A smile of a goddess   作:御沢

27 / 95
26

「今日から5組の仲間になる、神無月ナナミ。第4小隊のプレイヤーだよ。1年生の時は、ヨーロッパ留学してたの」

 

「よろしくですわ、皆さん」

 

皆の前で、ペコペコ頭を下げるナナミ。

 

ご令嬢のくせに、謙虚なんだよなぁ。

 

「席は、ユノとハナコの間で、アラタとヒカルの前ね」

 

ナナミは、なんともまぁ美しい動きで、席に着く。

 

・・・でも、ナナミには悪いけど・・・

 

「ナナミ、ごめん。今から集会なの」

 

「そうなのですか?ならば、行きましょう」

 

皆が廊下へ出て、ユノとハルキが並ばせる。

 

私は、集会で演説しないとだからね、笑。

 

 

私の演説が終わって、理事長が出てくる。

 

シルバークレジットの発表だ。

 

「第5位、中等部2年、細野サクヤ」

 

ジェノックの列にいたサクヤが叫ぶ声が、生徒会役員の列まで聞こえた。

 

ちなみに私は、シルバークレジットのランキングには参加してない。

 

理事長いわく、“貴方は強すぎよ~。ミクは、ムー君よりもはるかに強いもの~”

 

・・・らしい、笑。

 

ちなみにムー君ってのは、ムラクのこと、爆笑。

 

 

教室へ帰る途中、サクヤはいろいろ言われてた。

 

よかったね、うん。

 

 

そして数学の授業中、ユノが尋ねる。

 

「先生!アラビスタ同盟から、誘いがあったって本当ですか?」

 

「・・・えぇ、本当よ」

 

そういえば、そんな話も生徒会の仕事中に、昨日したなぁ。

 

まぁ、忙しかったし、断っちゃったから、あまり考えてなかった。

 

しかも、LBX塚に行ったり、色々あったし。

 

でも、クラスはざわめく。

 

先生が断ったことを告げたら、さらにざわざわ。

 

 

昼食時間、第1、4小隊と一緒に食べながら話すのは、同盟のこと。

 

ナナミはまだ慣れないみたいで、黙りこくったまま。

 

・・・実はナナミ、一時帰国しただけだったり。

 

1ヶ月後くらいには、またヨーロッパにもどっちゃうんだって。

 

同盟を結ぶべきだという第4小隊(ナナミ以外)+ハルキとサクヤ。

 

アラタとナナミは微妙、ヒカルは信じられるのは自分だけだ、なんて言って、行っちゃった。

 

・・・ヒカル、過去に何かあったのかな?

 

予想だけど、何かありそう。

 

まぁ、突っ込まないほうがいいかな?

 

「じゃ、私も行くね~」

 

ヒカルの後を追うように、私も食堂から出た。

 

 

放課後、ジンさんのところへ行く。

 

「ジンさん、エルダーシティどうだった?」

 

「さすがだな、ジェノック」

 

そんな話をちょっとだけして、家へと帰る。

 

 

「まーた7時過ぎだ・・・」

 

カモメ公園の前を通ると、サクヤとリンコ。

 

しかも、何か植え込みみたいなところに、第4小隊(ナナミ以外)とアラタ。

 

「なーにやってんだか・・・」

 

5人のところへ行ってみる。

 

 

「アラタ、何してんの」

 

「ミク!ちょうどよかった!」

 

小声でアラタが言う。思わず私も、小声。

 

・・・なんか、悪いことしてるみたいじゃん、笑。

 

一通り事情をきく。

 

―――ちょっとあきれた、笑。

 

ま、気にならないわけないけど、笑。

 

 

・・・でもまぁ、結局ラボのことだった。

 

こ、こんなことじゃないかなー・・・って、思ってたんだよ!

 

5人は肩を落としてたり、2人の友情に感動したりして、ダック荘へと帰って行った。

 

 

翌日、ラボを使うことになったみたい。

 

サクヤ、ライディングアーマーの完成を目指すみたい。

 

ほかの小隊は、今まで占拠したところの警護、第4小隊は各地に散らばるみたい。

 

私はやっぱり見てるだけ。

 

「久々に、したいですー・・・怖いけど、したいです」

 

先生に言ってみると、盛大にため息はかれた、笑。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。