カオスな4人衆!?最強のSランク武偵を目指せ‼   作:サバ缶みそ味

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 気が付けばもう11月。冬に近づきつつあり、年末のカウントダウンが近づいてきましたね
 時間と体力があればなぁ‥‥今年中にアメリカ編、終えるかなぁ(白目)


101話

「うおおおおおっ‼どこだーっ‼」

 

 タクトは叫びながら手に入れたMining Laserを撃ちながら施設内を駆けまわる。設定をエクスプローシブにしているためあちこち爆発が起きていた。

 

「うーん、なかなか見つからないなぁ。さてはあいつ照れて隠れてやがるな?照屋さんめっ」

 

 ジーサードは見た目からしてプライドが高く、ツンデレな性格も合わさり照れすぎて出てこれないのだろうと考えたタクトはニヤニヤしながら大きく息を吸って大声で叫んだ。

 

「サードちゃーん‼出てらっしゃーい‼照れて出てこれないならこっちからあぶり出してあげるぜーっ‼」

 

 ノリノリなタクトは再びMining Laserの引き金を引いて乱射し続けた。しかし何処に行けばジーサードがいるのか、自分が迷子になっている事も気づかないまま只管施設内を駆けまわり続けていた。

 

「ここの階にはいそうにないな‥‥よっしゃ次ッ‼どんどん撃ちまくるぜーっ‼」

 

 上の階を破壊し続け、次の階へと降りて再びレーザーを撃ちながら探していく。もうMining Laserに夢中で本来の目的をすっかり忘れてしまっていた。

 

__

 

「ちょっと敵の数が多くなってないか!?」

 

 一方、カズキ達は階段で下の階へと降りながらジーサードがいるとされる地下三階を目指していた。しかし降りて次の階段のある通路を目指して駆けていくたびに迷彩柄の兵士達、アーノルドのコマンドー部隊が待ち構えていた。

 

 進んでいくたびに行く手を阻むかのように待ち構えている兵士達の数がどんどんと増えていく。もう既にグレネードやフラッシュバンは使い果たした。

 

「ああくそっ!猛攻が激しいっての‼」

「頭痛が痛いみたいだな」

 

 

 カズキは相手の弾幕の多さに焦りながら愚痴をこぼし、ナオトは冷静にツッコミを入れていた。行く手を阻んでくるコマンドー部隊の攻撃が激しく、いくら撃ち返しても激しさは収まることは無い。このままだと此方が先に弾数も尽きてしまう。かなめは状況が著しくないことに焦りを感じていた。

 

「サードの下に辿り着けるまで弾はもってほしいですね‥‥」

「あー、こう一気にショートカットできればなー‼」

「‥‥要は下へいけばいいんだよな?」

 

 カズキの一言にナオトはピクリと反応した。何か考えが閃いたのだろうかナオトは何処か自信に満ちた表情でカズキを見つめていた。

 

「おっ?ナオト、いい考えがあるのか?」

 

「なんだろうか、こいつらのいい考えってだいたいろくな事がねえ気がするんだが…」

「フランクさん、先輩たちの行動に慣れないとついてこれないですよ?」

 

 かなめは既に色々と察しているようでどこか遠い目をしおり、これからナオトが何をしでかすのか不安と心配に満ちていた。

 

「それで、何をするんだナオト?」

 

「…準備するからカズキ達は守ってて」

 

_

 

「隊長‼配置完了致しました!」

「うむ‥‥」

 

 部下の伝令にアーノルドは静かに頷いた。自分達は先回りして迎撃態勢に入っている。守りの布陣は完璧で、こちらはあらゆる状況に合わせた連携もあり易々と突破できない。ここへ辿り着く前に弾は底つき戦う術はなくなりお縄につくだろう。それにしても、アーノルドはいくつか気になっていた。

 

「ジーフォースと共に行動していたあの連中、新しいジーサードリーグのメンバーか?それに上階の爆発が気になる‥‥あのジキル博士も気にはなるが、侵入者を捕えたらすぐにジーサードを引き取るとしよう」

 

 アーノルドは腕時計で時間を確認する。戦いからある程度の時間は過ぎた。地下二階からこの地下三階へ辿り着くにはかなり遠回りしなくてはならない。突破された報告もない所から今も尚抗戦中か、もしくはそろそろ戦いが終わる頃かのどちらかだろう。

 

 その時、天井に小さな白い火柱が噴き出した。しかもその火柱は円を描くようにあちこち次々に噴き出して来る。次第に火柱が大きくなると弾けるような音を響かせて瞬く間に消えていった。アーノルド達は何事かと見上げていたが、また小さな爆発音が響くと円を描くように火柱が吹いていた箇所の天井がこちらに向かって落ちてきた。

 

「た、退避っ‼」

 

 突然の事でアーノルドは驚き、部下達に指示を出して急いでその場を離れた。何とか落ちてきた瓦礫に埋もれる事は避けたが舞い上がる煙の中から人影が見えた。

 

「うん‥‥この手に限るな」

「げほっ、げほっ‥‥ナオトーっ‼お前、またテルミットとヒートチャージで床をぶち抜きやがって‼焦ったじゃねえか‼」

「しかもさらに爆発させて落とすんですから一歩間違えてたら死ぬ所でしたよ!?」

「自ら床を落とすとかシャレになんねえよ!?ひでえサプライズだなおい!」

 

 煙の中から見えたのは上の階で出くわしたカズキ達だった。ナオトがテルミットとヒートチャージを使って床をぶち抜き、一気に地下三階へとショートカットをしたのだった。かなめとフランクも文句を言うが当の本人はうまくいったので満足していた。

 

「いいじゃないか、近道で来たんだから」

 

「ま、まあな。これでジーサードを…って、敵のど真ん中じゃねえか!?」

 

「驚いた…そんな手で近道してくるとはな」

 

 ゴリ押しで近道をしてきたカズキ達にアーノルドは感心しながらノベスキーN4を構えた。自分の想像の斜め上をいく彼らはある意味危険だ。彼らをジーサードの下には行かせるわけにはいかない。

 

「撃て―――っ‼」

 

「っ!やるしかない…っ‼」

 

 アーノルドの合図と共に掃射される前にかなめがアーノルドの懐へと迫り、単分子震動刀を振るった。アーノルドは躱して照準をカズキ達からかなめへと変えて撃つ。

 

「時間を稼ぎます!先輩達ははやく向かってくださいっ‼」

 

「かなめちゃん、無茶だ!」

 

 たった一人でこの数と筋肉モリモリマッチョマンの軍人を相手にするのは無謀すぎる。カズキとナオトはかなめを援護しようとしたがかなめは首を横に振り、携帯電話ほどの電子機器を投げ渡した。

 

「多人数を相手するのは慣れてますから。サードを、兄を助けにいってください…‼」

 

 かなめはそのままコマンドー部隊の中へと突き進み単分子震動刀を振るう。相手の銃器を切断し、相手を投げ、蹴り倒し道を切り開いていく。

 

「‥‥わかった!カズキ、行くぞ」

「待っててくれよかなめちゃん!すぐにジーサードを助けて向かうからな!」

 

 カズキとナオトはかなめが作った突破口を駆け抜けていった。アーノルドは行かせまいとカズキとナオトに向けてノベスキーN4で狙い撃とうとした。

 

「そうはさせっかよ!」

 

 アーノルドが引き金を引く前にフランクが跳び蹴りを入れ、怯んだアーノルドの顔を殴った。フランクの乱入にかなめは目を丸くして驚いていた。

 

「フランクさん…!」

「この場を女の子一人に任しちゃジャーナリストが廃るぜ…!奮発する代わりにいいネタを後でくれよな!」

 

「今度はジャーナリストか…」

 

 アーノルドは流れる鼻血を吹いてフランクを睨む。フランクは余裕綽々の表情で拳を構えた。

 

「ジャーナリストを舐めんなよ!てめえなんか怖くねえ!銃なんか捨ててかかってきやがれ!」

 

 挑発するフランクにアーノルドはニヤリと笑いノベスキーN4を投げ捨てフランクへと駆けると拳で勢いよく殴り飛ばした。

 

「いいだろう。殴り合いは嫌いじゃない、相手になろう!」

 

 思った以上のパンチの威力にフランクは鼻血を拭い拳を構える。内心もつかどうか不安は過るが、あの二人がジーサードを助け出せば戦況をひっくり返せると信じた。

 

「治療費、あいつ等に請求できっかな…!」

__

 

「急げ急げ!ナオト遅れんなよ‼」

「遅れてるのお前だから」

 

 カズキとナオトはジーサードが囚われいる部屋へと只管駆けていた。かなめが投げ渡した電子機器にはジーサードが何処にいるのか液晶画面にはマップが表示されており、その道へと向かって進んでいる。

 

「それにしてもさっきから敵に出くわしてねえな。今が絶好のチャンスじゃね?」

「罠かもしれない…」

 

 ナオトは気にはしつつしているがもうすぐジーサードが囚われている場所へと辿り着く。目的地へと着いた場所はやけにだだっ広い空間のある場所だった。その広間の先に分厚い鉄製のドアが付いている箇所がある。マップにはそのドアの先にジーサードがいると表示されていた。

 

「あそこにジーサードがいる…!」

「よっしゃ!あとはハッキングしてもらって開ければ俺達の勝ちだぜ‼」

 

 カズキははしゃぎながらドアへと向かおうとした。ナオトはほっと一息つこうとしたが何かの気配を察し、カズキの襟をつかんで引き下げた。カズキが勢いよく引き戻されたと同時に足下に銃弾を掠めた。

 

「ゴールインのところ悪いねー、そうは問屋が卸さないんだよ」

 

 ケラケラと悪戯っぽく嘲笑う声が響くと正面の空間が歪んだ。何事かとカズキはギョッとするが正面の場所から一枚の光屈折迷彩のコートが落ちてM39を構えているジキル博士が現れた。それだけでなく、カズキとナオトを囲うように周りから次々と光屈折迷彩のコートを脱いだ白い兵装の兵士達が現れた。

 

「あーっ‼えーと…ナオト、誰だったっけ?」

「‥‥博士的な人?」

 

「残念、あと一歩のところだったねー。ここに来るまでずっと待ち構えていたんだ」

 

 あんまり覚えていないカズキとナオトには気にはせずジキル博士はケラケラと笑う。ナオトは動こうとしたが周りにいる兵士達が二人に向けて銃口を向けている。下手に動けば蜂の巣にされてしまう。

 

「せっかく取り戻したサンプルをみすみす明け渡すわけがないだろう?君達がわざわざ乗り込んでくれたおかげで種馬(ジーフォース)も手に入る。欲を言えばアダマンチウムも欲しいんだけどね!」

 

 嘲笑うジキル博士はすっと右手を上げる。その合図に兵士達はカチャリとリロードして銃口をカズキ達に向けた。

 

「君達のサンプルも欲しいんだけど、生憎ネモが君達を嫌っていてね。ここで片付けてもらうよ」

 

 ジキル博士の右手が振り下ろされ、兵士達は引き金を引いてカズキ達をハチの巣にしようとした。その寸前、天井で爆発が起きた。爆発で出た瓦礫がカズキ達やジキル博士たちに向かって落ちてきた。兵士達は撃つのをやめ、ジキル博士を守りながらその場を引く。カズキとナオトも慌てて離れるが、落ちてきている瓦礫に紛れ喧しい奇声が聞こえた。

 

「うおわあああああああああああっ!?」

 

「今の声って‥‥もしや」

 

 カズキは目を凝らして見ると、瓦礫の中からタクトが飛び出して来た。土埃にまみれたタクトは咳払いをしながら誇りを落とす。

 

「うぇっほ‼げっほ‼ふぃー…あぶねー、危うく爆発に巻き込まれるところだったぜー」

 

「たっくぅぅぅん‼」

「たっくん‼」

 

 半ば喜び半ば何してんだよお前と思いながらタクトを大声で呼んだ。ナオトとカズキに気づいたタクトはドヤ顔で手を振った。

 

「よっ、お前ら待たせたな!」

「おせーよバカ‼」

「というかお前何処で何してたんだよ‼」

 

 手のひらを返す様に文句を言うカズキ達に向かってタクトは自信満々にMining Laserを見せて胸を張った。

 

「いやー、このレーザー銃を撃ちながら進んでてさ、間違えて床に撃っちゃったぜ。とこでお前らこそ何してんの?」

 

「たくおーっ‼目的忘れてるじゃねえか!?」

 

 タクトはカズキ達のピンチに駆けつけてきたわけでもなく、ジーサードを助ける為に追いついてきたわけでもなく、本来の目的をすっかり忘れてただレーザー銃を撃っていただけだった。

 

「僕のオモチャを勝手に持ち出して暴れるなんて‥‥いやはや君達の行動には毎度驚かされるなぁ」

 

 ジキル博士は感心する様にタクト達に拍手をしていた。しかし拍手をすぐに終えるとパチンと指を鳴らし兵士達に一斉掃射の合図を出す。

 ナオトはすかさずタクトの腰につけているポーチを開けて発煙手榴弾とスタングレネードを取り出してピンを引き抜いてジキル博士達に向けて思い切り投げた。煙と爆音と閃光が放たれ兵士達は怯むが、すぐさま煙に向けて掃射された。カズキ達は瓦礫を盾に伏せて弾に当たらないようにしているが持ちこたえるには無理がある。

 

「ちくしょう!もう少しで辿り着けるってのによ‼」

「ハッキングで開けるのにも時間がかかるだろうし…」

 

「そう言う事ならこのお笑いパトレイバーに任せておきなっ!」

 

 愚痴る二人にタクトはドヤ顔を見せる。何処からそんな自信があるのかカズキとナオトは不安気であるがタクトは気にせずMining Laserを構えて狙いを定めた。

 

「えーと、煙で見えないけどこの先だったな」

「え、たっくん?何すんの?」

 

「いくぜ!ダークゴッドレッドマウンテンブラストーッ‼」

 

 Mining Laserから赤い閃光が放たれ、直撃した鉄製のドアは跡形もなく爆発を起こした。ハッキングで開けるどころか爆発させてこじ開けたことにカズキとナオトはポカンと口を開けて目を丸くした。

 

「ば、爆発したーっ!?」

「たっくん!?あれは流石にジーサードも巻き込まれたんじゃないの!?」

「‥‥あ、いっけね。設定をエクスプローシブにしたままだった」

 

 慌てる二人にタクトはやっちゃったぜとテヘペロをした。兵士達は彼らに向けて撃っている最中にレーザー銃でドアを爆発させたことに驚き撃ち止めて爆破した所を見ていた。爆破された箇所からもくもくと白い煙が舞い上がる。その時、煙の中から人影が素早く駆けジキル博士に迫ると、ジキル博士の顔面目掛けて強烈な蹴りが入れられた。メリメリと鉄のブーツが顔に直撃し、ジキル博士は思い切り蹴り飛ばされた。

 煙が晴れ、立ち上がる人影が露わになる。そこにいたのは両手に何重もの手錠を掛けられていたジーサードだった。ジーサードは蹴り飛ばして床に大の字に倒れているジキル博士を睨み、ふんと鼻であしらう。

 

「ふん‥‥本当は思い切りぶん殴りてえが、今は蹴りで我慢してやる」

 

 兵士達はすぐにジーサードに向けて掃射する。ジーサードはひらりと躱して大きく跳び、カズキ達の下に着地した。

 

「三ちゃん‼待ってたぜ‼」

「三ちゃんって呼ぶな!というか爆発させたのてめえらか‼俺を殺す気かバカヤロウ!?」

 

 喜ぶカズキ達にすぐさまジーサードはツッコミを入れた。色々とツッコミを入れたいところはあったが、ジーサードはやれやれと肩を竦めて苦笑いをした。

 

「だがまあ助かったぜ。ありがとよ」

 

「おやおや?照れちゃってさー。もっと素直になっていいんだぜぇ?」

「もっと俺を褒めたたえろ?」

「うん、やっぱお前らから先に殴りてえわ」

 

 ニヤニヤするカズキとタクトに一瞬むかついたが、それより先にしなければならない事がある。

 

「さっさとここから出るぞ…‼」

 

「おっけーい‼逃げるがカティってな!」

 

 タクトはポーチからフラッシュバンを取り出しピンを引き抜いて投げた。閃光で怯んだ隙にジーサードが先頭を切って駆けて蹴り倒していく。追ってこさせないように彼の後ろにカズキとナオトがついて撃っていった。

 

「ったく、手錠さえ外れれば戦いが楽になるんだがな…!」

 

 ジーサードは何重にもかけられている手錠を見ながら愚痴をこぼした。そんなジーサードにタクトは顔を覗かせる。

 

「それならいい道具がありますぜ‼このレーザー銃で焼き切るとか!」

「だからてめえは俺を殺す気か!?」

 

___

 

「フランクさん、大丈夫ですか!」

 

 かなめはふらふらになっているフランクを心配そうに声を掛けた。自分がコマンドー部隊と戦っている間、フランクはアーノルドと殴り殴られを繰り返す肉弾戦を繰り広げていた。フランクはキックやジャイアントスイングなど駆使して戦っていたが、体格差もあるせいかアーノルドが一枚上手で押され気味だった。

 

「くぅっ‥‥ただの軍人ならどうにかなると思ってたが、少しまずいぞ…」

 

 フランクはよろけながらもアーノルドを睨む。一方のアーノルドはまだまだ余裕のようで、更にフランクへと攻撃を仕掛けた。

 

「どうした!そんなものかジャーナリスト‼」

 

 このままだとフランクが危ない、かなめはアーノルドへと迫り単分子震動刀を振るった。かなめの行動に察したアーノルドは身を躱し、裏拳でかなめを吹っ飛ばした。

 

「うぐぅっ…!?」

「悪いがジーフォースといえど手加減はできん。下手に手を抜くと此方がやられるのでな」

 

 アーノルドは先にかなめを倒すことに決めた。痛みに耐えながらも起き上がろうとするかなめにトドメの一撃を入れようとした。その時、こちらに向かって何かが迫ってくるのに気づいた。視線を気配のする方へと向けるとジーサードがアーノルドに向けて飛び蹴りをかましてきた。アーノルドは片腕で防御をし、受けた衝撃で後ずさる。

 

「くっ…ジーサード‥‥‼」

 

「久しぶりだな、大佐。再会を喜びてえが‥‥俺の妹に手を出そうとしてんなら容赦はしねえぞ?」

 

「サード…‼先輩達、やってくれたんですね…!」

 

 かなめはジーサードが助けてくれた事、カズキ達がジーサードを助け出すことに成功したことに目を潤わせる。目に涙をこみ上げるかなめにジーサードは優しく笑う。

 

「悪いな、かなめ。待たせちまったな‥‥後は任せておけ」

「うん‥‥‼」

 

「ちょっと速いっての‼照れ隠しはよせよこのやろー!」

「‥‥空気読んで」

「だからこのレーザー銃でry」

 

「お前等はもう少し雰囲気とか察せよ!?」

 

 折角いい雰囲気だったのに後から文句を言いながら追いついてきたカズキ達にジーサードはツッコミを入れた




 マーベルVSカプコンでもできなかったフランクVSコマンドー。フランクさんはゾンビ無双したり、臓物抜きしたりジャイアントスイングしたりと肉弾戦はお強いのですが、ここはコマンドーに軍配。

 中の人、他の作品ではプレデターと戦ったり、未来から来た兵器と戦ったりしてますから‥‥(震え声)

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