D.Gray-man~The power that is hidden~   作:黒薔薇

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episode.4 And be led to the light

コムイ室長の所に新しい任務が届いてシュレイアとアレンとリナリーはその任務を受けることにした。任務はフランスの小さな村にアクマ退治をすることであるが、アレン達はまだ目的地に向かう途中であった。

 

-フランス-

 

「ここが任務の場所ですか?」

 

シュレイアはアレン、リナリーと共に任務にフランスへ来た。シュレイアの問いかけに二人は応えた。

 

「そうみたいですね。ここが今回の任務の場所なんですが」

 

「見た感じは普通の村だけどね。」

 

シュレイアから見ても確かに普通の小さな村で村の人も普通に生活をしている。特に変わった感じがしなかった。

 

「シュレイアは普通に見えると思いますが、僕はアクマと人を見分けることが出来るので大丈夫です。」

 

アレンの左目の話は少しコムイ室長から聴いていたが、シュレイアはアクマが見えるというのがどういうものなのかシュレイア自身実感がなかった。

 

「シュレイア?」

 

「えっ…?ご、ごめんなさい。少しボーとしていました。」

 

「村の人から情報を聞きましょう。何か分かるかも知れないし。」

 

アレンとシュレイアは頷いた。

 

「すみません。ここ何日か変わったことありますか?」

 

早速アレン達は一人の村の人に声をかけて聞いてみた。

 

「変わったこと?あぁ、この村の宝剣が急に光を放っていてそれと同時に変な怪物が現れるようになったよ」

 

村の人が言った怪物という言葉でアレン達はアクマだと確信した。

 

「その宝剣はどこにありますか?」

 

「村の教会に厳重に保管されています。」

 

村の人に宝剣が保管されている教会ある場所を聞き、三人は教会の方へ向かった。

 

教会に着いた三人は違和感を感じた。特にシュレイアは一番早くこの村の教会付近の空気が違うことに気づいた。

 

「この中にその宝剣があるんですね。」

 

「はい。どうぞお入り下さい。」

 

三人は教会の中に入った。

教会の中はどこにもある教会とほとんど変わらない。中に入って通路の先の一番奥に村の人が言っていた宝剣が飾ってあった。三人は宝剣の近づき、宝剣は確かに光を放っていた。

 

「これが宝剣ですか…?綺麗な光を放っていますね。」

 

「シュレイア、綺麗な光ってどうして分かるの?」

 

リナリーはシュレイアに問いかけた。

 

「…?透明で一点の汚れがない光ですけど、見えますか?」

 

「私は同じ光に見えるわ。」

 

シュレイアはとても綺麗な光だと言うが、リナリーとアレンには同じように光っているようにしか見えない

 

「この宝剣はずっと光続いているんですか?」

 

「はい。どうしてなのか俺達には分からないんです。」

 

アレン達は原因は何なのかと考えるともしかしたらイノセンスが・・・?

それならアクマが出現するのが納得いくとアレン達は思った。

 

「リナリー、この宝剣ってもしかして。」

 

「アレンくん、私もアレンくんと同じことを考えていた。」

 

二人が話をしている間にシュレイアは宝剣に手を伸ばした。すると宝剣がさらに光がまぶしいくらいに光を放った。

 

「シュレイア!!」

 

「何だろう。何かこの光が懐かしく感じる…。」

 

宝剣から放っていた光は小さな光の塊となり、その光は輝きを保ってシュレイアの前で浮いていた。その光にシュレイアは手を伸ばした。

 

「おいで…。」

 

シュレイアの一言にその光が反応し、シュレイアの所に光が移動した。その光はシュレイアの身体の中に吸い込まれていった。

 

「っ!」

 

シュレイアの身体に少し痛みがあり、その痛みを受け止めた。

 

「シュレイア、大丈夫!?」

 

「うん、大丈夫…。」

 

「顔色があまり良くないです。早く宿で休ませてあげないと。」

 

アレンとリナリーはどうしてシュレイアの身体の中にあの光が入ったのか疑問だった。このことは教団に戻ってから話をしようと二人は思った。

 

-宿屋-

 

「シュレイア気分どう?」

 

少しベッドで横になっているシュレイアにリナリーは様子を伺っていた。

 

「うん。教会にいた時より楽になったよ…。ごめんなさい私のせいで早く教団に戻れるはずだったのに…。」

 

「気にしないで下さい。任務完了しましたし教団に帰る前に寄り道も必要ですよ。」

 

「そうね。たまには息抜きも必要ね。村を出たらシュレイア街でお買い物しましょ?」

 

「お買い物ですか…?」

 

「うん。最近買い物していなかったし、ちょうどいいかなって思って。」

 

リナリーは最近シュレイアが元気がない事を気にしていた。

気にしていたのがリナリーだけではなかった。コムイとアレンもシュレイアの事を気にしていたのだった。息抜きの提案をしたのはコムイだった。

 

「うん。お買い物に行きたいです。」

 

「じゃあまずはゆっくり休まないとね。」

 

「そうですね。」

 

シュレイアはそう言って再び眠りについた。

 

「アレンくんちょっといいかな。」

 

「はい。」

 

アレンとリナリーはシュレイアのいる部屋から出て、違う部屋に二人は入った。

 

「シュレイアの事なんだけど、教会にいた時で宝剣の放っていた光をシュレイアは身体に入っていたのが気になってあれは何だったのかなって…。」

 

あの後、宝剣の光はシュレイアの中に入っていき、宝剣からの光はシュレイアの中に吸い込まれると同時に光を無くした

宝剣はただの光輝かない剣となってしまった

 

「あの光はシュレイアに反応していましたね。シュレイアと何か関係があるんじゃないですか?」

 

「一度兄さんに聞いてみないと分からないわね。」

 

二人が話をしている時にリナリーのゴーレムから通信が入ってきた。

 

「任務の方とシュレイアはどうだい?」

 

「任務は終わったわ。少し兄さんに聞きたいことがあるんだけど?」

 

リナリーはコムイに任務で起きたこと、シュレイアのことを話している間にアレンはシュレイアの様子をリナリーに伝えてシュレイアのいる部屋へ向かった。

 

(あの光はどうして私の身体の中に…。)

 

シュレイアはふと思っているときに扉が開いた。

 

「シュレイア、起こしてしまいましたか?」

 

「ううん。なかなか寝付けなかっただけだよ。どうしたの?」

 

「今リナリーは通信ゴーレムでコムイさんとお話して長くなりそうなので。」

 

「そうだったんだ。」

 

シュレイアは身体を起こした。

 

アレンはシュレイアのもとに近づいていった。

 

「まだゆっくりしてて下さい。」

 

「なんか寝てばかりだと変になってしまうから少しでも身体動かしておかないと。激しい運動はしないから散歩だけでもいいからお願い。」

 

「分かりました。散歩だけですよ。」

 

「ありがとうアレン。」

 

シュレイアはベッドから出て、服の着替えを探し着替えるためアレンは部屋を出た。数分経ってから部屋からシュレイアが出てきて、タイミング良くリナリーと合流して三人で街に出かけたのであった。

 

-街-

 

「この服どう?」

 

「とても可愛いです。リナリー似合っています。」

 

リナリーとシュレイアは新しい服が欲しいと言っていたので服を見ていた。アレンはお店の前に待っていた。

 

「シュレイアはこんなのはどう?」

 

リナリーが見ている服はレースがついていた黒いスカートで丈はリナリーと同じくらいの長さでロングブーツが飾ってあった。

 

「可愛い…。」

 

「すみません!このスカートとブーツ下さい!!」

 

「リ、リナリー!?」

 

「こういうのは早く決めて買う方が良いわよ。あとで買うと思っても無くなってたりしたらきっと後悔するから。」

 

リナリーの突然の行動にシュレイアは驚いた。

 

「シュレイア、これは私からのプレゼントよ。」

 

「えっ!?私がもらっていいの?」

 

「うん。シュレイアにプレゼントしたものだし。せっかくだから着てみたらどう?」

 

「う、うん。」

 

シュレイアはリナリーからのプレゼントをさっそく着てみることにした。

着てみるのは良いのだが、見た目とは違い思っていた以上にスカート丈が短く、下着が見えるか見えないかぐらいの長さだった

色は気に入っているのだが、このスカート丈の長さの短いものは今まで着たことがなかった

やっぱり着てきた服を着ようと思っていたら、置いてあるはずの服がいつの間にか無くなっていた

あたりを見渡すがやっぱりない

リナリーを呼ぼうと思ったが見当たらない

 

「アレンくんお待たせ。」

 

「何か良いものありましたか?」

 

「えぇ。」

 

「シュレイアは?」

 

アレンはリナリーと一緒にいたはずのシュレイアのいないことに気づく。

 

「シュレイアは服に着替えているわ。」

 

実はシュレイアの服をリナリーはこっそり持っていきシュレイアにあの服を着せるようにしたのだった

シュレイアはリナリーに服を持って行かれたことに気付かず建物の横からアレン達を見ていた。アレンは首を傾げた。

 

「シュレイア?どうしたんですか?」

 

「……こんなの恥ずかしいよ……。」

 

リナリーとアレンはシュレイアのそばに近づいた。シュレイアはその場を動こうとはしなかった。

 

「えい!!」

 

リナリーは隠れていたシュレイアを思いっきりひぱった

 

「アレン君、シュレイアの服どう?」

 

リナリーの質問にアレンはシュレイアの服装を見て戸惑う

シュレイアは恐る恐るアレンに聞いてみた

 

「………変かな……?」

 

アレンはシュレイアの初々しさと服装を見て少しドキッとした。

 

「と、とても似合っていますよ。」

 

アレンがニコッと笑顔をしたらシュレイアの顔が真っ赤になっていた。

 

「そろそろ教団に戻りますか?」

 

「うん。」

 

シュレイアにとって初任務は無事完了と買い物を済ませた。アレン達は荷物をまとめ、教団へ帰還するのであった……。

 

-教団-

 

「私兄さんの所に報告に行くからアレンくんとシュレイアは食堂に行ってみたらどうかしら?丁度お昼だし。」

 

「そうですね。シュレイア食堂に行きますか?」

 

「うん。」

 

「それじゃあまた後でね。」

 

アレンとシュレイアはリナリーと別れ、食堂に向かった。

 

 

 

アレンとシュレイアは食堂に着いた。食堂は大勢でエクソシストとエクソシスト達をサポートするファインダー達が食事をしていた。

 

「すみませーん。みたらし団子20本下さい!!」

 

「20本も食べるんですか!?」

 

「はい。僕は他の人達と違ってかなり食べますよ。これだけでも足りないくらいです。」

 

シュレイアはみたらし団子20本出てきたのを見てみたらし団子を食べる勢いに驚いた。

 

「シュレイアは何も頼まないんですか?」

 

「私はさっき頼みました」

 

シュレイアが言っていた時にシュレイアが注文していたものはチョコレートケーキのセットだった。

 

「ケーキですか。いいですね。」

 

「今ケーキが食べたい気分だったので…。」

 

「あれ?アレンいつ戻ってきたんさ?」

 

シュレイアの背後に立っていた青年は赤髪に右目に眼帯をしておでこにバンダナをしていた。

 

「ラビ、さっき戻ってきたばかりですよ。今シュレイアと食事しているんです。」

 

「初めましてシュレイアといいます。貴方は?」

 

「俺はラビよろしくな。この子がコムイが言っていた子?」

 

「そうです。ラビも任務終わったんですか?」

 

「あぁ。俺も飯にしようと思って食堂に来たんさ。」

 

ラビはシュレイアの横に座ってシュレイアをじっと見ていた。シュレイアはそれにまったく気づかない。

 

「………可愛い。」

 

ラビが小さな声で呟いているのがシュレイアに聴こえたかどうか分からないがシュレイアはラビの方に向いた

 

「あの何か言いましたか?」

 

「何でもないさ。シュレイアとアレンはこの後はどうするんさ?任務ないんだろ。」

 

「コムイさんの呼び出しが来るまでは任務は無いですね。この後は特に予定考えていませんし。」

 

アレンのしゃべっていることをシュレイアはコクコクと頷く。

 

「そうか。リナリーはコムイのとこ?」

 

「任務の報告に行きましたよ。」

 

「なら今暇ならゲームしようさ。」

 

「ゲームですか?」

 

ラビの提案でアレンとシュレイアの三人は任務が無いので暇つぶしにゲームをすることになった。

ラビがポケットの中から取り出したのはトランプだった。

 

「ババ抜きはどうよ?」

 

「ババ抜きやりたいです。」

 

「じゃあババ抜きで、罰ゲームありにする?」

 

「そんなこと言われるとありにしないと面白くないじゃないですか!?」

 

アレンは罰ゲームがないとどうやら不満みたいだようだった

そして罰ゲームありのババ抜きが始まった。ラビがよくきって三人分に分けてそれぞれ自分のカードを持った。同じカードを抜いていき三人は準備が整ったのでババ抜きが始まった。

 

「ところでラビ、罰ゲームは何にするんですか?」

 

「負けたやつは一番早く上がったやつの言うことを何でも聞く、期間は一週間で任務中でもありっていうのはどうさ?」

 

「僕は構いませんよ。」

 

「私もいいよ。」

 

「じゃあ俺からアレンのカードを引き始めるさ。」

 

ラビはアレンのカードを引き、アレンはシュレイアのカードを引き、シュレイアはラビのカードを引くという順番で引いていった。

 

「あっ。ありました!!」

 

「俺もあったさ。」

 

「私全然減らない…。運が無いのかな…?」

 

アレンとラビは減っていく一方シュレイアはあまり減らなかった。

 

「これで最後のカードさ。俺の欲しいカードはアレンが持っているのか、シュレイアが持っているのかで決まるさ。」

 

「簡単には上がらせませんよ。」

 

ラビとアレンはいくらトランプといえども目が本気だった。シュレイアは二人の間に少し間をおいた。

 

「これだーーーー!!」

 

ラビがとったカードはハートのエース持っているカードはスペードのエースだった。

 

「よっしゃーーー!!あがりさ!!」

 

「僕もあと一枚ですがこれを引いて、僕もあがりです。」

 

ババ抜きの結果シュレイアが負けて、一番最初に勝ったのはラビだった。

 

「私は何をしたらいいの?」

 

「そうだなぁ~。コスプレしてもらおうかな?」

 

「コ、コスプレですか!?何でコスプレなんですか!!」

 

ラビはニコニコしながら先ほど持ってきていた荷物から服を取り出した。

 

「いや~なんか団服ばかりだと物足りないと・・・じゃなくてとりあえずこの服着てきて。」

 

そう言われて手にした服は広げてみるとフリフリのメイド服やら派手な服ばかりだった。

 

「ねぇラビ、この服は?」

 

「リナリーから頼まれてこれ全部シュレイアの服だってさ~。」

 

シュレイアは全ての服を見てあまりの派手さで驚いた。

罰ゲームだからシュレイアの選んだ服は黒いレースの多いメイド服。シュレイアは服を選んだら着替えに向かって数分後にシュレイアとリナリーが戻ってきた。

 

「………可愛い過ぎ………」

 

「………!!」

 

あまりにもシュレイアが似合いすぎて二人は言葉が詰まってしまった。

 

「……着てきたよ……。」

 

「シュレイアが私の所に来たからびっくりしたわ。話をしていた兄さんもシュレイアの持っていた服を見てかなり驚いていたわよ。」

 

どうやら、ここに来る途中でリナリーとコムイに出会ってリナリーは可愛いって言ってくれたそうだが、コムイは何も言わなかったのだが、リナリーから聞いたところによると顔が真っ赤になっていたそうだ

 

「ババ抜きで俺が勝ってシュレイアが負けたから罰ゲームであの服を着たんさ。」

 

ラビはニヤニヤしながらリナリーに言った

 

「リナリーは何か用事があったんですか?」

 

「次の任務のことよ。アレンくんとラビとシュレイア、私の四人ですって。」

 

リナリーは自分の持っている資料を出してアレン、ラビ、シュレイアに見せた。資料の写真のものがシュレイアは気になっていた。

 

「これは…?」

 

資料に写っている写真はとても綺麗な氷の結晶のような薄い華が写っていた

 

「綺麗な華ですね。これがどうしたんですか?」

 

「この華を回収して欲しいということよ。そんなに遠くない場所に目的の華があるそうよ。」

 

「俺もこんな華見たことないさ。」

 

「…………」

 

アレンとラビは写真の華を見るが見たことがない、シュレイアにとってはどこか懐かしい感じがするが何も言わなかった

 

「いつ出発ですか?」

 

「今日よ。だから荷物をまとめて準備してね。あとでここで待ち合わせしましょ?」

 

「そうですね。ではまたあとで。」

 

アレン達は新たな任務の向かうためにそれぞれ自分の部屋へ戻り準備をするのであった。

 




投稿遅れてすみません・・・
早く投稿できるように努力していきます!!
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