「先程話しを聞きました。…貴方達は何をやっているんですか!?ここは食事をする場所で、喧嘩をする場所ではありません!特に上級生!子供みたいな事をして恥ずかしくないのですか!?何ですか!?フォークで刺すって!私の弟が何かしましたか!?」
「で、ですが!」
「ですがじゃありません!私の」
すると真耶の後ろから織斑先生が来た。
「落ち着け、山田先生」
「っ!わかりました…次は容赦しませんから」
そう言い、織斑先生の後ろに立つ。
「はぁ…まったくお前らは…織斑、山田は反省文だ」
「っな!?なんで俺もなんですか!」
「…お前らは暴力を振るったんだぞ?それもわからんのか?」
「違う!俺は守っただけだ!」
(まるで駄々を捏ねる子供だな)
「…お前らについては終りだ。教室に戻っておけ」
「…はい」
「リーナ、レーナ…行くぞ?」
二人は小さく頷き、歩きだす。
「さて、後はお前らだな」
ビクンッと身体が跳ねる上級生達
「お前らは、自室謹慎2週間と反省文100枚、懲罰メニューをして貰う」
「なっ!?」
「退学じゃないだけましだろう?さあ戻れ」
上級生達は絶望した顔で帰っていく。
「…真耶」
「情けないですね…真吾ちゃんにあんな事言っておいて…」
「仕方ないことだ、次がんばればいい」
「はい…」
放課後―――
束さんに連絡をする
『おー!しー君!どうしたんだい!』
相変わらずハイテンション
『少し話があってな…』
『いっ君の事だね?観てたからわかるよ!』
『…あいつの護衛は無理だ』
『確かにアレは酷かったねー。うん、わかった!いいよ!』
『助かる』
『うん、箒ちゃんだけ守ってくれさえしてくれば問題ナッシング!』
『大丈夫だ、スコール達は元気にしてるか?』
『してるよー!リーちゃんとレーちゃんに会いたがってるよ!』
『夏休みに戻るから、伝えといてくれ。じゃ』
『おっけーい!またねー!』
束さんは織斑一夏にあまり興味が無いようだ。
時は少し流れ―――
クラス対抗戦
アリーナには鳳の専用機[甲龍]と織斑一夏の専用機[白式]が睨み合う。
「今謝るなら少しくらい手加減してあげるわよ」
「そんなのいらねぇよ。全力で来い!」
どうやら何かあったようだ。
試合開始のブザーが鳴る。
その頃、本音、簪以外の生徒会メンバーは別室で試合を見ていた。
「真吾君はどちらが勝つと思う?」
「鳳だろうな」
「なるほどねー。あ、レーナちゃんここはこうするのよ。リーナちゃんここ間違ってるわよ」
楯無が勉強を教えていた。
「よし、試合でも見ながら少し休憩しましょうか」
「「はーい」」
その時だった
ズドオオオオォォォンッ!!!
突然大きな衝撃がアリーナに走った。
「「「「!?」」」」
アリーナの天井を突き破ってきたのは、謎のIS
「何よあれ…」
「…」
「真吾君に初めての仕事を与えるわね?私達は生徒の非難誘導をするからアレを撃破、もしくわ撃退して貰えないかしら?」
「そうするつもりだ…リーナとレーナを任せても?」
「ええ、大丈夫よ」
「ありがとう、じゃあ二人ともちゃんと言うこと聞くようにな?わかったか?」
「「…うん」」
小さく頷く
「心配するな、すぐ終わるさ」
そう言いアリーナに向かった。
「一夏ばかっ!ちゃんと狙いなさいよ!これで4回目じゃない!」
「狙ってるつーの!」
「もうどうするのよ!」
鳳と織斑一夏は作戦を立てて実行していたが上手くいかず、苦戦していた。
「どうすれば…!」
すると
「…邪魔だ」
ドゴオォォォン!!!
謎のISが黒く太い腕によって吹き飛ばされた
そうこれは
「何あのIS…」
鳳は真吾のISを初めて見た。
「し、真吾!?」
「…お前らは戻れ、ここからは俺の仕事だ」
「なに言ってるのよ!あんた一人で倒せるとでも!?」
「そうだぞ!ここは力を合わせて!」
「…いらん、戻れ。これは命令だ」
そう言い残し、謎のISの元に行く
向かっている間にもレーザーを撃ってくる。
それを避けながら近づき攻撃範囲内に入ると
ブルーティッヒ・ファオストで全力で殴る。
そして4本の腕で何度も何度も殴り、謎のISはボロボロにしていく。
だが普通の人間なら既に脳震盪を起こしていて戦える状態ではないはず。
それなのに、攻撃を返してくる。
(どういうことだ?)
考えながら殴る。
そしてわかった。
(こいつ無人機だな)
そして無人機を殴り上げ宙に浮かせると
前腕の右掌の砲口を上向きにする。
「終りだ…」
無人機の胸にくっ付く瞬間に超高密度圧縮熱線を零距離から放つ
無人機の胸を貫きアリーナ上空にそのまま抜ける。
無人機はそのまま崩れ落ちる。
「ちょっとあんた!なにやってるのよ!?」
「お前、あのISの操縦者を殺したんだぞ!?」
「…まだいたのか」
「お前殺したんだぞ!?なんとも思わないのか!?」
(こいつら気付いてないのか?)
「…あれは無人機だ」
「「無人機…!?」」
「…そうだ」
「あれが無人機じゃなかったらどうしてた気なの?」
「…同じだ」
「っ!お前はどうしてそう簡単に殺そうと出来る!?」
「…護りたい者の為だ。わからないのか?」
「じゃあその護る為に殺すことは必要なのか!?」
「…そんな考えだからいつまでも弱いんだ」
「弱くなんかねぇ!」
「一夏ァ!?」
「うおぉおおおおおお!」
そのまま突っ込み斬りかかってくる
「…いい加減世界を知れ、ガキ」
流れるようにカウンターを決める。
「がはっ!」
そのまま気絶し落下していくのを余所に戻る真吾。
生徒会室―――
生徒会メンバーは今回の事件の後始末をしていた。
本音とリーナとレーナはソファに座りながらお菓子を食べている。
簪も手伝ってくれている。
「真吾君を出して正解だったわ」
「何かあったのか?」
「ええ、実はね、アリーナの遮断シールドがレベル4に設定された挙句、観客席の出入り口全ての扉がロックされてね」
「あの無人機の仕業か」
「でも、真吾君のおかげですぐに解除されたわ」
「「パパかっこよかった!」」
「やっしーさっすがー!」
「そうか、ありがとうな」
三人を撫でる
虚さんが思い出したかのように
「撃破後になにやら揉めていたようですが、どうしたのですか?」
「最後?…ああ、アレか、あいつに弱いって言ったら突っ込んできた」
楯無は額に手を当て
「…自覚無しなのね、面倒な事になりそうだわ」
「何かしようとしてたのか?」
「ええ、今回の事件で織斑君を鍛えようと思うの」
「なるほどな」
「あの様子じゃ、お願いを受けて貰えなそうねぇ…」
(普通はお願いされる方だと思うんだが)
「なら実力で示せば簡単だ」
「そうね、それしかないわね。よし、これで終り!」
「それじゃあ、俺達は帰る。二人とも帰るよ」
「「はーい、ばいばーい!」」
笑顔で手を振る
「うん、またね!」
「ばいばーい」
「また明日」
それに答えるように楯無、本音、虚は手を振りかえす。
生徒会室を出て自室に戻る
部屋に入ってすぐに連絡する。
『真吾ちゃん?どうしたの?』
『明日の夜開いてる?』
『ちょっと待ってて…うん大丈夫だよ?』
『じゃあ明日、俺達の部屋で一緒にご飯食べよ?』
『もちろんいいよ!』
『ありがと、じゃあ仕事がんばってね』
『うん、ありがとう。じゃあね』
(明日が楽しみだ…)
時間を見ると少し夕飯の時間には早いが
「少し早いがご飯にするか?」
「「する!」」
「いい笑顔だ、じゃあ今日は一緒に作るか!」
こうして日常は戻っていく。
お気に入り130件超えてるぅううう!
ありがとうございます!
もう少し真耶をプンスカさせたかったけど…
俺にもっと力があれば…!
(思いつきませんでした。すみません)
けど、またどこかでプンスカさせます。
誤字脱字感想お待ちしています!