怪奇調査隊と蒼の女神達   作:フユニャン

4 / 6
今回は桃華に何かが起こる?


第2現象 降って来た青札

桃華「ちゅーや久々んかいんなぁ集までぃうむさたんやぁ(今日は久々に皆集まって楽しかったなぁ)」

 

西の空が黄昏に染まる頃、桃華は桃馬と咲と桜花、咲樹、桜妃、果南、藍南、鞠莉、愛莉の9人と一緒に帰っていた。彼女達は全員淡島に家があるのだ。

 

果南「どうしたの?楽しそうだね」

藍南「今日は久々に皆揃ったから上機嫌なんだよ」

鞠莉「今日は依頼無かったの?」

愛莉「それが、最近めっきり減っちゃってて、今日も喋っただけだったよ」

果南「そうなの?」

桜花「おん。おかげで連日暇どすえ(うん。おかげで連日暇だよ)」

咲「何があったのか皆目見当がつかん」

果南「でもいいじゃん。偶には休んだ方がいいよ」

鞠莉「そうね。restすることも大切よ」

桃馬「ヤンヤー。最近動いてぃばっかやたんし、偶んかいやゆくるか(そうだね。最近動いてばっかだったし、偶には休むか)」

 

そして、分かれ道に到着した。鞠莉と愛莉はここで別れるのだ。

鞠莉「じゃあ、また明日」

愛莉「じゃあね」

桃華「バイバーイ」

 

数十分後、桃華達は自宅に着いた。

桃華・桃馬「「なまちゃんー(ただいまー)」」

華子「おけーり(お帰り)」

桃華「あんまー、やーさんー(お母さん、お腹空いたー)」

華子「ウーウー、ちけー出ちゅーさから、ちょぎりーさーうひぐゎー待でぃね(はいはい、もうすぐ出来るから、もうちょっと待ってね)」

桃華「やーい(はーい)」

 

華子「ウー、お待ちどうさま(はい、お待ちどうさま)」

桃華「頂きまーす」

桃馬「ちゅーやゴーヤーチャンプルーか(今日はゴーヤチャンプルーか)」

桃華「しちゃんー!久々ぐゎーやさぁ(やったー!久々だなぁ)」

桃馬「そう言えば、スーやみ?(そう言えば、お父さんは?)」

華子「ちゅーや朝からちゃー海んかいいるわよ(今日は朝からずっと海にいるわよ)」

桃華「じゅんにスーや海がしちゅんぬーがね(本当にお父さんは海が好きなんだね)」

?「ふぁぁ~」

華子「桃矢、やっと起きたね」

桃矢「あげー、ねーねーたー!おけーり!(あっ、お姉ちゃん達!お帰り!)」

桃華「なまちゃん(ただいま)」

桃馬「ちゃーにんとーたんヌみ?(ずっと寝てたの?)」

桃矢「うん。あげー、ちゅーやゴーヤーチャンプルーやっさーぁ!(うん。あっ、今日はゴーヤチャンプルーだぁ!)」

華子「へーくお食べ(早くお食べ)」

桃矢「やーい!いったやっさーっきまーす!(はーい!いっただっきまーす!)」

桃華の父は漁師である。船でも仕事をするのだが、実は素潜り漁もやっているのだ。因みに、神谷一家が淡島に引っ越して来た理由は、桃華達の祖母が生まれ故郷であるこの淡島に「帰りたい」と言ったからである。

母親、桃奈(ももな)は沖縄出身である。父親は華道(はなみち)だ。そして、今目覚めたのは、桃華の6歳下の弟の桃矢(とうや)である。それと、今は温泉旅行に出かけている祖父の修治(しゅうじ)、祖母の桃子(とうこ)を含めて7人家族である。

 

 

 

数時間後、桃華は熟睡していた。

桃華「ぐぅぅー」

因みに桃華は、(いびき)が凄い。

桃華が気持ち良さそうに寝ている所へ、開けっ放しの窓から一枚の青い札が入って来た。その札は、桃華の顔の上に落ちた。

桃華「んっ、んん?」

顔の違和感に気付いた桃華は、起き上がって、掛け布団の上に落ちた札を手に取った。

桃華「ぬーやっさー、クリみ?(何だ、これ?)」

よく見ると、何か文字が書かれていた。

桃華「『獅子冷静』み?(『獅子冷静』?)」

すると、札は赤い光を放ち始めた。

桃華「なっ、ぬーやっさー⁉(なっ、何だ⁉)」

光が収まると、目の前には可愛らしくも逞しい、真っ青な獅子の子がいた。

桃華「やーはたーよ?(お前は誰だ?)」

だが、桃華は慌てなかった。不思議な現象に遭うのは日常茶飯事だからである。

?「おいらは獣神(けものがみ)青獅子(あおじし)。お前に力を貸してほしい」

桃華「どういうくとぅみ?(どういうこと?)」

青獅子「今、人間界は厄神(やくのかみ)達に支配されようとしている。そのためには、おいらの相神(あいのかみ)になって、一緒に戦ってくれないか?」

桃華「相かむい・・・、聞いたくとぅがあん。確か、獣かむいヌ相棒となり、様々な術を使でぃ、悪を成敗しーねー(相神・・・、聞いたことがある。確か、獣神の相棒となり、様々な術を使って、悪を成敗すると)」

青獅子「そうだ。だから、力を貸してくれ!お前には、おいらの(こん)、『青獅子之魂(あおじしのたま)』が宿っている。おいらには、お前の力が必要なんだ!」

桃華「分かった。マジュン戦おう(分かった。一緒に戦おう)」

青獅子「ありがとう!助かる!それで、お前の名は?」

桃華「わんわ神谷桃華。桃華でぃ呼んで(私は神谷桃華。桃華って呼んで)」

青獅子「桃華か。よろしくな!」

桃華「こちらこそ」

 

果たして、これから桃華達に何が起こるのだろうか?

 

 

 




今回は、獣神の青獅子が登場しましたね。次回からどうなっていくのやら。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。