投稿が遅れてしまい申し訳ございませんでした。
実は、仕事で両腕を折る怪我をしてしまい、2ヶ月ほど入院しておりました。
そして、先日退院することができました。
まだ完治とはいかないものの、1,2週間に一回のペースで投稿していきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
真吾が戻ってきた頃には既に夏休みに入っていた。
生徒のほとんどは実家に帰省している為、学園内はとても静かになっていた。
「起きて、真吾君」
楯無はベットで寝ている真吾の身体を優しく揺する。
「「パパー起きてー」」
リーナとレーナも揺する。
「お兄ちゃん、朝だぞ」
ラウラも揺する。
真吾は目をゆっくり開ける。
「…おはよう」
真吾は4人の頭を優しく撫でてからベッドから出て顔を洗いに行った。戻ってくると、既にテーブルの上には朝食が乗っていた。
「はい、コーヒー」
楯無は真吾の分のコーヒーを淹れ、持ってきてくれた。
「ありがとう」
「どういたしまして♪」
コーヒーを受け取り、一口飲んでから椅子に座った。
「よし、じゃあ食べましょうか」
「「「「「いただきます」」」」」
朝食を食べ終え、真吾と楯無は食器を洗い、ラウラとリーナとレーナはぬいぐるみで遊んでいる。
真吾は今日の夕飯の事を考えながら洗ってたら
「もしかして今日の夕飯の事考えてた?」
「まあな…何にしようか迷ってるんだ」
「ふ~ん…あ、なら私に任せてくれないかしら?」
「いいのか?」
「当たり前じゃない♪」
「頼もしいな」
「ふふっ」
そう言っている間に食器を洗い終え、ラウラとリーナとレーナがいる、傍にあるイスに楯無と座り、三人の様子を見ていた。
すると、3人は真吾に気付き駆け寄ってきた。
「「パパー!」」
「お兄ちゃん!」
「ん?どうした?」
「だっこしてー」
「あ!リーナずるい!」
「お兄ちゃん!私にも!」
「あら、パパ大人気ね」
3人は両腕をバッ!と広げ真吾を待っている。
「しょうがないな…ほら!」
真吾はイスから立ち上がり、3人を抱きかかえた。
抱えられた3人は満面の笑みで笑い、楯無はその光景を微笑みながら見てた。
そして、楯無もイスから立ち上がり真吾に抱きついた。
「私も真吾君に抱きつきましょ♪」
久しぶりの平和な日を真吾は心から喜び、二度と家族と離れないと誓った。
「刀奈、今月は何か予定あるか…ってどうした」
真吾に抱きつきながら顔を上げる楯無の瞳は少し輝いた粒が見えた。
「ううん、幸せだなぁって思うと嬉しくて…」
「そうか…」
「うん…あ、予定よね、大丈夫よ?」
「わかった、ラウラは大丈夫か?」
「私は来月辺りに一度帰らなければならないが、それまでなら大丈夫だ」
「そうか、なら来週にお姉ちゃんも呼んで皆で動物園に行こうか」
そう言うと3人は大喜びだ。真吾はあの時の言葉が遺言とならなくてよかったと思っていた。
「それじゃあ私はお弁当ね♪」
楯無は嬉しそうな顔で弁当作りに買って出てくれた。
「楽しみだな」
そう言いながら生徒会室に向かう一行であった。
生徒会室―――
「刀奈、これ終わったぞ」
「ん、ありがと」
楯無の横で仕事をこなしている真吾は楯無の手伝いをしてた。
またソファにはリーナ、レーナ、ラウラ、簪、本音、虚さん、が座り各々の事をしていた。
「ふぅ、真吾君のお陰でもう終わったわ」
「いや、俺は簡単な事をやっただけだ、刀奈のはかなりめんどくさそうなのばかりじゃないか」
優しく刀奈の頭を撫でると、気持ちよさそうに目を細めた。
「ふふっ…やっぱり真吾君の手は落ち着くわね」
「それはなにより」
すると
「「「ぶー!」」」
リーナ、レーナ、ラウラが頬を膨らませこちらを見ていた。
「わかったわかった」
苦笑いをしながら3人の傍に行き頭を撫でたらとても満足した様子だった。
その様子を微笑みながら見ていた楯無は座っていたイスから立ち上がり真吾の隣まで来た。
「それじゃあ、そろそろお昼にしましょうか」
時間を見ると既に12時を回っていた。
楯無は今朝部屋を出る前に作った沢山のおにぎりや唐揚げ、卵焼きなどのおかずをお皿に移し、テーブルの上に出した。
「「ごはんー!」」
「もう食べてもいいのか?」
「虚ちゃんや、簪ちゃん達の分まであるからどんどん食べてね」
「お嬢様、ありがとうございます」
「ありがと、お姉ちゃん」
「かいちょーありがとー」
それぞれ空いた席に座り、食事を始めた。
「それにしても、本当に刀奈の料理がうまいな」
真吾は料理の感想を言いながら目線を下に向けていた。
それは、昼食を食べ終えたリーナ、レーナ、ラウラは真吾のももの間や膝の上で静かに寝ているからだ。
その為真吾は動けずにいた。
「ふふっ、本当に可愛いんだから」
その隣には楯無が座っており、紅茶を飲みながら微笑ましそうに見ていた。
ラウラの頬をプニプニしながら遊んでいる、本音と簪。
そして、リーナとレーナの頬をちゃっかりプニプニしている虚さんの顔は蕩けていた。
その後、寝ていた3人は超柔らかいマシュマロに挟まれるという夢を見たと盛り上がっていた。
夕方・自室―――
「本当に手伝わなくても大丈夫なのか?」
「ええ、この私に任せておきなさい♪」
えっへんと胸を張りながら言う楯無のおでこに真吾は優しくキスをした。
「っ!……もうっ…ずるいわよ…」
「頼もしい妻へのお礼だよ」
顔を真っ赤にし、恥ずかしそうにする楯無を見て真吾は微笑んだ。
楯無は恥ずかしそうにしながらも微笑みながら笑みを浮かべ
「そういってもらえて嬉しいわ」
そう言い、真吾の唇に自身の唇を重ねた。
リーナ、レーナ、ラウラが見ているとも知らずに。
誤字脱字感想お待ちしております!