このやる気なしのルーンナイトに祝福を!   作:猫まんまmarkⅡ

3 / 6
第3話です。
更新が遅れたのはFGOや就活と言い訳でもしてみます。
原作読んでたのもありますが。


この可愛いボッチに友達を!

さて、さっそくゆんゆんに魔法やスキルについて色々教えてもらった。

魔法やスキルを取得するには、発動しているところを拝見する必要があること

なので、そこら辺にいた魔法使いに話しかけ、なんとか初級魔法二種と

付与魔法二種を取得することが出来た。

ゆんゆんが言うには初級魔法なんて役に立たないので誰も取得しないとの事だ。

まぁ、いくら役に立たなくても使い道はあるだろうよ。

でも考えるの面倒だな。誰か考えてくれるのを待とう。

きっと誰かいるだろう。そんな気がする。

あと、そこら辺にいた剣士の人から片手剣のスキルを教わった。

近接できないとゆんゆんの要望に合わないからな。

 

「あのカズマさん?せっかくですし、なにかクエストに行ってみませんか?」

 

「クエスト?あぁ、良いぞ。俺にはよくわからないからゆんゆんが決めてくれ」

 

「はい!簡単にクリアできそうなクエストを持ってきますね!」

 

小走りでクエストが貼ってある掲示板まで向かっていった。

よほどパーティーが組めて嬉しいのか。

俺は待っている間、周囲を見渡してみた。すると、離れた所がなんか騒がしかった。

そっちを見てみると、馬鹿っぽい青髪の少女と茶髪の男、

そして先ほどの小柄の少女がいた。なにやら言い合っているみたいだ。

…気にしなくていいか。ゆんゆんも戻ってきたし。

 

「カズマさん!クエスト持ってきました!」

 

なになに?ジャイアントトード6体討伐?デカイ蛙か。…キモイな。

少ししかめっ面をしてると。ゆんゆんが心配そうな顔で

 

「あの…嫌でしたか?」

 

と聞いてくるので、大丈夫だよ。と言うと。安心していた。

俺達はギルドを後にして指定されている草原に向かった。

道中でゆんゆんの金で片手剣を買った。プレゼントとのことだ。

……これはヒモになりそうだ。気をつけよう。

 

「着きました!頑張ってクリアしましょう!」

 

「おう、あんまり張り切りすぎるなよ」

 

「はい!」

 

ダメだこれは。まずは私がお手本を見せますね!と嬉々と魔法を放っている。

中々強力なのでこれが中級魔法なのだろう。既に蛙は2匹倒している。

途中でばてないか心配だが、紅魔族は高い魔力を持っているため大丈夫なのだろう。

 

「次はカズマさんの番ですよ。頑張ってくださいね」

 

美少女からこう言われると頑張らないとね。

 

「あぁ、頑張ってみるよ」

 

とりあえず前情報にあったなにかを食べている間は動かないとの事なので、

そこら辺にあった小さい丸太を口に放り込む。

 

「本当に食べてる間動かないんだな」

 

動かないのを確認してから、片手剣で滅多切りする。

ぶよぶよした脂肪が邪魔して中々致命傷を与えることが出来ない。

 

「カズマさん!魔法が有効ですよ!」

 

ゆんゆんの助言を受け、俺はジャイアントトードに触れる。

うわぁ、ヌルヌルする。

常々俺は疑問を抱いていた。エンチャント系の魔法を敵に付与したらどうなるのか。

それをやってみようと思う。

 

「じゃあ、実験体になってくれや【ティンガー・エンチャント(E)】」

 

付与魔法を唱えると、ジャイアントトードは火達磨になった。

のたうち回りながら苦しんでいる。見る限り、

外側と内側の両方から焼かれているようだ。

ヤった本人だがこれには同情する。ゆんゆんも少し引いている。

 

「カ、カズマさん?それはあんまりしない方が…世間の目もありますし」

 

「だな。流石にこれはやりすぎた。あまり使わないことに善処する。」

 

「善処ですか。まぁ気を取り直して次は一緒に戦いましょう。パーティーを組むんですチームワークは必要ですし」

 

ゆんゆんの提案に乗り、残りの3匹を協力して倒した。

前衛の俺が囮となり、その隙を突きゆんゆんが倒す。

ゆんゆんの方に向かいそうになったら、俺が【ティンガー】を撃ちヘイト稼ぐ。

と言った感じだ。中々にバランスが良いと思うが。実際はどうなんだろうか。

 

無事6体倒して、現在木の陰で休憩中だ。もやしっ子に運動は辛かったです。

ステータスはもやしじゃないですけどね。

 

「カズマさんお疲れ様でした。動きやすかったです」

 

「それは良かった。俺もゆんゆんのお陰で何度か助かったよ」

 

褒められるのってなんだか気恥ずかしいな。

この後も何気ない会話を続けていると、ゆんゆんが顔を赤らめもじもじとし始めた。

もしかして…我慢してたのか?…これは失礼か。

 

「あ、あの……実はお願いが…ありまして…」

 

ちょっと言い淀んだ後、口を開く。

 

「わ、私と友達になってください!」

 

「はぁ…?いいよ?」

 

友達申請でした。むしろこんな可愛い子だとこちらこそと言いたい。

言わなかったけど。だって俺、意気地なしだし。

 

「え?いいんですか?」

 

ゆんゆんは戸惑った表情をした後、満面の笑みをし、

「ありがとうございます。カズマさん!」

と言った。全く可愛いな。

 

そんな木陰での静かなひと時でした。いやぁ、役得役得。

そんな中、離れた草原の方で物凄い爆発が起こった。爆風が此処まで届き、

静かなひと時は無くなりました。はぁ…

ちなみに、爆風でゆんゆんのスカートが捲れ、見てはいけないものが見えました。

ゆんゆんは恥ずかしそうに顔を赤らめていて、ボソボソと

「めぐみん…許さないんだから」と呟き、爆心地に向かって走っていった。

めぐみんとは誰なのだろうか…と思いながら俺は後を追いかける。




次回は原作和真陣営との邂逅です。いや回こうか。

質問、感想があればいつでも言ってくれると嬉しいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。