カオスな4人衆!?最強のSランク武偵を目指せ‼ 作:サバ缶みそ味
キンちゃん先輩は‥‥普通に航空機とか色々と壊してるし…もう超人ですね(白目)
「っていうかどうやってあのロボに近づいて倒すんだっての‼」
ケイスケは悪態をつきながらアイアンブリゲイドを睨んだ。下手に近づけばアイアンブリゲイドのガトリング砲でハチの巣にされてしまうし、ブラックホークの降下中に狙われたらひとたまりもない。
「じゃあこのまま突貫しようぜ!」
「だからひとたまりもねえっつってんだろ!」
「…ていうかあのロボどうやって動いてんだ?」
「とりあえず爆弾でも投げ込んでやろうぜ!」
ブラックホーク内で4人組のが喧しくしている間にアイアンブリゲイドはキャノン砲をこちらに向けて照準を合わせて今にも撃とうとしていた。
「やばいってこっちに向けてんぞ!?」
「うひょおおおっ‼かっけええええ‼」
「あぶねっ‼たっくん、押すんじゃねえよ‼」
「誰かどうにかしてくれえええ‼」
「いちいちヘリの中で騒ぐなっ‼―――Looっ!」
マッシュが喧しく騒ぐ4人組にツッコミを入れ、無線を使ってLooに呼びかけた。Looは頷いてウィング・スラスターのブーストを噴出させて一気にアイアンブリゲイドに迫り体当たりをした。アイアンブリゲイドはよろめきバランスを保とうと踏ん張って態勢を整え、標的をLooに変えてキャノン砲を撃った。Looは慌てながらもキャノン砲の砲弾を躱していく。
「よしっ‼今のうちに降下する‼」
アイアンブリゲイドがLooに集中している間にブラックホークは降下し、カズキ達は一斉に降りていく。ファントム・カスタムのコンテナの物陰へと駆け込み、ようやく大統領達と合流できた。
「皆さん、ご無事で…!」
「お前ら遅いっての!…まあ、やっぱりやってくれると信じてたぜ!」
カズキ達が無事に戻って来たことにリサとカツェは嬉しそうに微笑む。そんな彼女達に対しタクトがいの一番にドヤ顔をする。
「ヒーローは遅れて何とやらだぜ!ま、主に俺の活躍のおかげかな?」
「たっくんは色々とやらかしてたけだろ」
「…危うく作戦そのものがダメになる所だったしな」
ケイスケのツッコミとナオトのくたびれた様子にやっぱりやらかしていたとカツェは苦笑いをした。一方、大統領のマイケルはジーサードをじっと見つめていた。そしてマイケルは深く頭を下げた。
「ジーサード‥‥すまない。私のせいで君達を巻き込んでしまった」
「…大統領、顔を上げてくれ。今回は、俺もあんたも一緒に巻き込まれただけだ。それに、俺は全く気にしてねえし…そんな事を気にせず、一緒に副大統領の野郎をぶっ飛ばそうぜ!」
ジーサードは笑って大統領の肩を叩いた。いつも通りの彼にマイケルは顔を上げてふっと笑った。
「それに…今はあのロボを何とかしねえとな」
ジーサードはアトラスとLooと戦っているアイアンブリゲイドの方へ視線を向ける。あれをどうにかしない限り、この先を通る事はできない。
「たっくん、何かいい手はない?」
「うーん、当たって砕け散ろ」
「玉砕じゃねえか」
タクトとケイスケの流れるようなボケとツッコミはスルーしてどうにかアイアンブリゲイドを倒す方法を考えた。
「マイケル様のお話だと光学兵器があればあの装甲をどうにかすることができるらしいのですが‥‥」
リサが思い出したように呟く。単分子震動刀や電弧環刃でさえも装甲に傷がつく程度、あの装甲に穴が開くようなそんな武器があるはずがないとカツェ達は考えていたが、その言葉を聞いてかなめとジーサードは「あっ…」と呟いて察した。
「「「光学兵器‥‥」」」
無論、カズキとケイスケ、ナオトも察したようで声を揃えてちらりとタクトの方を見た。案の定、タクトは満遍なドヤ顔でMining Laserを構えて見せた。
「…つまり、この俺の出番だな?」
そう言って颯爽とアイアンブリゲイドの下へと飛び出そうとした。そんなタクトをケイスケとカズキが必死に食い止めた。
「おいいっ‼なんで止めるんだよ‼ヒーローの出番を取るんじゃねえよ!」
「たっくん馬鹿じゃないの!?下手に出たらつぶされっぞ‼」
「いくら強い武器持ってもてめえはスペランカーだ!」
下手に出ればアイアンブリゲイドのガトリング砲でミンチになるか脚で踏みつぶされるだけだ。カズキとケイスケに叱られてタクトは渋々と下がる。しかし、タクトの持っているMininng Laserならどうにかできるかもしれない。ジーサードはやれやれとため息をつく。
「一応はそいつであれを倒す突破口になりそうだな」
「そんな銃でどうにかなるのか?」
「ああ、当たったらなんか爆発する」
「へえ…って、ええっ!?」
ジーサードの言葉にカツェはタクトが持っているMininng Laserを二度見した。どうして爆発するのかよくわからないが、そんな武器を持たせていけない奴が持っている事にギョッとした。タクトはその重大さを理解していないようでハテナと首を傾げる。
「ジーサード、作戦は考えているのか?」
ローガンはいつでも駆け抜けるようじっとアイアンブリゲイドを見ているジーサードに尋ねた。まさか生身であの戦車程の大きさのある兵器と戦うのかと考えていたがジーサードは不敵に笑う。
「数日前に兄貴と航空機と戦ったし、あんなのと戦うのも慣れたさ。それに、大先輩である『ウルヴァリン』と共に戦えること光栄だ」
「ふん…遅れないようにしろよ、坊主‼」
ローガンはふっと笑い両手にアダマンチウムの爪を出して駆けた。ローガンと並ぶようにジーサードも駆けてアイアンブリゲイドへと迫った。アイアンブリゲイドはガトリング砲を二人に向けて乱射した。ガトリングの弾の雨霰が降りかかるがジーサードは弾の軌道が見えているかのように躱し、ローガンは両腕で防ぎながら迫っていく。
アイアンブリゲイドのキャノン砲がジーサードに向けて撃たれようとしていたが、ローガンがアイアンブリゲイドの脚の上を駆け、アダマンチウムの爪を砲身に突き刺す。
「おおおおおっ‼」
ローガンは気合いと勢いで力を込めてアダマンチウムの爪で斬り進め、キャノン砲の砲身を斬り落とした。その隙にジーサードがアイアンブリゲイドの胴体に向けて全身の骨格と筋肉を連動させて放つ打撃『流星』を思い切り放った。鈍い金属音を響かせアイアンブリゲイドはよろめきながら後退りした。胴体には拳の形をした凹みが残っている。アイアンブリゲイドは再び彼らに向けてガトリング砲を乱射し続けた。
「マッシュ!Looに相手の銃器を無力化させろ!アトラス!タクトが狙われないように守れ‼」
ジーサードは躱しながら指示を出した。マッシュはLooにアイアンブリゲイドのガトリング砲を狙うよう命じ、アトラスはタクト達が被弾しないよう下がって左腕甲の盾で防御する。
『タクト殿、頼みますぞ‼』
「えぇー…俺?なんかめっちゃ腹痛くなったんだけど?」
「何言ってんだたっくん!決めたらカッコいいぜ!」
「勇者なんだろ?さっさとぶっ放せオラ‼」
プレッシャーに押され気味なタクトを先ほどは行くなと叱っていたカズキとケイスケが手のひらを返してタクトを押した。押せや引けやとやんややんやしている間にナオトがふと思った事をつぶやく。
「というか‥‥どこ狙うんだ?」
「えーと‥‥顔?」
「バカか、顔はメインカメラだ。コックピット狙え」
「あなたの心です!」
「呑気にしてる場合じゃねえだろ!?」
騒いで一向に動かない4人組に痺れを切らしたカツェが怒声を飛ばしながらツッコミを入れた。その怒声のせいかタクトだけでなくカズキ、ケイスケ、ナオトの3人も飛び出す。
「お前らも出なくていいから!?」
止めようとしたが時すでに遅し、タクトに続いて3人もノリノリで駆けていく。よく見れば未だに何処を狙うか談議しながら騒いでいる。本当に彼らに任せて大丈夫だろうかとカツェはハラハラしながら見守った。
一方、アイアンブリゲイドと戦っているジーサード達は激戦を繰り広げていた。アイアンブリゲイドは残りのキャノン砲でジーサードとローガンを狙い、ガトリング砲二門で上空を飛んでいるLooを近づけさせまいと乱射していた。
Looも負けじと背部に立てていたM134を両腰脇から突き出して火炎放射のように斉射する。アイアンブリゲイドの装甲に乾いた金属音を響かせながら何度も当てていく、アイアンブリゲイドはしつこいハエを払い落す様に二門のガトリング砲で狙い続けた。ジーサードとローガンはキャノン砲の爆撃を躱しながらアイアンブリゲイドへと迫る。
「もう一発、『流星』を打ち込めば穴が開くかもな…!」
アイアンブリゲイドの凹んだ場所にもう一発入れれば装甲に穴を開けることができるかもしれない。しかし、そうはせまいとアイアンブリゲイドは近づけさせようとしない。やはりタクトに任せるべきかとジーサードはちらりと後ろを見る。肝心のタクトはアトラスの後ろでカズキ達と口論していた。
「だーかーら‼俺の勘に任せておけば万事オッケーだって‼俺ニュータイプだから!」
「たっくんの勘に任せると碌な事ねえっつってんだろ!コックピットを狙えばいいんだよ‼」
「もう適当に狙えばいいんじゃね?」
「お前らわちゃわちゃすんな‼ジャンケンで決めればいいだろ!」
『あのー…そろそろいいかな?』
アトラスの声も聞かずタクト達は騒がしくしていた。そんな彼らの状況を見てジーサードはこけそうになった。どうしてこんな状況でも彼らはブレないのか、兄である遠山キンジが苦労しているのが何となく分かってきた。
「何処でもいいから狙い撃て‼」
「え?じゃあ‥‥何処から撃つの?アトラスのおまたから?脇から?」
「それじゃあ名付けてネオアームストロング…」
「そんなことしてる暇はねえだろ!?適当に撃て‼」
急かすジーサードにしょうがないなぁとタクトは愚痴をこぼしながら狙いを定めてMininng Laserをの引き金を引いた。銃口から赤い閃光が迸り、放射状に赤いレーザーが飛んでいった。拡散された閃光はアイアンブリゲイドに当たるどころかジーサード達にも当たりそうになった。その状況を見たタクトはジーサードにテヘペロをする。
「あ、ごめーん、設定をScatterにしたまんまだったぜ!」
タクトに怒声を飛ばそうとしたが、先にアイアンブリゲイドの脚が動きジーサードを踏みつぶそうとした。ジーサードは両手で受け止め必死に耐えた。
「バカヤロオオオオッ!?チャンスをピンチに変えてどうする!?」
「えーっとちょっと待ってて。今すぐExplosive変えっから」
「は、はやくしろおおおっ‼」
ギリギリとアイアンブリゲイドの脚が押してくる。タクトが間に合うか先に踏まれるか、ジーサードは力いっぱい押し上げて耐える。タクトはMininng Laserの設定をExplosiveに変えて撃とうとした。しかしアイアンブリゲイドのガトリング砲はタクト達に向け、火をふかす様に斉射をしてきた。アトラスの盾とアーマーの防御で弾に当たることは無かったが今度は撃つ隙がない。アイアンブリゲイドはキャノン砲をタクトに狙いを定める。
「させるか‼」
キャノン砲が放たれる寸前にローガンが飛び掛りキャノン砲の砲身にアダマンチウムの爪を突き刺した。撃ちそこなったキャノン砲は爆発を起こす。
「ローガンさんっ‼」
「坊主!俺の事は気にすんな‼今は一発で仕留めるよう狙いを定めろ‼」
吹っ飛ばされたローガンをタクト達は心配したが、ローガンは多少体が焦げていてもへっちゃらのようですぐに起き上がる。タクトは頷いてMininng Laserで狙いを定めた。
「いくぜっ!ダークゴッドレッドマウンテンブラストーッ‼」
タクトはMininng Laserの引き金を引く。Mininng Laserの銃口から赤い閃光が放たれ、アイアンブリゲイドの胴体の凹んだ装甲に直撃すると爆発を起こした。アイアンブリゲイドは鈍い金属音を響かせて倒れていった。
「やったーっ‼見たか、俺のゴッドオブ一撃!」
「でかしたぜたっくん‼」
「やる時はやるじゃねえか!」
「‥‥」
タクトはこれでもかと言わんばかりのドヤ顔をし、カズキ達はタクトを胴上げした。しかし、そんな事をしている間にアイアンブリゲイドが再び起き上がる。装甲は爆発で剥がれ、火花を散らし黒煙を上げながらも軋む金属音を響かせながら動き出す。カズキ達は口をあんぐりと開けてタクトの胴上げを止め、タクトは地面に思い切り尻もちをついた。
「ちょ、動いてるやん!?」
「た、た、たっくん!もう一発!もう一発‼」
「お、お、お、おちおち落ち着け!」
慌てるタクト達に向けてアイアンブリゲイドはガトリング砲を向けて撃とうとした。
「お前ら、上出来だ―――後は任せろ!」
ジーサードが一気にアイアンブリゲイドへと駆け、剥き出しとなった胴体に『流星』を放った。ボゴンッ‼と鈍い音が響くと、アイアンブリゲイドの胴体にクレーターのような窪みができあがった。精密機器も卵の殻のように粉々になったアイアンブリゲイドは機能が停止するような音を出しながら前脚を地に着き倒れた。アイアンブリゲイドが動かなくなった所を確認するとジーサードは一息ついた。
「———ようやく、副大統領の野郎に会いに行けるな」
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「さて、やっと合流できたところでこれからホワイトハウスにいるリチャードへ殴り込みに行くぞ」
ジーサードはかなめを含むジーサードリーグの面々とカズキ達、そして大統領にこれからの作戦を説明を始めた。
今自分達がいる場所はウエストバージニア州の山々に囲まれた場所、ドライフォーク。ここから一気に山を越えればワシントンD.Cへと続き、ホワイトハウスへと進むことができる。
「こっから相手は守りを固めるだろうな‥‥」
ジーサードがヒューメイン研究所から抜け出した事は既に知られているだろう。こっちに向かっていることを知って、FBIやCIA、軍そして武偵を使って迎撃をしてこちらに箱させないように守りに固めているはずだ。
「どんな強固な守りもこのMininng Laserでry」
「人に向けて撃っちゃダメですよ先輩‥‥」
「それで、どんな手を使うんだ?」
「このバカ4人組ほどじゃねえが‥‥強行突破でゴリ押すしかねえだろ」
以前にキンジと共に暴走特急でエリア51へ突撃したように、今回も強行突破で貫き通す。その作戦を聞いたマッシュとかなめはふっと苦笑いをした。
「やっぱり君ならそういう作戦でいくだろうと用意はしてある」
「サードがそういうだろうと思って持ってきたんだよ?」
そう言うとかなめ達ジーサードリーグの面々はファントム・カスタムのコンテナから大型のバイクを3台、ドアミラーの無い四角く硬い装甲が施された黒いSUVUが2台、そして重厚な黒い装甲のスーパーカーが出された。これらを見たジーサードはギョッとした。
「おい‥‥ハクチョウドラッグにナイトシャークにヴィジランテって‥‥俺のコレクションじゃねえか!?」
「だってサード、集めても結局使わないじゃん」
「宝の持ち腐れだな」
自分のコレクションを持ちだされてジーサードはムスッとするがこれでは進めないので気を取り直して作戦の説明を続けた。
「数はあっちが多いが、こっちには実力がある。要は陽動だ。アンガス、マッシュ、リサはブラックホークに乗り、Looと共に行動、アトラス、ロカ、ツクモ、コリンズ、カツェ、ヤン、フランク、ローガンはナイトシャークに乗って相手を陽動させ暴れろ」
「やっと思い切り大暴れができるね、フランクさん!」
「俺、乗る気がしねえんだけど‥‥?」
ヤンはフンスと昂りながら張り切りフランクはネタがないとやる気がないようにため息をついた。
「そんで俺らは?」
「ケイスケ達は‥‥ハクチョウドラッグに乗って俺と大統領が乗るヴィジランテと一緒にホワイトハウスへ向かうぞ」
ハクチョウドラッグに乗ることになったがカズキ達はハテナと首を傾げる。何せハクチョウドラッグは3台しかない。
「え?3台しかないんだけど?」
「そりゃあ…そうでもしねえとお前らバラバラに動くもんな」
「ナオトは方向音痴だし、カズキは運転下手だし、タクトは何をしでかすか分からねえもんな‥‥」
カツェは納得したように頷く。真面に運転するケイスケを除き、他3名は誰かと組まないと色々とやらかしてしまう。カズキとナオトは納得して頷いていたが肝心のタクトはヴィジランテに興味津々だった。
「つまりはこれで大統領をホワイトハウスまで連れて行けばいいんだよな…」
タクトは何度も頷きながら呟く。ちゃんと聞いているだろうかと気にはかけながらもジーサードは話を続けた。
「いいか?こっからが局面だ。まだあの副大統領の野郎が何か手を残してるかも知れねえが、気合を入れて行くぞ‼」
ようやく大詰め、ホワイトハウスへ向かう為に厳しい戦いになるかもしれない。ジーサード達は気合いを入れた。が、そんな彼らに膝カックンするかのように、ヴィジランテが鈍いエンジン音を響かせながら動いて行った。一気にスピードをあげて走っていくヴィジランテをジーサードはキョトンとして見つめていた。
「‥‥おい、誰がヴィジランテに乗ってんだ…?」
「‥‥あれ?たっくんと大統領がいなくね?」
カズキがキョロキョロしながら尋ねた。その言葉を聞いてジーサード達は凍りつく。今ヴィジランテに乗っているはタクトと大統領だ。
「ちょ、あいつ何してんだ!?」
「いいなー、たっくん。俺もあれに乗りたかったなー…」
「というかあのバカに乗せられるほどガードを甘くしてんじゃねえよ」
「何で俺が怒られなきゃいけねえんだよ!?」
ブーブーと文句を言うカズキ達にジーサードは心なしか胃が痛くなってきた。このまま急いでタクトを止めるか考えたが、一応大統領をホワイトハウスへと向かうとしているなら多少乗り物が変わっても問題はないだろうと考え直そうとした。しかし、かなめがあることを思い出した。
「そう言えば‥‥タクト先輩って、よく装甲車で突撃しますよね…?」
「まあよくやる手出し?」
「イタリアでも壁を壊して突っ込んでたな。あと静刃が世界遺産がなんとかとか…」
その言葉を聞いてかなめとジーサードは凍りついた。所かまわず兎に角突撃するタクトの行動を考えると、嫌な予感しか考えられない。
(あいつ(タクト先輩)…絶対にホワイトハウスを壊す気だ‥‥!?))
ヴィジランテのロケットブースターに魅入られる匠
乗せてはいけない人に乗せると暴走するフラグ‥‥もう、ヤバイ未来しかありません(オイ