フラッグに向かってると、目の前に敵出現。
でも、狙ってるのはジェノックじゃない。
もしかして、狙ってるのは・・・
そう思った時、上からやってきたのは、所属国不明のLBX。
―――バンデットだ。
目の前にあったロシウスのLBXも、ブレイクオーバー。
敵味方、お構いなしの戦い方だなぁ。
そんな中、リクヤのLBXに光線が・・・!
前に立ちふさがったのは、シン。
この様子じゃ、動けそうにないなぁ・・・。
このままじゃ、ブレイクオーバーか・・・
―――LOSTか。
一方の第1小隊は、そこそこ戦えてる。
でも、バンデットの方がちょっと上。
セカンドワールドもボロボロ。
第3小隊は、シンを残して前進。
この小隊って、そういう小隊。
利益を考える小隊。
―――他の小隊には、ちょっと理解しがたいかも。
そんな中、さらに発見。
「もしかして、第1小隊、誘い込まれてる・・・?」
地図とLBXの位置情報を見れば、すぐにわかる。
これは、バンデットの罠だ。
いてもたってもいられないよ・・・!
「先生・・・!」
「わかってるわ、行きなさい」
「はいっ!」
ブリーフィングルームを出て、全力疾走してコントロールポットルームへ。
戦いの状況は、CCMで見てる。
サクヤは“罠”だって気付いたようだけど・・・
それよりも・・・シンが・・・。
早くエスケープスタンスを取らないと・・・っ!
「シンっ!」
無意味だってわかってるけど、CCMに叫ぶ。
でも、そんな声届くはずなくて。
動けないシンのLBXに、バンデットのLBXが近づく。
そして―――
「シンッ!!」
―――無残にコアボックスを貫かれ、シンのLBXはLOSTしてしまった。
CCMの中で、爆発するLBX。
痛々しくて、目をそむける。
ねぇ、第3小隊・・・リクヤ・・・どんな気持ち?
リクヤに理由があるのは知ってるけど・・・お父さんのためだって知ってるけど・・・
悔しいよね?悲しいよね?
“仲間殺しの東郷リクヤ”
―――アラタ達に、そう思われても仕方がないかもだよ?
私は信じてるけど・・・アラタは・・・。
リクヤの戦いも、はじまるのかな・・・?
歯を食いしばって、CCMを切って、コントロールポットルームへ向かう。
すると、そこには・・・
「ミク」
「ムラク・・・もしかしなくても、だよね?」
「あぁ。ジェノックも、ロシウスも危ない」
私たちはうなずきあう。
仮想国は違えど、私たち、結構仲良しなんだから。中等部のトップ2なんだし。
「今は、敵味方言ってる場合じゃない」
「両国を救うんだ」
私たちは一緒にコントロールポットに乗り込み、叫ぶ。
『ウォータイム、開始ッ!』