「ヴィヒター、武装情報を見せてくれ」
『待ってろ…これだ』
目の前に武装情報が表示される
ブルーティッヒ・ファオスト以外の武装は改修されていた。
ヴィヒターは、以前よりも火力が増している。
それ以外に砲身が2つになっていて計8門になっていた。
シュヴァルツェア・キリングは、刀身が更に長くなって厚さも増した。
その分、火力も増した。
そして、新たな武装
大型ハンドキャノン ツェアシュテールング<破壊>
ヴィヒターに合わせた4丁のハンドキャノン。
単発の威力はシールドエネルギーを半分以上削ることが出来る。
大型ハンマー ヴィヒター・シュラーク<番人の一撃>
斧のように湾曲している大型ハンマー。
凶悪的な破壊力をもって目標を潰す。
「…流石だな、束さんは」
『世界相手に出来るぜ!』
「確かにな、しかもこのハイリゲ・トーアもあるからな」
ヴィヒターの後ろにあるリング、ハイリゲ・トーア<聖人の門>がまた凄い物なのだ。
なにが凄いかと言えば、このリングはIS自身のエネルギーを頼る事の無く長距離を移動できる。
それを生かして、シールドエネルギーを回復する事が出来るのだ。
『主人、見えたぞ』
「ああ、あれだな」
最初の標的は女権団体だ。
都市から少し離れた大きな塀で囲われた敷地内に大きな建物があり、そこにトップの連中がいる。
その敷地内の目の前でゆっくり着地する。
『主人よ、ゴミ潰しの時間だ』
「行くぞ」
真吾はヴィヒター・シュラークを展開し、歩き出す。
敷地内前には大きな門があり、厳重な警備で守られていた。
雇われた傭兵が数十人に対して、ISが2機が立っている。
恐らく敷地内にあの無人機がいる。
傭兵達は彼らだけ、ISに乗っている彼女らだけで話している。
一人の男がISがこちらに来ている事に気付く。
「おい、あれ…」
傭兵らとIS2機はこちらに銃を向けて警戒をする。
ISに乗っている女性一人が警告をする
「ISを解除して止まりなさい!」
すると、もう一人の女性が気付く
「…ねぇ、あの形状…山田真吾じゃ…?」
「何言ってるのよ、あいつはもう殺されたじゃない。」
「それは知ってるけど…あの4本腕は……」
「…確かに、でもあの時…」
彼女らは疑った。
あの時、無人機が確実に殺したはず。だが、目の前には多少色や大きさが違うが、あのISと同じ4本腕。
もう一人の女性に上層部へ連絡させる。
傭兵の男達が騒ぎ出した。
「おい、アレって…」
「嘘だろ、死んだはずじゃ…」
「アレ相手に戦うのは無理だろ!?」
「貴方達うるさいわよ!少し黙ってなさい!」
女性が声を荒げるが騒ぎは収まらない。
「どうするんだよ!?」
「あんな奴に勝てるわけねーだろ!」
上層部から連絡が来た
『無人機を送る、今すぐ抹殺せよ』
「っ!やるわよ!」
「またあの世に送り返してやるわ!」
二人は真吾に向け、撃ちだす。
真吾は真正面から受けに行く。
「死ね!死ね!死ね!」
「ちょっと貴方達もこ―――」
一人の女性が攻撃をしながら後ろにいる傭兵に加勢するよう言うが、なんの返事も無い。
振り返ってみると、傭兵の男達は既に居なかった。
「だから男は使えないのよ!」
その間にも真吾は近づいてくる。
「あれだけ攻撃を受けても何で無事なのよ!?」
「ちょっとまだ無人機は来ないの!?」
真吾は既に彼女らの目の前にいる。
そして
「…邪魔だ」
真吾はヴィヒター・シュラークで二人いっぺんに薙ぎ払う。
「「キャアアアアア!!」」
そのままISが解除され地面に倒れこむ。
二人の横を通り過ぎて門を破壊する。
真吾は敷地内に入り込む。
そこには以前よりは少ないが無人機がいた。
『まだこんなにいたんだ』
「まあ、リベンジマッチだな」
ヴィヒター・シュラークからヴィヒターに変える。
真吾はそのまま銃口を向けて撃ち、轟音が鳴り響く。
ヴィヒターを撃ち始め、数分で無人機は壊滅した。
「こんな奴らに殺されたのか…」
『まあ、状況が状況だったしな。しょうがないだろ』
「そうだが…今はいいか」
『だな、早く建物に入ってグチャっと終わらしちまえ』
「ああ」
真吾は建物の入り口を破壊し、中に入る。
建物内は誰も居ないように見えたが
『地下に反応があった、この真下だ』
「助かる」
真吾はブルーティッヒ・ファオストに戻し、足元を肘のスラスターを使って殴った。
数回殴ると、足元が崩れ始めた。
真吾はそのまま落ち、大きな空間に放り込まれた。
「…さてと、ゴミ共はどこだ?」
『前方にいるのがそうじゃ?』
よく見ると、真吾が殴り壊した瓦礫に何人か埋まっている。
「…まじかよ」
『どうするんだこれじゃあ全員潰せねーぞ』
ヴィヒターは不満そうだ。
そこで、真吾は考える。
瓦礫で埋まっているゴミ共を一旦助けて潰すという事を思いついたが、一度助けないといけないので却下。
残るは…
「その上から潰すぞ」
『おー!流石俺の主人だ!』
ヴィヒター大喜び
「全員の位置を教えてくれ」
『任せろ』
『1人目はココだ』
ドゴォォオオオン!
『2人目はココ』
ドガァァァン!
『3人目がココ』
ドォォオオン!
『んで、ラストがココ』
ドゴォォォオオオオオオン!!!
「よし、次は埋まってない奴だ」
『1人目がそこのババア』
グチャッ
『2人目がそいつ』
グシャ
『ラストがそれ』
「一応聞いておくか…おい」
「…」
「…おい、聞いてるのか」
『ダメだ、そいつ失神してる』
「はぁ…」
グシャリ
『母様から情報は貰ってるんだろ?』
「まあ、念の為の確認をしようとしただけだ」
『ふーん、じゃあ次は委員会の奴だな』
「ああ、とりあえずここを出るぞ」
真吾は壊した場所から外に出た。
『なんか呆気なかったな』
「そんなものだろ、次行くぞ」
真吾は次の目標まで飛ぶ。
真吾の襲撃は全世界のニュースになり、IS学園にも噂になっていた。
正体不明のISにより女権団体のトップらが殺され、次も何かしでかそうとしていると。
(もうすぐ逢える…)
新武装追加です!
リングの性能も判明しました!
ええ、凶悪ですとも。
パパは躊躇しないのです!(なのです!)
誤字脱字感想お待ちしております!