチャンプルーやっさーぁ!(うん。あっ、今日はゴーヤチャンプルーだぁ!)」
華子「へーくお食べ(早くお食べ)」
桃矢「やーい!いったやっさーっきまーす!(はーい!いっただっきまーす!)」
桃華の父は漁師である。船でも仕事をするのだが、実は素潜り漁もやっているのだ。因みに、神谷一家が淡島に引っ越して来た理由は、桃華達の祖母が生まれ故郷であるこの淡島に「帰りたい」と言ったからである。
母親、
数時間後、桃華は熟睡していた。
桃華「ぐぅぅー」
因みに桃華は、
桃華が気持ち良さそうに寝ている所へ、開けっ放しの窓から一枚の青い札が入って来た。その札は、桃華の顔の上に落ちた。
桃華「んっ、んん?」
顔の違和感に気付いた桃華は、起き上がって、掛け布団の上に落ちた札を手に取った。
桃華「ぬーやっさー、クリみ?(何だ、これ?)」
よく見ると、何か文字が書かれていた。
桃華「『獅子冷静』み?(『獅子冷静』?)」
すると、札は赤い光を放ち始めた。
桃華「なっ、ぬーやっさー⁉(なっ、何だ⁉)」
光が収まると、目の前には可愛らしくも逞しい、真っ青な獅子の子がいた。
桃華「やーはたーよ?(お前は誰だ?)」
だが、桃華は慌てなかった。不思議な現象に遭うのは日常茶飯事だからである。
?「おいらは
桃華「どういうくとぅみ?(どういうこと?)」
青獅子「今、人間界は
桃華「相かむい・・・、聞いたくとぅがあん。確か、獣かむいヌ相棒となり、様々な術を使でぃ、悪を成敗しーねー(相神・・・、聞いたことがある。確か、獣神の相棒となり、様々な術を使って、悪を成敗すると)」
青獅子「そうだ。だから、力を貸してくれ!お前には、おいらの
桃華「分かった。マジュン戦おう(分かった。一緒に戦おう)」
青獅子「ありがとう!助かる!それで、お前の名は?」
桃華「わんわ神谷桃華。桃華でぃ呼んで(私は神谷桃華。桃華って呼んで)」
青獅子「桃華か。よろしくな!」
桃華「こちらこそ」
果たして、これから桃華達に何が起こるのだろうか?
今回は、獣神の青獅子が登場しましたね。次回からどうなっていくのやら。