カオスな4人衆!?最強のSランク武偵を目指せ‼ 作:サバ缶みそ味
「ナオト、カズキ…どうして僕がここにいる事が分かったんだい?」
応急処置をしたワトソンは気になっていたことを尋ねる。ナオトはずっと黙ったまま後ろを見張っていたがカズキがドヤ顔で話す。
「コマンダーの正体が分かった後、準備をしてからワトソンの動向を探ってたんだ。まあうちの面子で目がいい奴がいたおかげで見つけることができたんだけどな」
その話を聞いてワトソンは不思議に思った。狙撃科のカズキより目がいい奴なんているのだろうか。それに突然の起きた暴風は恐らく異能者の力だろう。彼らの中に風を使う能力者なんていないはずだ。飛んできた弓矢、そして風…イ・ウーになら一人心当たりがあるのだが、彼らに関わりはないはず。
「カズキ、来るぞ‼」
ワトソンが深く考えている間にナオトが警戒する様に叫んだ。気づけば後方から何台ものエクストレイルや大型バイクに乗ったモラン大佐の部下たちが追いかけてきていた。大きく開いたサンルーフからMINIMIやXM8を構えた兵士がカズキ達を狙って撃ち始める。カズキは慌ててしゃがみ、ナオトはワトソンを守る様に防弾シールドで銃弾の嵐を防いだ。
「周りの事はお構いなしか。僕たちを完全に殺す気でいるつもりのようだ」
「やる気満々だな…カズキ、追い払おう」
「よっ、待ってましたー‼」
ナオトは背負っていたAK47を構え対抗する様に撃ちだす。そんな中カズキはラゲッジスペースの隅で置いてあったものを掴み、取り出した。ワトソンはカズキが持っているものに目を丸くする。
「へ、へカート!?」
完全に武偵法9条に助走をつけて殴りつけるような兵器を持っていることにワトソンは驚いていた。そんなことを気にしていないカズキはPGMへカートⅡの銃弾をリロードし狙いを定める。ラゲッジスペースからはみ出す銃口は完全に敵の方に向けている。
「よし、ほーろーびろ!」
低く鈍い発砲音を上げて撃ちだす。へカートⅡから放たれた弾丸はモラン大佐の部下が乗っているエクストレイルの前輪をぶち抜く。車はバランスを崩し、道路から外れ派手に横転した。カズキは再びリロードして別の車輛も同じように狙っていった。
「カズキ、ナイス」
「はっはー‼どんなもんですかナオトさーん‼」
「いや、無茶苦茶だよ!?」
ただの武偵が下手すりゃ相手をひどい感じで殺してしまう武器を持っていること、カズキ達の無茶苦茶さにワトソンは思わずツッコミを入れてしまった。呑気にハイタッチしているカズキとナオトは頭にハテナを浮かばせて首を傾げる。
「…こうでもしなきゃ俺達が死ぬし」
「そうだぞー。『こちらに殺す気が無くても、相手は殺す気満々だから、殺さないように殺していけ』ってたっくんの母ちゃんが言ってた」
「たっくんのお母さん、無茶苦茶で物騒すぎるよ!?」
ワトソンがツッコミを入れているうちに、フォードスポーツトラックは乗っているカズキ達を振り落とすかのような勢でカーブしていき方向を変えて走らせていった。突然のカーブでカズキ達は振り落とされないように伏せていた。
「おおい‼ケイスケ‼俺達を落とす気かコノヤロー!」
カズキは起き上がって文句を言うが、場所が場所なのでケイスケには全く聞こえていなかった。
「ところで、何処へ向かっているんだい?」
ワトソンは気になって尋ねた。このまま安全な場所まで逃げて体勢を立て直すのか、それとも他の仲間と合流して反撃していくのか打ち合わせをしているはずだ。しかし、カズキとナオトはきょとんとしてお互いの顔を見ていた。
「あれ?ナオト、ケイスケからどこに行くか聞いてるか?」
「いや、お前がたっくんから聞いていると思って詳しくは聞いてないし…というかカズキは聞いてないのか?」
カズキとナオトは聞いた、聞いてないと言い合いをしているのを見てワトソンはもしやと冷や汗を流す。やっと結論が見つけたのか二人はワトソンに視線を向けて声を合わせて答えた。
「「とりあえず戦いやすい所」」
「なんで肝心な所はバラバラなんだよ!?」
チームワークが取れているのかバラバラなのかそんな彼らにワトソンは肩を竦める。嘆く暇を与えないかのようにモラン大佐の部下達が追い上げてきた。カズキが狙撃して車がこちらに来ないように阻止しているが、狙撃されないように左右へ大きく離れた大型バイクがサイドに付こうと近づいてきている。
「ナオト、サイドは頼んだぜ‼」
「おk」
「ナオト、僕も戦うよ」
ナオトはAK47を構えてこちらに近づかせまいと狙い撃つ。今は彼らを信じて戦うしかないとワトソンは決意を固めた。ただ気がかりなのは恐らく激昂したモラン大佐は他の部下に命じてアリア達に手をかけようとしているかもしれないことだった。
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「大佐から指令だ。標的を暗殺せよ」
モラン大佐から指令を受けた暗殺部隊はすぐに動いた。屋上から1人はバレットM82を構え、1人は双眼鏡で対象者の動きを観察していた。
「標的、窓に接近」
双眼鏡で覗いている先には男子武偵寮で遠山キンジの部屋で居候しているアリアが見えた。ヒルダとの戦いを終えてすっかりと油断していることに兵士たちはほくそ笑む。自分が狙われているとも知らず、警戒もせず呑気にしており、撃たれたら突然起きたことに理解もできずに死んでいくだろう。
標的までの距離と風向きを伝え、すぐに撃てるよう動く。標的のアリアを撃ち、次に遠山キンジ、そして『バスカビール』の仲間を手早く暗殺しなければならない。スナイパーはゆっくりと引き金を引いていく。
「ギャッ!?」
後ろから仲間達の悲鳴と放電音が響いた。何事かと思い振り向けば、そこには倒れている仲間達のど真ん中でゴスロリチックな服を着た金髪のツインテールの少女が立っていた。
「ヒルダ…!?」
先の戦いでアリア達に敗れ入院しているはずの吸血鬼、ヒルダがいることに兵士たちは慌てだす。ホルスターからハンドガンを取り出して撃とうとしたが、それよりも早くヒルダが直径1mほどの雷球を飛ばした。直撃した兵士たちは物の数秒で昏倒した。周りが静かになったのち、ヒルダはため息をついた。
「病院で眠っている私を叩き起こして無理やり連れてくるなんてねぇ…リサ、貴女すこし性格変わったかしら?」
ヒルダはやや呆れ気味で後ろにいるリサの方を見る。リサはにっこりと笑ってぺこりとお辞儀をした。
「ヒルダ様、無理を頼んで申し訳ございません」
「ふん…まあ、あいつらに借りを一つ返せたから別にいいわ。それにしてもそこの神父は一体何者よ?」
ヒルダはリサに軽く笑って返した後、リサのすぐ近くにいるジョージ神父の方に視線を向けた。まだ力が上手く使えていない自分をサポートするようにジョージ神父が相手に気づかれないように次々に倒していったことに驚きを隠せなかった。そんな不審がるヒルダに対しジョージ神父はにこやかに答える。
「なに、私はただの旅行好きで物好きな神父さ。手伝ってくれて感謝するよ」
「貴方のような神父がいてたまるか…リサ、少し疲れたわ。私は寝るわよ」
ヒルダは眠たそうに欠伸をした後、影になってリサの影へと潜んでいった。無事に片付いたリサは無線機を取り出し報告した。
「タクト様、こちらは無事に終わりました!」
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「ありがとー‼後は俺達に任しておけ‼」
RPG-7を背負ったタクトはノリノリで返事を返し無線機を切った。セーラの風の力でビルから降りることができたタクトはあらかじめ停めておいたGSX1300R隼に乗り、フルフェイスのヘルメットを被りエンジンをかける。
「セーラちゃん、乗って‼このままケイスケ達と合流だぜ‼」
セーラはやや不安そうにするが仕方なしとタクトの後ろに乗った。リサから聞いた話によるとタクトは装甲車に乗って建物や神社にダイレクトアタックをかけること、ケイスケからタクトの運転テクはカズキよりかはマシだがヒドイらしいと聞いている。
「いくぜっ‼落とされるんじゃないぞー!」
タクトは隼を猛スピードで飛ばした。勢いよく駆け、信号も行き交う車をも無視していく。どこぞのアクション映画のようだとタクトは気分爽快で更にスピードを上げていく。そんなタクトをよそにセーラは冷静にミラーで後ろの様子を見る。後ろからモラン大佐の部下たちが大型バイクに乗って追いかけてきていた。
「たっくん、追手が来た」
「ヒャッハー‼言うなれば風のヒューイでしょ‼」
全く話を聞いていないタクトにセーラは呆れて項垂れる。サイドミラーで様子を見ていると兵士の一人が構えているものに気づく。
「たっくん、ロケランが来る‼」
セーラはすかさず後ろに向いて弓を構えて風の能力を使い、勢いよく風と弓矢を放つと同時にSMAWロケットランチャーが放たれた。砲弾は弓矢と風にぶつかりタクト達から逸れて爆発を起こす。
「わーお!?アドレナリンフルスロットルだぜ‼」
「ちゃんと運転して!?」
追いかけてくる敵にタクトは蛇行しながら隼のスピードを上げていく。落ちないようにセーラは弓矢を射るが、矢筒に入っている弓矢の数を確認した。カズキ達と合流して本隊を叩きたいので弓矢をこれ以上消費したくない。
「たっくん、遊んでる場合じゃない!?」
「遊んでーる場あーいーじゃないー♪」
歌っている場合でもないとツッコミを入れて、セーラは項垂れる。どうしてこんな奴と同行しているのか自分でも分からなくなってきた。そんな時、タクトは腰のポーチからF1手榴弾を取り出しピンを抜くや否や後ろに向けて投げだした。Fi手榴弾はワンバウンドしたのち爆発を起こす。その衝撃で追手の兵士はバランスを崩して横転するわ道路から外れスリップしていた。タクトの突然の行動にセーラはポカンとしていたがタクトはニシシと笑う。
「セーラちゃん、まだあるからどんどん投げちゃって‼」
「…たっくん達、本当に武偵?」
敵に対して遠慮なくぶっ放す彼らにセーラは苦笑いをする。そんなセーラにタクトは気にもせず答えた。
「父ちゃんが言ってた。『やられたら何倍にもして倍返ししてやれ』って」
「いや、どんな人なの…」
セーラは呆れつつも感心した。これぐらい無茶苦茶をしてでもしないと戦役は乗り越えられないだろう。少数だけではなく多数と戦うこともある。ヨーロッパではこれの比じゃないくらい混戦しているという。公の場で派手にドンパチしているのは問題であるが、彼らがどういう風に戦役に巻き込まれていくかセーラは少し興味を持った。そんな時、タクトが「あ」と口をこぼした。
「そう言えばさ、ケイスケ達とどこで合流するんだっけ?」
「…えっ」
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『ケイスケー‼どこで合流するんだっけ?』
ケイスケが敵から逃れようと目的地へ必死に運転している最中にタクトから子供が興味本位で親に質問する感じで無線を通して聞いてきた。
「はあぁっ!?お前、作戦開始前に打ち合わせしたのにもう忘れたのかよ!?」
『そうだよ。ていうか俺どこ?』
『たっくん、またロケランが来る!』
タクトの会話を遮るようにセーラが叫ぶ。『あぶねぇ⤴』とタクトが慌てて声を出し、遠くで爆発音が響くのが聞こえた。ケイスケは仕方なくGPSを使いタクトの位置を調べた。
「たっくん、次を左に曲がれ」
『左!?左ってどっち?』
慌てているからなのかそれとも素で分からないのか、ケイスケはイラッとした。その時、車が強くぶつけられ左右に揺れると同時に金属音が響く。ちらりと外を見れば車輌が両サイドにつき、こちらに強く車体をぶつけ、XM8を構えて撃ってきている。いくら武藤に防弾改装してもらったとはいえ何度も撃たれればやられてしまう。無線からカズキが焦って声を上げて来た。
『ちょ、ケイスケ‼もっとスピードだせねえのかよ!?』
「ちょっと待ってろ!というかサイドの敵を何とかしろ!」
『…こっちに向けて撃ってきてる。カズキ、後方をやって。俺がサイドやる』
『あ、カズキ‼左ってどっち‼』
カズキとナオトとの会話を遮るようにタクトが無線で大声を上げて来た。それよりもこっちに通して無線で会話してくるなとケイスケは更に苛立つ。
『はぁ?たっくん、自分の手をみりゃわかる事だろ』
『俺の手!?あれか!?お椀持つ方か!?で、ケイスケ。どこに行けばいいんだっけー?』
「豊洲の工場跡地つってただろうが‼いい加減覚えろや‼」
呑気に返してくるタクトに堪忍袋の緒が切れたケイスケは怒号を飛ばし、強くアクセルを踏んだ。フォードスポーツトラックはスピードを上げて追いかけている敵の車輛を引き離す。
「カーチェイスは嫌いなんだよ‼」
銃弾を浴びて車体や窓に傷やひびが入っているだろうから修理費が半端ないことになるだろうと思い、ケイスケは悪態をつく。早く目的地に着くようケイスケは真剣になり車を飛ばしていく。
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「なんで怒られたんだろ…」
「怒られて当たり前だと思う…」
セーラはため息をつく。しかし合流場所が分かれば後は向かうだけ、しつこく追いかけている連中を一気に片付けることにした。
「セーラちゃん、どしたの?」
「しつこい奴等を片付ける。たっくんはこっちを見ないで走らせることに集中して」
タクトはジト目でこっちを睨んでくるセーラに首を傾げながら言う通りにした。セーラの周りに微弱な風が漂っているのを感じた。セーラは追いかけてきている連中に向けて手を向けた。
「…
セーラが小声で唱えて手を振り下げた。その瞬間、セーラを中心に烈風が巻き上がり、風速50mを超えるような暴風が敵兵に向けて叩き付けた。街路樹の木はなぎ倒され、敵兵が乗っている大型バイクはぶっ飛ばされていく。サイドミラーでその様子を見ていたタクトは目を輝かせている。
「すっげー‼セーラちゃんかっこいいじゃん!」
「…邪魔者は片付いた。このまま合流する。それで場所はわかるの?」
照れ隠しかセーラはふんと鼻で笑って返した後、目的地は把握できたかタクトに確認した。タクトはうーんと唸って考えた後、マイペースで返す。
「ダイジョブダイジョブ。俺に任せとけって」
「不安しかないんだけど…」
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カズキはへカートⅡで狙いを定めて撃ち、ナオトはAK47で両サイドに回り込んできている大型バイクに乗っている敵兵を撃ち落としていく。ナオトに渡されたP90を持ったワトソンは彼らを見て息を飲んだ。多少のトラブルはあるもののそれぞれの役割を担当し正確に対処していく。『バスカビール』とは違った戦い方をしている。
「よし、あらかた片付いて来てるぜ!」
「カズキの『あらかた』は適当すぎる」
カズキの言う通り、追手の数は最初の時よりかなり少なくなってきている。それにこれだけ派手にやっていれば他の武偵達も気づくし、応援が来るだろう。そうすれば形勢逆転になるだろうとワトソンが一息ついた。その時、
遠くから風を切る音、ヘリがプロペラを回して飛ばしている音が聞こえて来た。
「あれ?なんかヘリがこっちに来てね?」
「いや、明らかにこっちに来てるぞ…」
遠くから見えていたヘリが次第にこちらに近づいてきていた。ヘリの全容が完全に見える距離まで飛んできたころにはそれが何なのか、彼らはすぐに分かった。
「リンクスAH7…!?」
「やっべえぞ‼しかもミサイルついてるし!?」
ワトソンが驚愕し、カズキが焦りだした。するとリンクスAH7からBGM-71「TWO」対戦車ミサイルが一発放たれた。警戒してM67破片手榴弾を2個持っていたナオトがヘリからミサイルが発射される数秒前にピンを抜いて思い切りミサイルにに向けて投げた。手榴弾は空中で爆発を起こし、その爆風により逸れていき路上に止められていた車に直撃し爆発を起こした。
「うえぇぇっ!?マジで殺す気じゃねえか!?」
「というより都内でミサイルを撃つなんて…モラン大佐は正気か!?」
「カズキ、へカートでヘリを狙って‼ケイスケ、未だ着かないのか!」
『うっせーバーロ‼もうすぐ着くから何とかしやがれ!』
無線で逆に怒鳴られてナオトは仕方なしにミサイルを対処しようと考え残りの手榴弾の数を確認した。その時リンクスAH7の左サイドの扉から人が体を出してこちらにL96A1を構えて狙っているのが見えた。
「ワトソン、カズキ‼伏せろ‼」
ナオトはすかさず防弾シールドを持って伏せているワトソンの前でしゃがんだ。それと同時に弾丸を弾く鈍い金属音と振動が響く。そしてワトソンをしつこく狙っているようで何度もこっちに向かって撃ってきていた。
「…あのスナイパー、しつこい」
「ナオト、僕に向けて撃ってきているあの男がモラン大佐、『コマンダー』だ」
ヘリの振動でぶれるかもしれないのにこちらに向けて狙い撃ってくるモラン大佐にナオトは警戒した。そんなナオトとワトソンを見ていてカズキがプンスカと文句を言ってきた。
「ナオト‼なんで俺の所には守って来てくれねえんだよ‼」
「…カズキなら何とかできるかなって思った」
それでも不服だとカズキがギャーギャーと文句を言ってきてる間にリンクスAH7が対戦車ミサイルを装填し、2発目を撃って来た。
「ちょっと!?ミサイルが来てるよ!?」
「なんとかしてくれケイスケ―‼」
『うるせえっての‼』
カズキの叫びに答えるように無線を通してケイスケが怒鳴り、スポーツトラックがスピードを上げて躱すことができた。ミサイルの爆風にスポーツトラックは一度浮いたようにガタンと激しく揺らす。
『ああくそっ‼もう二度とカーチェイスはやんねえからな!』
ケイスケが大声を上げて悪態をつく。そんな戦闘ヘリから逃走劇をしている最中、豊洲工場跡地の工事中という看板が見えた。もうすぐ目的地に到着する、カズキとナオトはほっとひと息ついた。
「よし、もうすぐだ!」
「…後はたっくん達が合流できればいいんだけど」
「それで…目的地に着いたらどう戦うんだい?」
ワトソンは何気なく聞いてみたが、カズキとナオトはポカンとしてお互いの顔を見合わせた。まさかとワトソンは嫌な予感をする。そんなワトソンを不安にさせないようにとカズキはドヤ顔でナオトは張り切って答えた。
「がんばって迎え撃つぜ!」
「とりあえず迎撃」
「うん…まぁ、そんな気がしたよ…」
いつも通りの彼らにワトソンは苦笑いをした。
緋弾はもっとドンパチするべき…ヒルダ編が終わってからキンちゃんがサイヤ人並みに人離れしていき、『バスカビール』のヒロインたちが影薄くなってくる気がする(コナミ感)
それから出てくる子はカワイイからいいよね!(オイ