青獅子「今から60年前、龍子は淡島で
桃子「桃子でぃ、はーめーヌくとぅみ?(桃子って、お祖母ちゃんのこと?)」
青獅子「ああ、それから、
桃馬「ちゃーあんしー沢山ヌ子を産んやっさー(よくそんなに沢山の子を産んだね)」
青獅子「まあ、南と鞠子は双子、文子、善乃、宝子は三つ子だったからな。話を戻して、龍子達は幸せに暮らしていた。
だが、ある日突然、その幸せは壊された」
望「えっ・・・」
青獅子「『
果南「ぼうかいし?」
青獅子「この世で一番恐ろしい妖怪だ。
それだけじゃない。他にも、『
千歌「どうして?」
青獅子「昔からこの地は、霊力や魔力等、超常的な力が宿る地だった。そこで、最もその力を持つとされる神谷家が、代々守ってきた。この地に宿る力は途轍もなく強大で、それを狙って悪い霊や妖怪が度々襲って来たんだ」
咲「それだけ、こん地に宿う霊力が凄かったちゅうこっか(それだけ、この地に宿る霊力が凄かったということか)」
桜花「ほんで、ひいおばあちゃんはどうしたの?(それで、ひいおばあちゃんはどうしたの?)」
青獅子「早くに才能が目覚めた娘達と懸命に戦い、無事勝利を収めた。だが、その12年後にまた奴らはやって来た。
その時も無事、勝利した。その後、何事も無く平和に過ごし、娘達も其々の過程で幸せに過ごし、42年の時が過ぎ、今に至る」
ダイヤ「そして、42年の時が経った今、またこの沼津に危機が訪れようとしていると」
青獅子「それを察したおいらは、散らばっていた各家族を沼津に集めたんだ」
成海「質問やけど、どうしてお祖母ちゃん達は散らばっとったの?(質問だけど、どうしてお祖母ちゃん達は散らばっていたの?)」
青獅子「その頃になると、段々各地で悪い幽霊や妖怪達が出没し始めるようになった。そこで龍子は、桃子、咲子、桜子、亜希、琴子、波子、律子、陽子の8人と、後に洋子にも、全国へ行くよう言った」
拓望「どぎゃんして、俺達のばあちゃんだけ言われたんだ?(どうして、俺達のばあちゃんだけ言われたんだ?)」
青獅子「姉妹の中で最も力を持っていたのが、今言った8人なんだ。だから龍子は、お前達の祖母に各地に行くよう言ったんだ」
琴葉「ほき、これからどうすればえいが?(それで、これからどうすればいいの?)」
青獅子「お前達にはまだ、力が目覚めていない。だが、遠くない内に目覚めるだろう。力が目覚めた時にまた説明するから、その時まで待て」
桃華「そうさ、分かった(そうか、分かった)」
桃華達は、力が目覚めるその時まで、待つことにした。
突然の事に戸惑いながらも・・・・。
作者自身、話を書くのが面白くなっております。
次回は、主人公達の詳細設定です。