サクヤがラボ使用中、第1小隊は護衛にあたる。
ちゃんと協力して、守ってよ?
皆が完成を待ち望んでるんだから。
―――ライディングアーマーの。
ラボの設備はすごい。
性能も、チャリとロケットくらいの差がある。
半月かかる作業も、ラボだと数秒。
メカニックのあこがれなんだよね、ラボは。
そんなラボを譲るなんて、リンコ、すごい。
・・・でも、疑問がある。
譲ることくらい、メールでも伝えられたでしょ?
なんで会って伝えたんだろ?
あの子たちは、“告白”なんて騒いでたけど、満更でもなかったのかも。
きっとサクヤは、リンコが好きだと思う。
最後に言った“奇麗だ”って、リンことことかもしれないし、笑。
リンコもリンコで、サクヤに会いたかったんじゃないかな・・・?
もしかして・・・両思い?、笑。
―――なんて、ウォータイム中に考えることじゃないよね、笑。
頑張ってよ、皆。
でも、ロシウスが黙ってるわけもなく。
「敵発見!」
ヒカルが叫ぶ先には、ラージドロイド。
キラードロイドみたいな感じの奴。ロシウス独自が開発した化け物。
“ロシウス快進撃の立役者”なんて呼ばれる。
厄介なのが来たなぁ・・・。
「一個小隊だけでは無理そうね」
「そうですね」
先生がそういう。
「私が行ってきます」
そういって、ブリーフィングルームを出ようとした時だった。
「ッ!先生、右端、アップにしてくださいっ!」
先生が急いで大きくすると、そこには・・・
「ロシウスの機体・・・っ!」
「私は、こいつらを倒します!ラージドロイドは、第4小隊に!」
「わかったわ」
急いでコントロールポットルームへと向かう。
乗り込んで、急いでエルダーシティに。
第4小隊はもう来てくれていた。
―――でも、バル・スパロスは危険だし、オーヴェインなんかブレイクオーバーしちゃってた。
危険だ・・・。
そんなとき、ライディングアーマーが完成したみたい。
ヒカルがラボに入って、装着。
ラージドロイドを倒すことが出来た。
やっぱり凄いね・・・っ!
さぁ、此処からが私の出番かな。
「ラージドロイドが・・・」
「て、撤退だ!」
急いで撤退しようとする奴らの前にはばかる。
ローズエンジェルの初陣ね。
「そうはさせないよ」
「な、どこの機体だ!?」
「ジェノックだよ。それで、生徒会長の―――」
「お、大空ミク!」
顔は見えないけど、今、3人の顔は蒼白なんだろうなー。
「エルダーシティは渡さないからねっ!」
拳銃と刀を使いこなす―――間もなく、ブレイクオーバー、笑。
「簡単だったな・・・やっぱムラクくらいじゃないと、やりがいないよ」
コントロールポットから出る。
そして向かうのは、皆のいるブリーフィングルーム。
第1小隊のLBXは、ボロボロ。
でも、ラボがあるから大丈夫かな。
「お疲れ様っ!」
「あ、ミク!どこ行ってたんだよ?」
アラタに話しかけられたから、淡々と答える。
「エルダーシティだけど?」
『えぇ!?』
ほかの3人も加えた、第1小隊の反応が面白くって、思わず吹いた、笑。
・・・あ、そういえば・・・
もうすぐテストだ・・・。